【2024年更新】偕楽園臨時駅は、今年も盛大に営業します

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鉄道
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2024年の営業は2月10日から3月20日までです。
土休日のみの営業で、平日は全列車通過となります。

今年もJR常磐線赤塚ー水戸間の臨時駅「偕楽園」が土休日に営業します。2022年までの2年間は、偕楽園での梅まつりが中止になったり、縮小しての開催でしたが、偕楽園臨時駅はひっそりと営業を続けてきました。2024年は2023年に引き続き、盛大に営業できそうです。お久しぶりの方に向けての変更点としては、(1)偕楽園駅に営業キロが設定され、偕楽園駅までの乗車券を購入できるようになりました。(2)バスが乗り放題となる「水戸漫遊一日フリーきっぷ」もスマホのデジタルチケットとして入手可能となりました。下り方面のみの停車ですが、偕楽園へのアクセスが飛躍的に向上します。ぜひ水戸へ列車でお越しください。

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今年も偕楽園駅オープン

偕楽園臨時駅とは

毎年2月中旬から3月下旬にかけて、「水戸の梅まつり」が偕楽園で開催されます。

これにあわせて、偕楽園に隣接するJR常磐線の偕楽園臨時駅が土休日限定で開設されます。

地図で見ると分かりやすいのですが、水戸駅から偕楽園まで、普通の人では歩いては行けず、バスで15分ほど揺られて到着となります。

一方、JR常磐線は偕楽園と千波湖に挟まれたエリアを走行しています。

偕楽園に行くために東京から常磐線に乗っている場合、偕楽園のすぐ横を通り過ぎてから水戸駅に到着し、さらにバスで戻るという、歯がゆい展開になるのです。

そこで開設されるのが偕楽園臨時駅。下り方面のみではありますが、土休日のデータイム限定で下り列車が臨時停車します。特急「ひたち」「ときわ」も停車。

例年、東京方面から大勢のお客さんにお越しいただいております。

普通列車はもちろん、

特急ひたちや特急ときわも停車します。

近年の状況

近年はコロナの感染状況が厳しく、「水戸の梅まつり」も中止になったり、縮小しての開催となっていました。

そのうえ、地元でも偕楽園臨時駅の営業に関するアナウンスがほとんどありませんでした。

そのため、偕楽園臨時駅の営業もないのかなと頭をよぎりましたが、予定通りにひっそりと営業を続けてくれました。

駅でのお出迎えイベントなどはありませんでしたが、駅の利用自体は可能に。

もはや”やけくそ”とも思える「バス一日乗車券の100円販売」もされていましたが、今年はないようですね。

オトクなきっぷがデジタルで登場!

なお、前述のやけくそ100円券はないものの、定価(400円)でもオトクな企画乗車券ですので、活用してください。

同様の「水戸漫遊一日フリーきっぷ」がスマホのデジタル版としても登場していますよ。

※注意点もあるので気になる方は以下もチェックしておいてください。

偕楽園駅にまつわる話

せっかくですので、ちょっとマニアックな話として、私が知る限りでお伝えします。

運賃計算(下り)

2023年からは偕楽園駅までの乗車券を購入できるようになっています。初めてお越しの方は、本項目の件は特に気にせずお出かけください。

従来のシステムに慣れている人は注意してください。水戸までの乗車券を買ってしまうと、偕楽園駅で乗車券が回収となります。(東京からの場合は東京ー上野間を新幹線経由とすることで途中下車ができるようになりますが、偕楽園駅で区切った方が安くなります)

2022年までは、東京方面から下ってきて偕楽園駅で降りる場合、運賃計算上「水戸駅」として解釈されました。つまり、乗車駅から水戸駅までの運賃が必要だったということです。ICカード精算機もありますが、この機械も「水戸」として設定。

しかし、このままでは偕楽園ー水戸間の権利を放棄してしまうことになるため、偕楽園での精算時に「偕楽園ー水戸間を乗ることが出来る精算済証」を渡されました。偕楽園観光後に駅に戻れば、追加料金なしで水戸駅に行くことが出来るシステムでした。

この特例は2023年からは廃止になりました。

え~!と思うかもしれませんが、これは偕楽園駅に営業キロが設定されたためです。東京から偕楽園駅まで、これまでよりも安く行くことができます。気になる方は下記の記事をご覧ください。

上記記事でも触れておりますが、偕楽園駅は東京駅からギリギリ120kmを超えない「運賃計算上オトクな駅」となっています。鉄道利用は偕楽園駅までにして、偕楽園周辺の観光後はバスでの移動を活用すると幅が広がります。

運賃計算(上り)

偕楽園駅は下りホームしか設置されていません。

上りホームもつけてあげてよ…と思うかもしれませんが、反対側には歩道のない道路があるのです。

この道路は水戸駅方面・大工町方面・県庁方面・赤塚方面の道路が複雑に交わる道路の要所になっています。ホームの設置は構造上難しいのかもしれません。やってやれんことはないかもしれませんが…

そのような事情もあって、上り列車は1本も停車しませんが、運賃計算上は救済措置があります。

偕楽園→東京方面の乗車券をお持ちの場合は、偕楽園から下り列車に乗り、水戸駅で折り返し乗車することが許されています。(通常は折り返し乗車はNGですが、同区間はOKです)

水戸方面→偕楽園の乗車券をお持ちの場合は、水戸駅から上り列車に乗って偕楽園駅を通過して赤塚駅まで行き、同駅で折り返すことが許されています。

手間も時間もかかりますが、運賃の面では心配ありませんね。

上記の写真は2021年の2月下旬ころに偕楽園臨時駅に入線してきた特急「ひたち」の様子。散歩中に見かけたのですが、座席の利用率がかなり高いことに気づきます。この列車は仙台行きのひたち13号で、撮影日時点では地震による東北新幹線の不通が続いていた影響で、特別に利用が多かったものと考えられます。

…と書いていたら、2022年にも地震が起きてしまい、最終週(3/26-27)では同じような光景が広がることになってしまいましたが…2023年以降は起きないことを祈っています。

変わり種の臨時列車も運行

偕楽園駅が開設される時期には、各地から珍しい臨時列車が運行されます。

鉄道マニアをびっくりさせたのは「水戸偕楽園号」という列車。

この列車は、仙台→水戸間で臨時で運行される特急「ひたち92号」について、水戸到着後に「快速水戸偕楽園号の水戸行き」として、水戸→赤塚(折り返しの運転停車)→偕楽園→水戸と延長運転するものです。

快速水戸偕楽園号の発車時刻に合わせて水戸駅に行くと、「偕楽園行き」という表示で案内されていました。

謎の回生失効

電車には回生ブレーキという設備が備わっています。走行しているエネルギーを電気に変えて架線に戻すエコなシステムですが、状況により回生ブレーキが利かなくなることがあり、これを回生失効と呼びます。

私も詳しくないのですが、なぜか偕楽園停車時には100%回生失効します。乗車機会がある方は、ぜひモハに乗って確かめてみてください。

5両編成が増えるよ

偕楽園臨時駅は昼間に開設されます。しかし、2022年3月12日のダイヤ改正後からはデータイムの勝田ー土浦間はグリーン車なしの5両編成での運転となります。

なお、観光を終えた多くのお客さんが5両編成に集中するので、最後尾車両などはかなり混みあうこともあります。

水戸駅までは1-2分程度なので混雑は我慢できますが、本数が少ないのでくれぐれも乗り遅れないように。

午前中1本目と夕方3本のみグリーン車付きの普通列車で運行となります。2023年3月18日のダイヤ改正以降は、午前中の1本すら消滅し、事実上普通列車グリーン車で向かうことができなくなります。下記記事を参考に無駄なグリーン券を買わないようにご注意ください。

せっかくなので地元でも使いましょう

今年はアフターコロナに向けた世の中の情勢もあり、東京方面からの利用も見込めるでしょう。

とはいえ、せっかく営業をしてくれている期間限定の臨時駅。

地元の私たちも、たまには使ってみませんか?

水戸駅よりも偕楽園駅の方が便利なスポットとして、下記が挙げられます。行く機会ないでしょうか。

  • 偕楽園
  • 常磐神社
  • 千波湖
  • 京成百貨店(※迷うかも)
  • 千波公園
  • 少年の森

下2つは遊具のある公園なので、子ども連れで電車で出かけてみるというのも一案かもしれませんね。

まとめ

2023年も偕楽園臨時駅は営業します。

偕楽園での梅まつりも順次開催予定。駅でのお出迎えは近年控えめでしたが、今年は盛大にやってくれるでしょう。

地元の私たちも、近くに行く機会があれば積極的に利用してみましょう。

水戸の梅まつり
>> こちら

ではまた

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