【特急踊り子】景色のいい区間とオススメ座席のご紹介(海側A席、見どころは小田原から)

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鉄道
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東京から伊豆方面へ向かう特急踊り子は、特に小田原ー湯河原間と片瀬白田ー伊豆稲取間で最高の絶景スポットを迎えます。東京から乗ると飽きてしまって眠りに落ちる頃ですが、それはもったいない。小田原で目を覚ましてスタンバイしましょう。最前列座席に座ってみた様子とともにお伝えします。ちなみに、特急踊り子に使用されるE257系電車の海側座席は「A席」です。座席から海を見たい人はA席を取るべきですが、大人気です。窓枠のない席もご紹介します。

この記事では、特急踊り子号に乗車する方に向けて、
・景色がいい区間
・海側の座席番号
・窓枠のない座席番号
などが伝わるように執筆しております。

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特急踊り子とは

特急踊り子は、東京や新宿と熱海、伊東、伊豆急下田方面を結ぶ特急列車です。

かつて185系という国鉄型の特急列車が走っていたことで話題を呼びましたが、今ではE257系という車両が走っています。

首都圏から伊豆に向かうということもあって、海沿いの気持ちのよい区間を走ることでも有名。気楽な週末旅行にもってこいの列車です。

沿線の景色のいい区間

小田原から西が見どころです

伊豆をめざす特急踊り子が走る海沿いの中で、特にきれいな景色を楽しめる区間をご紹介します。

大雑把に言うと、東京から乗ったみなさんが眠くなってくる頃に景色が本気を出してきます。

(注)すぐに寝なくてもいいです(列車の中では寝ないで楽しむのが一番です)

さぁ、とりあえず乗っていきましょう。

E257系の席に着席した時の車内の雰囲気はこんな感じです。

その気になってきましたね!(旅行行きたい…)

とりあえず写真を載せていきますね。まずは、

あっ、間違えました。とりあえず腹ごしらえを。

こちらは東京駅構内のグランスタで売っている浅草今半の牛肉弁当です。ちょっと高い(1,296円)ですが、とってもおいしいので旅のお供にどうぞ。

小田原ー湯河原間

一区間目は小田原から湯河原の間です。

とりあえず進行方向右側にこの車両が見えたら起きましょう。

同区間で特におすすめなのは早川から根府川にかけての区間です。

早川と根府川のダブルリバーと覚えておけばOK。

大海原が見えてくると…

大海原のきれいな景色を風ですぐ止まる西湘バイパスが遮ってくれます…と言うと嫌な感じがしますが、私はこれもギャップがあって好きなのでご紹介しました。

その後、

断崖絶壁の東海道線から果てしなく広がる青い海!心行くまでとは言えませんが、数分間ご堪能いただけますよ。

敢えて写真に鉄道設備を映り込ませてしまうのもアリですね

その後、根府川という駅を通ります。ここは海から最も近い駅としても知られています。

まぁ、海から近い駅は他にもあるんですけど、景色がいいことは確かです。

根府川を過ぎると、真鶴・湯河原に向けて町並みと海を見ながら進みます。

長いトンネルを抜ければ熱海に到着。

熱海から先は伊東線に入りますが、伊東線内はトンネルが多いので、お疲れであれば少しお休みしてもOKです。

片瀬白田ー伊豆稲取間

伊豆急行線に入ってしばらくすると2回目のビュースポットが訪れます。

片瀬白田を過ぎたらスタンバイ!(特急は通過するので、分からなければ伊豆熱川からスタンバイです)

片瀬白田ー伊豆稲取間は最も海に近いところを走ります

ポスターにも使用される定番区間で、天気が良ければ伊豆の島々を拝むことができますよ。

これはほぼ海水浴。

写真が上手く撮れませんが、この程度の天気でも肉眼では伊豆大島を確認できました。

同区間では車掌さんが景色がいいと案内放送してくれることが多いです。特急列車はもちろん、伊豆急行線内を走る普通列車でも案内してくれます。伊豆急行線最大の見どころです。

その後「黒根トンネル」という全長1.3kmのトンネルに入ります。

景色は楽しめませんので、浜辺を走る時間はあっという間です。

寝て見過ごすことにないように気を付けましょう。

景色が良いのはA席です

代表的な2区間を紹介しましたが、それ以外も見所の連続。特急踊り子の旅は忙しいですよ。

海側の座席はA席

ここまでくると「海側の座席を指定したい」と思いますよね。

それなら上り/下りにかかわらずA席を指定してください。海側の席になります。

ただですね、みんな考えることは同じ…

車体が傾くんじゃないかというほど海側に予約が集中します。

海側を取りたいのであればお早めに

なお、きっぷの乗車変更は1回までですが、同一列車内の座席変更は回数に含まれませんので、山側を発券済みでどうしても海側がいいという場合は、こまめにチェックすることをお勧めします。

えきねっとで受け取り前(またはチケットレス特急券利用)であれば、列車が変わっても変更無制限ですし、座席変更のみであれば(金額が変わらないことが明らかなので)決済画面をスルーできます。

景色を楽しむなら「窓枠ない」席を

撮影などでこまめに席を立つ予定がないのであれば、席から大きな景色を楽しめる「窓枠なし」の席を取りたいですよね。

E257系の窓は2列で1セットになっています。

基本的には東京側の車端部から2列ごとになります。

よって、原則として

  • 下り方面:偶数席番
  • 上り方面:奇数席番

を取れば、窓枠がない席となります。

ただし、東京側の先頭車両など、一部の車両は上記と逆転します。

撮影なら最前列をお勧めします

景色を撮影することを第一に座席指定するなら最前列をお勧めします。

なぜなら、すぐにデッキに出ることができるから。

写真を撮るスポットも多いと思いますが、撮るたびに音がカメラから鳴りますよね。お休みの人も多いですから、ここは気を遣うところ。

特に気合いをいれて景色を楽しみたい区間ではデッキに出てしまうのもありですよ。

最前列のテーブルはこんな感じ。

特急「ひたち」や「あずさ」の最前列に設置されているような大型テーブルではありませんが、ちょっとした小物を置くには十分。

しかも、この大きさのテーブルであれば、窓側から通路側に出るのも苦労しません

何度も席を立つのであれば、最前列の一択ですね。

ちなみに、

特急踊り子に使われているE257系車両はデッキもきれいに作られています。

ただ難点がひとつ。そこらじゅうに鏡かあるので、自分の気持ち悪い顔が目障りです。

あぁ~みなさんはイケメンでしたねすみませんいいですね~。

おまけ)神奈川と静岡の県境は?

さて、あまり知られていない小ネタをひとつ。

東海道線で神奈川県から静岡県に入るのはどこでしょうか?

正解は湯河原ー熱海間なのですが、多くの人が「トンネル内で県境を跨ぐ」と思っています。

でも実際は、

湯河原駅を出てすぐに渡る、この小さい川が県境です。ここが関東と東海の境目です。

一瞬で渡ってしまうので要注意。

まとめ

東海道線・伊東線・伊豆急行線の特急「踊り子」に乗車し、以下の知見を得ました。

  • 海側はA席
  • 海側に人気が集中する
  • デッキに出やすい最前列席もおすすめ
  • 最前列席のテーブルは小さめ
  • どこに座っても「小田原で起きろ」
  • 早川~根府川間は景色がいい
  • 片瀬白田~伊豆稲取間も景色がいい
  • 神奈川と静岡の県境には川が流れる

ではまた。

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