E353系最前列座席利用、混雑無縁の特急富士回遊に乗車。みどころをレポート。

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遊園地

新宿と河口湖を結ぶ特急富士回遊は外国人観光客から人気が高く、満席を越えてデッキ通路まで人が溢れることもありましたが、今なら空いていますよ。富士急行線内をゆっくり走るE353系の旅を楽しみましょう。

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富士回遊はこんな電車

富士回遊はJR東日本と富士急行が運行する特急列車です。

使われている車両は中央線特急のE353系。

運行区間など

新宿ー河口湖間を基本とする運行体系になっています。一部の列車は千葉始発となっております。

列車名新宿発河口湖着備考
富士回遊3号07300923千葉0638発
富士回遊7号08301025
富士回遊11号09301125
2021年9月現在
列車名河口湖発新宿着備考
富士回遊36号15031658
富士回遊44号16511843
富士回遊48号17361927
2021年9月現在

富士回遊は3両編成です。

9両編成の「あずさ」「かいじ」と連結して運行され、大月駅で切り離し・連結が行われています。富士回遊の列車号数は連結先の数字に合わされているため、連続していません。

特急料金の計算

富士回遊の特急券はJR東日本と富士急行で別々に計算され、合算します。

JR東日本区間は、新宿・立川ー大月間が1020円、八王子ー大月間が760円。

富士急行区間は、一律で600円です。(※都留文化大学駅を利用する場合は400円)

よって、新宿ー河口湖間を乗り通すと1620円となります。

えきねっとチケットレス割引の対象で100円引きとなりますが、JRE POINTを用いたチケットレス特急券はJR線区間のみが対象となるため、富士急行区間を含む場合は取り扱いがございません。

少しでも特急料金を節約したい場合は、新宿ー八王子間を普通列車で移動するのが効率的です。八王子ー大月間を普通列車で行こうとすると高尾での乗り換えとなる場合が多いほか、特急列車の通過待ちが生じるため、同区間は特急で抜けるのが吉です。

普段の富士回遊は大混雑です

満席がデフォルト

外国人観光客に大人気の富士河口湖エリア。日本一の絶叫スポット「富士急ハイランド」も沿線にあり、ただでさえ需要は大きいため、新宿から直通できる特急列車として富士回遊は大人気。

しかし、富士急行線に乗り入れることのできる両数には制限があり、中央線特急に使われているE353系の基本編成(9両)は入ることができません。

よって、富士回遊には付属編成(3両)が充当されますが、限られる席数のため指定席は早期に完売し、デッキや通路まで乗客がぎっしり詰まることも珍しくありませんでした。

普段の富士回遊はパスする勇気が必要

デッキや通路に立ったとしても特急料金は同額必要です。

しかも富士急行線内での緩急接続はありませんので、混雑して不快な時間を過ごすのであれば、特急に乗るメリットはなくなります。

せっかくの快適な旅が台無し。通路に立ちっぱなしで行く富士急行線の旅に旅情の欠片もありません。

指定席が取れないのであれば新宿ー大月間は別列車を手配し、大月ー河口湖間を普通列車で移動するのがおすすめ。

しかし…今は違います。

今はガラガラです

2020年以降、外国人観光客が激減し、富士回遊にも平穏が訪れています。

GoToトラベルが実施されていた時期は富士急ハイランドツアー関連で満席が続きましたが、今はそれもありません。

ふと思い立ったときに、座席が選び放題の快適な富士回遊の旅を楽しむことができますよ。

富士回遊の最前列席に乗ってみた

下記の上り列車のレビューとなります。下り列車の場合は順序が逆になります。
列車:富士回遊44号
区間:富士急ハイランド→新宿
座席:3号車1番A席

選びたい放題の富士回遊。

私が乗車した2021年9月の最終週は、乗車率が50%を下回っていました。

せっかくなので、特急ひたちでお気に入りの「最前列席」を富士回遊でも取ってみました。

補給は「富士急ハイランド」

余談ですがお付き合いください。

実は沿線の「富士急ハイランド」には無料で入園できるんです。

しかも、パークの中にスタバが入店していて、富士急行の旅の貴重な補給スポットになります。

筆者もここでカフェミストを購入。

アトラクションには目もくれずに駅に戻って富士回遊を待つことに。

富士回遊の最前列

最前列のシートに腰掛けます。

最前列だと窓枠がついてきてしまいますが、これは仕方がありません。

一方、他の座席にはないほど大きいテーブルが設けられていて、大きめの荷物も目の前に置き放題です。

ド・ドドンパ乗りたいんです。

また、通常は足元に備えられているコンセントも、最前列では座面横に配置されているので、スマホ充電中にコードが邪魔になりません。

白を貴重とした車内。旅の始まりを「元気に」、旅の終わりを「安らかに」過ごせる感じ。私は好きですね。

大きなトイレもあります

付属編成の車内にも、車椅子対応のトイレが設置されています。

お体の不自由な方はもちろん、お子様連れの場合にも重宝しますよね。

この巨大トイレは2号車と3号車の間にありますので、使用予定のある場合には3号車の2号車寄りを確保するとよいかと思います。(2号車の3号車寄りは車いす用の座席のためにブロックされていることが多いです)

デッキから客室に繋がる通路もかっこいいですね。

みどころポイント

富士山駅でスイッチバック

かつて「富士吉田」という名前だった富士急行の拠点駅。

今では「富士山」という駅名に変わっています。

ここは行き止まりの駅になっていて、各列車が折り返し運転をしています。

ちょっと短い間ですが、富士山駅の駅名標をバックに写真を撮ることも可能ですよ。

富士急行線内をゆっくり走る

富士急行線の旅は急ぎません。

JR東日本の看板特急E353系はスピード重視の車両ですが、富士急行線内ではのんびり走ります。

線路を刻む「ガタンゴトン」という音色(ジョイント音といいます)も富士急行線なら楽しめます。

シートに身を任せて外をぼーっと眺める贅沢な時間を過ごすのが正解でしょう。

大月で連結する

前述のように、富士回遊は中央線方面の特急列車と大月で切り離し・連結します。

特に上り列車においては、富士回遊側が時間に余裕を持って大月駅に到着するので、一回ホームに出て連結シーンを楽しむのもありでしょう。

特に小さいお子さんがいらっしゃる場合、狭い車内で長時間我慢するのも大変ですよね。大月での連結作業時間は貴重な「解放時間」となります。ホームに出て外の空気を思いっきり吸わせてあげましょう。

中央線での本気走り

富士急行線を抜けて、あずさ・かいじと連結したあとは高速で新宿をめざします。

大月から先はE353系本来の性能を十分に発揮した本気走りになります。

両極端なE353系の様子を楽しめるのも富士回遊の醍醐味だったりします。

高速走行のまま連続的にトンネルに入る区間です。耳がキーンとなりますので、小さいお子さまをお連れの場合は飲み物の準備を。

まとめ

混雑無縁のガラガラ特急「富士回遊」に乗車し、以下の知見を得ました。

  • 乗るなら外国人観光客のいない今がチャンス
  • 富士急行線内をのんびり移動
  • 大月での連結作業時間は貴重なリフレッシュタイム
  • 富士急ハイランドは無料で入れる

ではまた。

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