【グリーン車切り離し】常磐線の新ダイヤに潜むワナに注意【沿線民は影響小】

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鉄道

2022年3月12日のダイヤ改正で、常磐線の土浦以北は日中時間帯5両編成化が実施されます。土浦駅でグリーン車を含む10両編成側が切り離される列車が3倍増となりましたので気を付けましょう。グリーン券を買って無駄にしないよう、賢く旅行しましょう。土浦以北に住んでいる人にとっては、実は影響が小さく、過度に心配する必要はなさそうです。

この記事では、土浦ー勝田間の常磐線新ダイヤについて記載しています。題目にある「グリーン車切り離し」が問題となるのは、首都圏から茨城県をめざす旅行者が気を付けるべき点で、「旅行者には厳しいダイヤ-下り方面(要注意!)」の項目に記載しておりますが、お時間に余裕があれば最初の項目からお読みいただいた方が分かりやすいと思いますので、ご検討ください。

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2022年3月の常磐線ダイヤ改正

土浦以北に衝撃が走った

「お会計1,204円になります」

2月25日の夕方、水戸駅に隣接する書店でわずか5分の間に3回は聞いたこのフレーズ。実はみなさん、この日に発売となった大型のJR時刻表をお買い上げになっていたのです。

それもそのはず、水戸駅を含む土浦ー勝田間の常磐線利用者にとっては衝撃のダイヤ改正が実施されたのです。さすがに今回だけは看過できないのでしょう。

衝撃の理由はこれ。

ご利用状況に合わせて、日中時間帯の土浦から水戸・いわき方面の普通列車の編成両数を見直します。

うんうん、なるほどね。10両が8両になるんでしょ?とか、そういう首都圏でありがちな次元ではないの。なんとこれ…

  • 日中時間帯に上野~水戸・勝田間を走破する普通列車がゼロになる
  • 土浦~水戸・勝田間は折り返し運転となる
  • 折り返し運転の列車は5両編成
  • グリーン車なし

土浦~勝田間を5両編成の折り返し運転とすることが発表されました。特に、

  • 土浦駅で乗り換えをしなければならない
  • グリーン車が使えない

という点が大きなマイナスでした。

しかも、発表時の時刻表はチョイ出しで全容が見えない…

どん底に落とされた土浦以北民…

その一人である私も、この発表から3日間くらいは真面目に不眠症になりました。それくらいどん底だった。

同じ気持ちの人は多かったのでしょう。新ダイヤ掲載の時刻表が発売されると同時に飛びつくのにも無理はありません。

千波湖畔を行くE531系5両編成

5両編成化される時刻

飛びついたのは私も同じで、具体的なダイヤを見てみると…なるほど。なるほど。

下記の列車が5両編成(グリーン車なし)となります
水戸発上り:1035~1500の10本
土浦発下り:0913~1448の12本

ざっくりいうとこんな感じ。9時~15時の間で上下合わせて22本がグリーン車なしの5両編成化となります。

お~、前評判通り、大胆にやってくれましたねぇ。とほほ。

とは思ったのですが、よ~く見てみると…あれれ??

土浦以北の住民は影響小

土浦以北の私たち、気を落とさずに過ごしましょう。

実はこれ、土浦以北に住んでいる人にはあまり影響がないな…というのが正直な感想。

JR東日本の味方につくわけではありませんが、ちゃんと考えられています。

あまり影響がないというのはグリーン車利用に関する観点です。5両編成化による混雑は避けられませんので、その点は誤解なきようお願い致します。

上り方面

土浦以北の人が東京方面に行くとき、どんなに朝寝坊しても、多くのケースでは10時までには出発します。

よって、利用が見込まれる時間帯にはグリーン車付き10両編成がやってきてくれる状況に変わりはありません。

おまけに、水戸08:13発の普通列車が土浦09:00発の特別快速に2分接続するようになるので、むしろ今までよりも便利になっている側面すらあるのです。

上り初電に充当されるE531系基本編成(今後も見られます)

下り方面

下りも優しい。

土浦以北の人が東京方面から帰ってくるのは夕方以降ですが、上野13:52以降の水戸方面行き列車はすべてグリーン車付き10両編成です。

これはもう、十分すぎる対応です。

これまで通り、夕方(というか昼過ぎ)には乗り換えなしで全区間グリーン車を利用できることになります。

ありがたやありがたや。

夕暮れ時の内原駅に停車中のE531系基本編成(今後も見られます)

旅行者には厳しいダイヤ

茨城方面への旅行者は、グリーン券の取り扱いに気を付けて

一方で、茨城方面に常磐線で向かう旅行者にとっては、非常に厳しいダイヤとなっています。

下り方面(要注意!)

旅行で向かうのであれば、朝早くに出発して常磐線を下ることになりますが、ここで注意。

水戸までグリーン車を使えるのは上野07:25が最終(以降13:52までない)です。

さすがにこの列車を捕まえるのは難易度が高く、言い換えれば、往路はグリーン車を使うことができないと考えてもらった方がいいのです。これは痛手です。旅行者にとっても、迎え入れる自治体にとっても。

また、気を付けてほしいのは、水戸方面行列車であっても、グリーン車が切り離される運用が3本もある、という点。

上野08:14発、08:47発、09:53発の列車は、いずれも行き先が「勝田」になっています。しかし、これらの列車が勝田まで行くのは、11-15号車の5両のみであり、グリーン車を含む10両編成は土浦で切り離しとなります。

つまり、水戸方面までグリーン券を買ったとしても、土浦以北は権利放棄となるため、もったいないことになります。

偕楽園駅に停車するE531系基本編成は1本だけになります

これまでも1日1本だけ、このような運用がありましたが、これが3倍増となります。気をつけてくださいね。

上り方面

旅行帰りに常磐線を上るのであれば、水戸15:31以降であればグリーン車付き10両編成の列車が来るので便利でしょう。

詳しい列車運用はわかっておりませんが、上り方面には土浦で10両編成と連結する5両編成の列車は設定されていないようです。

上り方面に限れば、旅行者もあまり影響を受けなさそうですね。

使用車両は?

そういえばみなさん、土浦~勝田間の使用車両はE531系だと思い込んでいませんか?

もしかしたらこれが来るんじゃないか?という声も聞こえてきています。

これはE501系と呼ばれる、全車両ロングシートの車両です。

過去に「水戸線をすべて4ドア化します」とアナウンスしてE531系が来ると思い込ませ、ふたを開けたら全部E501系だったという事件がありましたが…

今回は、その可能性は極めて低いと思います。

今回の5両編成化は、土浦ー勝田間のワンマン運転開始を見据えた布石とも考えられていて、そうであればE531系を運用するのが理にかなっているのです。

また、土浦駅での分割併合を伴う車両繰りの都合などを考えると、E501系を土浦に送り込む理由はどこにも見当たらないんですね。

ということで、やってくる車両はE531系で間違いないでしょう。

まとめ

2022年3月に実施されるダイヤ改正後の常磐線新ダイヤについて、特に土浦以北に着目して、以下の知見と生きる希望を得ました。

  • 日中時間帯はグリーン車なしの5両編成化
  • 被害直撃と思われた地元民への影響は小さい
  • 首都圏から茨城方面への旅行者への影響は甚大
  • 土浦でのグリーン車切り離し運用が1日3本に増える
  • グリーン券購入時は区間に注意

減便が余儀なくされるご時世ですが、地元民としては難局クリアといったところか。

今後のさらなる改悪は避けたいのですが、人口減少&コロナ禍で厳しいとも予想されます。

ではまた。

編集後記
我が家では、途中駅でグリーン車付きの編成が切り離されることを「草刈り」と言って警戒しています。土浦駅を12時過ぎに出る場合に限って気を付ければよかった「草刈り」ですが、滅多にその時間に乗らないことからうっかりグリーン券を発券して後悔することも…。これからは草刈りが朝方に大量発生します。旅行者のみなさんが巻き込まれそうな時間帯。お気を付けてお越しください。

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