日本三名園の一つ「水戸の偕楽園」へは、公共交通機関でアクセスできます。JR水戸駅からバスで行くことができるのですが、そのルートが多岐にわたります。ご希望に合わせて選択してください。なお、どの選択肢を選ぶにしても「水戸漫遊一日フリーきっぷ」を購入することをお勧めします。あとは気の向くままにどうぞ。
偕楽園周辺のバス停まとめ
偕楽園へはメジャーな行き方が3つあります。そのうちの2つは茨城交通バスを使う方法、もう1つは関鉄バスを使う方法です。どれを使っても偕楽園にたどり着くことが出来ますが、降りるバス停が全く異なる場所になります。

私のオススメは「表門ルート」、便利なのは「関鉄ルート」です。
茨城交通バスを使う方法
茨城交通バスを使う場合は、水戸駅北口4番のりばから「大工町・歴史館・偕楽園」と書かれているバスに乗りましょう。

午前中に水戸駅を発車する便は「弘道館」を経由する遠回りルートですが、水戸市内の観光もできるのでオススメです。
偕楽園に向かう場合は、「好文亭表門入口」か「偕楽園・常盤神社前」で降りてください。
好文亭表門入口利用を「表門ルート」、偕楽園・常盤神社前利用を「常盤神社前ルート」と書きます。
表門ルート
バス停から偕楽園までのルート
徒歩:約8分(ゆっくり)
坂道:なし
砂利:なし
私がオススメしているこのルートは、ちょっと道が難しいので写真付きでご案内いたします。
好文亭表門入口バス停で降りましょう。整理券と240円(現金)投入か水戸漫遊一日フリーきっぷの提示で下車します。

一方通行路にバス停が設置されています。バスを降りたら、そのまま車の進行方向に歩いて進みましょう。

しばらくすると「好文亭表門→」という看板が見えてきますので、ここでバス通りから離れます。

このような道を3分ほど歩いていくと、

偕楽園の表門に到着です。
表門は「正門」ですので、ここから入るのが本来の楽しみ方です。もちろん、どこから入っても楽しめますけどね。

常盤神社前ルート
バス停から偕楽園までのルート
徒歩:約5分(ゆっくり)
坂道:なし
砂利:あり
このルートは簡単なので文字情報のみで失礼します。
偕楽園・常盤神社前で降りたら、駐車場の中を進み、常盤神社に向かって歩いてください。
砂利道です。
常盤神社の前を通り過ぎると偕楽園の東門に至ります。

関鉄バスを使うルート
バス停から偕楽園までのルート
徒歩:約5分(ゆっくり)
坂道:あり
砂利:なし
最も簡単で早いルートですが、バス停から偕楽園のゲートまで高低差があります。
関鉄バスを使う場合は、水戸駅北口6番のりばから「偕楽園」と書かれているバスに乗りましょう。

途中「偕楽園入口」というバス停を通りますが、降りるのは終点の「偕楽園」でOKです。
運賃は240円で、Suica/PASMO使用可能です。もちろん水戸漫遊一日フリーきっぷも使えます。
偕楽園バス停で降りたら、

写真左奥のスロープを上がるか、この写真の右側にある常盤神社に繋がる階段を上がりましょう。
余談ですが、健脚な鉄オタは階段ルートへどうぞ。運が良ければ

千波湖をバックに偕楽園駅を通過する常磐線列車を拝むことが出来ますよ。
階段を上がったら左手に進むと

東門に到着です。
オススメ乗車券
この記事でご案内している路線バスは、すべて「水戸漫遊一日フリーきっぷ」の範囲内となります。
400円で乗り放題、会社をまたいで利用可能。同区間内の一般路線バス(高速バスを除く)は全部利用できます。
水戸駅ー偕楽園間は片道240円なので、往復するだけで元が取れます。
さらに、偕楽園の入園料が300→230円に割引されます。
バスで行き来するのであれば、何も考えずに買ってください。

ちなみにこの乗車券にはスマホで買えるデジタル版も存在します。
きっぷを買っている時間がなかったり、操作に自信がある方はデジタル版が便利です。
梅まつり期間中は「偕楽園駅」利用可
2月中旬から3月下旬にかけては、JR常磐線の偕楽園駅がオープンします。
この場合は、偕楽園駅利用が最も便利です。
偕楽園駅は、関鉄バスの偕楽園バス停の目の前に位置しています。

東京方面からの特急列車も停車します。
なお、東京方面から偕楽園駅を利用する場合、乗車券は水戸駅まで購入することになっています。
その代わりに、偕楽園駅で下車した際に受け取ることが出来る精算済証で、後続の列車を利用して水戸駅まで追加運賃なしで行くことが出来ます。

まとめ
偕楽園への公共交通機関でのアクセスは簡単です。
- 水戸駅北口からバスに乗れ
- 4番のりばから茨城交通「歴史館・偕楽園」行き
- 6番乗り場から関鉄バス「偕楽園」行き
- オススメは好文亭表門入口ルート
- 手っ取り早いのは関鉄バス偕楽園ルート
- 梅まつり期間中は偕楽園駅も利用可能
偕楽園
>> こちら
偕楽園駅の豆知識(昨年の様子とともに)
>> こちら
ではまた。