スポンサーリンク

青春18きっぷを用いた津軽海峡越えに関する考察

鉄道
SONY DSC

本記事中の時刻は2020年11月現在のダイヤで示しています。

青春18きっぷで北海道に渡るのって大変だよね。
青森から函館まで、何時間もかけて行かないといけないの?

とおっしゃる方に謹んで同情するとともに、新幹線の割引きっぷ「えきねっとトクだ値スペシャル」(いわゆる半額新幹線)を活用したご提案をいたします。

スポンサーリンク

津軽海峡のいま

「18キッパー」最大級の壁

かつて快速「海峡」で結ばれていた青森ー函館間が北海道新幹線で結ばれ、迅速な移動ができるようになりました。

しかし、青春18きっぷを始めとした「普通列車専用の乗車券」を使って両都市間を移動しようとすると、普通列車が不在となった津軽海峡が壁となって立ちふさがり、無事に渡れた先でも第三セクター線が行く手を阻みます。

青春18きっぷだけで渡るのは不可能になったのです。

救済処置

しかし、津軽海峡を越えるための救済処置があります。

別途2,490円を支払って「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を併用すれば壁を越えることはできます

併用により奥津軽いまべつ駅ー木古内間の北海道新幹線と木古内ー五稜郭間の第三セクター線(道南いさりび鉄道)を利用することができるからです。

救済処置の現状

北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」は津軽線「津軽二股駅」とつながっており、「想定されるニーズに合わせた」ある程度の接続が取れています。

ここで気をつけたいのは「想定されるニーズに合わせた接続」という点。

JRが設計しているのは「東京方面から新幹線でやってきて津軽線に乗り継ぐ人に合わせた接続」であって、下りの新幹線が到着する数分後に津軽線の三厩方面行き列車が到着するダイヤになっています。

逆にそれは、「青春18きっぷで北海道に渡ろうとする想定する必要のないニーズ」に対しては地獄のダイヤであることを表しています。津軽線が到着する数分前に新幹線が行ってしまう。そして奥津軽いまべつ駅に停車する新幹線は1日7本で、多くは朝夕に集中しているため、場合によっては数時間の待ち時間が発生します。

そしてやっときた新幹線に乗れたとしても、木古内で降りて、在来線に乗り換えなければなりません。

かつては快速「海峡」ですぐに渡れた津軽海峡は、救済処置があったとしても半日~一日がかりの険しい峠と化したのです。

青森蟹田津軽今別
奥津軽いまべつ
木古内函館
昼前出発1101発1138着
1144発
1209着
1415発
1449着
1519発
1622着
昼過ぎ出発1319発1436着
1701発
1735着
1900発
2000着

別案のご提案

今こそ発想を変えてみよう

さて、コロナ禍で苦しむ新幹線は、「えきねっとトクだ値スペシャル(乗車券付き)」というきっぷを発売しています。いわゆる「半額新幹線」です。

この「半額新幹線」は区間が限られていますが、新青森ー新函館北斗間も設定されており、今なら通常料金の半額で新幹線に乗車できるのです。

どうせオプション券を買わなければならないのなら、そして、どうせ一日がかりになってしまうのなら、その日は青春18きっぷを消化せずに「半額新幹線」でさくっと函館入りしませんか?

コストの比較

青森ー函館間でコストのみを単純に比較すると、なんと、素直に新幹線を使ったほうが安くなります。

青春18きっぷを消費して津軽海峡を渡る場合

用意するもの金額
青春18きっぷ1回分2,410円
青春18きっぷオプション券2,490円
合計4,900円

えきねっとトクだ値スペシャルで津軽海峡を渡る場合

用意するもの金額
青森ー新青森間運賃190円
新青森ー新函館北斗間
「えきねっとトクだ値スペシャル」
3,750円
新函館北斗ー函館間運賃440円
合計4,380円

ここでは「青春18きっぷ+オプション券」と「青春18きっぷを完全に利用しない新幹線移動」と比較していますが、見方を変えれば、青春18きっぷオプション券に1,260円追加すれば全区間で新幹線を利用できる、とも捉えることが出来ます。

「半額新幹線」の注意点

新幹線に半額で乗るための「えきねっとトクだ値スペシャル」は、乗車日の20日前の午前1時40分が予約期限です。早めに計画した人のみが、この恩恵を受けることができます。

また、きっぷを受け取ったあとのキャンセルには50%の取消料がかかりますので、乗車直前まで受け取りしないことをおすすめします。なお、受け取り前であれば出発時刻4分前まで何度でも変更可能で(変更先がトクだ値でなくても大丈夫)、万が一取り消す場合でも安価な取消料で済みます。

まとめ

まとめると以下のようになります。

  • 青春18きっぷ+オプション券で津軽海峡を越えることもできるが、時間がかかる
  • いまなら「えきねっとトクだ値」を使えば、上記よりも安価に移動できる

青春18きっぷの対象期間ではない今、この記事を書いたのには理由があります。

早め早めに計画を立てた人のみがオトクな旅行を楽しめるからです。

秋の旅行も楽しみですが、冬の旅行の準備も始めてみませんか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました