【悲報】新えきねっとでは、予約分割(2人予約のうちの1人だけを別列車に変更)はできなくなっています。

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鉄道

JR東日本の「えきねっと」では、主に自社管内の予約は無制限に変更できる「えきねっと特典」があります。複数人での予約でも変更できますが、複数人のうちの一部の人員を切り離し、別の列車に変更する「予約分割」はできません。当たり前と思われるかもしれませんが、実は、旧えきねっとのシステムではできた方法です。複数人での利用であっても、1人ずつの予約がいいかもしれません。

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えきねっとの予約変更

JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」では、列車の発車時刻前であれば無制限に変更ができる「えきねっと特典」という優遇制度があります。

通常は1回のみの乗車変更ですが、変更先もえきねっと特典の対象列車であれば何回でも変更が可能なので、柔軟に予定を変更したい人にとって重宝されている便利なシステムです。

これはえきねっとが開始されてから長年続く特典で、えきねっとを利用する際の最大のメリットであるとも評価できます。

複数人の予約も可能

えきねっとではグループでの旅行もサポートします。2人以上の複数人での一括予約も可能で、同じ列車の並び席で指定席を確保できるなど、特に家族で動くことが大前提な人には欠かせない機能が搭載されています。

複数人の場合でも「えきねっと特典」が適用される予約であれば何度でも変更可能。

予定が変わって前後の列車にしたいとか、旅行先が変わったとか、子どもが熱を出したので別日に変更したいとか…とにかく柔軟に動かせるのがありがたいですね。

…と、ここまでは思い切りえきねっとを持ち上げてきました。ここから一部の人を突き落とします。

一部の人だけを変更することはできない

複数人で予約したときにありがちなのが「一部の人だけ別の列車にしたい」というスケジュール変更です。

残念ながら、「えきねっと特典」での予約変更は予約単位での実施。つまり、全員の予約変更が必要になります。

一部の人のみを当該予約から切り離し、別の列車に変更することはできません。

もし、どうしても別行動せざるを得ない場合は、「人数を減らす」ボタンから変更希望者を減員し、新たに別予約を取ってもらうしかなくなります。

もちろん、減員する際には払い戻し手数料がかかりますので、本来は払わなくてよかったはずの無駄な出費が増えることになります。

このケースでは、元のきっぷが無割引の「いわゆるいつでも買える希少ではない特急券」であれば、全く別の日付に一旦変更し、新たに予約を取り直すのが吉。後日、同人数で動くことがあればその日に使いましょう。

問題(というか悩む)になるのは、元のきっぷが「トクだ値などの(その時点では買うことのできない)希少な特急券」の場合です。変更すると、グループ全員がトクだ値を使えなくなるので、旅行金額のベースが大幅に上がることになります。そうなるくらいであれば変更する人だけは払い戻し手数料を支払う選択が最善と思います。

…なかなか苦しい展開ですよね。

「予約分割」に備えた対応策

このような事態にならないためにすべきことはただ一つ。

「複数人での行動でも1人ずつ別々に予約を取ろう」

です。

席が離れてしまうかもしれない、という心配はご無用。座席指定は個別にできますので問題ありません。日付と列車番号、号車番号と座席番号を間違えないようにすれば隣同士で座ることも可能です。

予約を別々にしておくことで、万が一グループのうちの誰かが同行できなくなったという場合に、該当者の予約のみを別の列車に避難させることで手数料を免れることができます。

個別予約の注意点

個別予約の注意点は2点あります。

事前予約では必ず席が離れる

指定席は乗車日の1か月前の同日10時から発売開始となります。発売開始以降の指定席を買う分には問題にはなりませんが、

  • 争奪戦になりそうな列車
  • 争奪戦になりそうな割引きっぷ(トクだ値50など)

を確保するために事前予約をする場合は席が離れてしまう覚悟が必要です。もちろん、きっぷを確保した後に座席位置を変更することは可能なのですが、

  • 満席の場合
  • 当該のトクだ値が売り切れの場合1)

は座席の変更もできませんので、注意が必要です。

1)トクだ値の予約の場合で、当該のトクだ値が売り切れである場合や、すでに予約期限を過ぎている場合は、他に空席があっても席の変更が認められない仕様になっています。謎仕様ですが、現時点で改善されておりません。

予約変更時に人数分の操作が必要

こちらは手間の問題ですが…複数人でまとめて予約した場合は1回の操作で列車の変更ができますが、別々の予約で確保した場合は、人数分の回数操作をしなければなりません。

大した手間ではないかもしれませんが、発車時刻が差し迫っているような状況の時は焦ります。

このようなデメリットもありますので、絶対にグループ全員が乗るというのであれば1予約で完結させるのが楽でしょう。

…と言って1予約で完結させ、子どもの習い事の時間変更で往路のみ家族別行動になり今更後悔している私がここにいることも忘れないでください。

「予約分割」旧えきねっとでは可能だった

ここからはお年寄りの戯言ですが…

実は「複数人予約のうちの一部を別予約に分割する」という操作は、一部を除き「旧えきねっと」では可能だったのです。

えきねっとサポートセンターへの電話が必要で、かつ操作後はインターネット上から確認することができなくなる仕様だったため、予約管理は難しかったのですが、それでも分割してくれることはできたのです。

それが、新えきねっとではできなくなりました。

なぜこうなったかというと
(※この先は予想であるうえ、一般の方にはわかりにくい表現を含みます)

旧えきねっとでは…
あくまでネットでできるのは予約までであり、決済は指定席券売機に任せていたため、予約の操作自体は柔軟に対応できた。複数人予約を分割するときは、えきねっとサポートセンター側で指のみ券(のようなもの)として一旦発券2)すると同時に席をシステムに戻し、手動で新しい別々の予約を入れることで対応可能であった。
2)操作後にえきねっとの画面上で「発券済み」と表示されることから予想で書いています。

新えきねっとでは…
ネット上で決済まで完了するため、予約の操作が複雑に。複数人予約を分割しようにも、えきねっとサポートセンター側で指のみ券を発券することができないため、払い戻しの手続きが必要になる。新しい予約を入れるときにクレジット決済が必要となることも要因としてありそう…

あくまで利用者目線での完全なる予想ですが、対応が変化した背景にはこのような違いがありそう、という一例としてご参考ください。

とりあえずできないものはできない。皆さんも気を付けましょう。

まぁ、サポートセンターに連絡することで変更者分の取り消しを無手数料で対応するなど、やり方はあるとは思いますが…まぁ仕組みづくりに期待するのはやめて、自衛しましょう。

まとめ

えきねっとの複数人予約において、予約変更時の注意点をまとめました。

  • 複数人予約のうちの一部のみを切り離して変更することはできない
  • どうしても変更する場合は、該当者の減員(要手数料)を行う
  • 旧えきねっとではできたこと(新えきねっとでできなくなった)

複数人予約はなるべく避けるといいですが、そのデメリットも把握しておきましょう。

ではまた。

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