北海道新幹線レポート、青函トンネル付近は線路が3本!貨物列車とのすれ違いも!

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鉄道

青函トンネル付近では北海道新幹線の線路が3本に増えます。木古内から新青森までの区間は見どころがいっぱい。車内で退屈だなんて言わずに、線路に注目して楽しく過ごしましょう。

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北海道新幹線に乗る

2016年に開業した北海道新幹線。最終的には札幌駅まで延伸しますが、今は北斗市の「新函館北斗」が最北になっています。

東京から乗り通すと4時間以上かかるため、大宮で飽きて、仙台で寝落ちして、盛岡で起きて、新青森で辛くなってきて、新函館北斗に着くころには精神崩壊が始まる頃かと思います。

でも、そんなことを言わずに、要所要所で楽しみましょう。

この記事では、ゴールまであと少し!青函トンネル付近の新青森駅と木古内駅の間での楽しみ方を、鉄オタではない方に少しでも伝わるように記載しますのでお付き合いください。

※この記事では、新函館北斗方面から南下した際の記録をもとに記載しますので、東京から乗車の場合は順番が逆になります。ご了承ください。

北海道新幹線の見どころ

この項目では、北海道から本州に向けて乗車した際の記録をもとに執筆致します。

青函トンネルの特殊な事情

我々が乗車する機会の多いJRの在来線は「狭軌」と呼ばれる幅の狭い線路を走っています。一方、新幹線は「標準軌」と呼ばれる幅が広い線路を走ります。在来線と新幹線は別々のルートを通りますので、線路幅の違いは問題にはなりません。

ただし、北海道新幹線の場合は事情が異なります。

本州と北海道を結ぶ青函トンネルがあるためです。

全長50km以上ある長大な海底トンネルを気楽に何本も掘れるほど、この国の経済状態は良くありません。一方、青函トンネルを新幹線専用にしてしまうと、貨物列車をはじめとする在来線規格の車両が一切通れなくなってしまいます。

そこで、もともと在来線を走らせていた青函トンネル内に、もう1本線路を敷いて(3本にして)在来線も新幹線も走れる構造にしたのです。

青函トンネル付近で外を見れば線路が3本になっている様子をご覧いただけます。

木古内周辺

木古内駅構内での線路の様子は次の通り。まだ線路は2本ですよね。

木古内駅を発車するとすぐに、在来線(道南いさりび鉄道線)から高架にあがってきた狭軌の線路が見えてきます。下の写真では、手前(新幹線)と奥(在来線)で幅が違うことが分かると思います。

そして両者は合流し、3本になります。この状態を三線軌条といいます。

なかなか見ないですよね。でも、幅の違う列車同士を同じルートで走らせるには、これしかありません。

ちなみに新幹線が走る三線軌条は他に、秋田新幹線の一部区間があります。しかし秋田新幹線は「ミニ新幹線」という、在来線の幅に合わせた小さめの新幹線(E6系)を在来線特急という扱いで直通運転しているものであり、フル規格の北海道新幹線とは事情が少し異なります。

青函トンネル内

青函トンネル内はずっと三線軌条のまま走行します。運が良ければ貨物列車とのすれ違いも体験できますよ。私が乗車した際は2本の貨物列車とすれ違いました。

また、青函トンネルに入ると「トンネルを抜ける時間」を案内されます。その時間から10分引き算していただき、その時刻から窓の外をよく眺めてみてください。

竜飛定点(旧竜飛海底駅)をご確認いただけます。トンネル内で緊急事態が発生した場合には、この場所に臨時停車して地上に避難することが出来ます。なお、竜飛定点のほかに吉岡定点(北海道側)もあります。

竜飛海底駅に降りた時の記録は下記をご覧ください。(ページ最下部にもリンクを作りますので、先を読み進めていただいても大丈夫です)

奥津軽いまべつ駅周辺

奥津軽いまべつ駅周辺は特徴的です。この駅で津軽線津軽二股駅に隣接しますが、津軽線北部は非電化であり、ここで貨物を含む在来線が高架から降りることは出来ません。

一方、奥津軽いまべつ駅は乗客のために設置された新幹線駅であり、構内に貨物列車が乗り入れることも出来ません。

八方塞がりになった在来線の線路ですが、奥津軽いまべつ駅の外を通過するように設計されています。そのために三線軌条は一旦クリアされます。

奥津軽いまべつ駅手前で在来線と一旦お別れし、

標準軌(新幹線)のみの奥津軽いまべつ駅に到着。そののち、

再び在来線の線路と合流して、新中小国信号場(津軽線との再合流地点)まで進みます。この信号場で別れた後は、完全に新幹線専用の区間となり、これまで控えめになっていた列車の速度も上がります。

退屈しない区間です

最初に述べたように、あまり代わり映えしない東北・北海道新幹線の景色は退屈してしまうかもしれません。

しかし、青函トンネル付近の構造は非常に特徴的であり、予備知識があると興味深く外を見ることが出来ます。

乗車する機会がありましたら、ぜひ楽しんでみてください。

ではまた。

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