【土休日限定】710円で乗り放題、関鉄バス一日乗車券の買い方と使い方

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バス

茨城県内を走る関鉄バスには、土休日限定でIC一日乗車券が設定されています。710円で一部路線を除き乗り放題。グループ会社もOKです。整理券制で長距離の運賃が高くなるので、利用価値アリです。筆者は水戸ーつくば間で使いました。

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関鉄バスの路線網

関東鉄道といえば取手〜下館を結ぶ常総線や龍ケ崎市内の竜ヶ崎線を思い浮かべる方が多いと思いますが、茨城県民にとって馴染み深いのはむしろバスの方だったりします。

関鉄バスは、茨城県中南部で路線バスを運行する会社です。常磐線でいうと「取手」から「水戸」に至る区間を網羅していて、特につくばや土浦、水戸周辺に強みを持ちます。グループ会社を含めれば鉾田や石岡、下妻周辺にも路線を持ちます。各地域でコミュニティバスを担当し、水戸線の川島〜岩瀬周辺にも、水戸線と垂直に向かう路線を運行しています。

玉戸駅停車中の関鉄パープルバス(※コミュニティバスのため一日乗車券不可)

関鉄バスはSuica・PASMO対応

地方の路線バスは独自のICカード乗車券を採用しているケースが良く見られますが、関鉄バスは無難にSuica・PASMO対応(全国交通系ICカードを含む)としました。

水戸界隈では関鉄バスの他に茨城交通バスも走っています。こちらはSuica・PASMO非対応。

かつてオトクな回数乗車券(紙をちぎって投入するタイプ)を採用していましたが、これを廃止する代わりにSuica・PASMOを活用した「バス特サービス」を採用。バス特対応のバス会社に乗れば乗るほどポイントが還元されるというものでしたが、2021年に多くの会社が採用を取りやめた中、関鉄バスは今でも継続している数少ない会社になっています。

関鉄バス一日乗車券の概要

Suica・PASMOにはICカードのメモリに隙間(※イメージ)があって、そこにバスの1日乗車券を搭載することができる仕組みになっています。

関鉄バスはこのシステムを使って土休日限定の1日乗車券を発売しています。概要は下記。

名称:関鉄バス1日乗車券
金額:710円(こども360円)
発売:土休日及びお盆期間
対象:関鉄グループ一般路線バス全線
(コミュニティバス等を除く)

関鉄バスで配布中のパンフレット

グループ会社を含む関鉄バスの一般路線バスが全て乗り放題になる同乗車券は、土休日のおでかけにぴったり。金額も良心的なのですぐに元が取れます。土休日に使うならおすすめですので、買い方とか、初歩的なところを書いておきます。

また、バスオタ的な人の中には「都市間の移動に使う」というダイナミックな発想をする人もいます。筆者もその一人で、1日で5,000円相当分を乗車したことがありますが、この使い方には注意点もあるので書いておきますね。

買い方と使い方

関鉄バス1日乗車券はSuica・PASMOを使ったICタイプのみの発売です。事前にカードをご用意ください。

買い方(初回乗車時)

関鉄バス1日乗車券は車内で買うことができます。

関鉄バスは運賃後払い方式を採用していて、乗車時に整理券を取るかICカードをタッチ、降車時に運転席横の運賃箱で支払いをする流れです。

1日乗車券を利用する場合であっても、初回乗車時は読み取り機にICカードをタッチしてください。降車時に運転士へ「IC1日乗車券をお願いします」と言ってください。合図があってからタッチすること。何も言わずにタッチすると普通運賃が差し引かれます。

使い方(2回目以降)

一度記録されれば、あとは特別な対応は不要です。

2回目以降乗車時も読み取り機にICカードをタッチしてください。整理券番号を記録する必要はなく、おそらく必須ではないのですが、タッチせずに乗ると注意されますので(乗務員の方にとって紛らわしくて厄介なので)、タッチしておいてください。

降りる時は何も告げることなくタッチしてOKです。運賃箱には「1日乗車券○月○日」と表示され、新たに運賃が差し引かれることはございません。

注意点

対象外の路線があります

関鉄グループの路線バスが全線乗り放題ですが、自治体が運営するコミュニティバスや、商業施設と特別な契約がある路線など、一部は利用できません。代表的なのは下記です。

  • 高速バス(一般道エリアを含む)
  • 茨城県庁シャトル
  • 筑波山シャトル
  • あみプレミアム・アウトレット線
  • つくバス(つくば市)
  • 筑西市バス
  • 桜川市バス(やまざくらGO)
  • その他一部路線

土休日しか使えません

利用日限定の乗車券です。土休日およびお盆期間(概ね8/13-16)のみの利用となりますのでご注意ください。

ICカードの上書き

既に別会社の一日乗車券が発売済みのSuicaやPASMOに対して関鉄バス一日乗車券を発売してしまうと、もともと入っていた一日乗車券は上書きされて消滅します。

例えば「東急バス一日乗車券」を搭載したSuicaに、同一日に「関鉄バス一日乗車券」を搭載すると、「東急バス一日乗車券」は消えます。

もしそのような一日乗車券まみれな使い方をするのであれば、別々のSuicaやPASMOを用意するようにしましょう。タッチするカードを間違えないように注意ですよ。

整理券番号がずれたときの手動精算

稀に「バスの走行位置と車内放送がずれること」ってありますよね?運転士さんも人間なので間違ってしまうことがあるのは仕方がないのですが、運賃がずれるので大問題です。

誤差は数十円かもしれませんが、誤った金額を収受するのはバス会社にとっても大問題になりかねませんので、運転士さんが気づいた場合、降車時に正しい運賃に手入力修正してくれます。

これ、一日乗車券利用時は要注意の可能性があります。設定によっては手入力修正してくれた金額が差し引かれる可能性があるため、「1日乗車券がセットされている」旨をお伝えして、手入力をキャンセルしてもらうようにしましょう。

読み取りエラー

更にレアケースですが、降車時に運賃箱が「精算済みカードです」と表示してエラーを返すことがあります。

これは終点バス停付近で降車(1)した後、同じ車両の折り返し便に再乗車して降車(2)するときに、起こりえます。

上記(1)と(2)の間で他のお客さんが誰も精算しなかった場合、運賃箱は「同じカードが連続してタッチされている」と判断し、エラーを返すことがあります。

10年以上前の話ですが、バスの運賃箱で運賃を差し引いているにも関わらずICカードエラーで突き返し、再度タッチさせて運賃を二重に収受する誤精算があり、大問題となったことがあります。この問題以来、同一のICカードを連続タッチできない仕組みになっています。

このエラーが出た場合は「一日乗車券が搭載されていること」を申し出て、信じてもらうしかありません…

ただ、かなりレアなケース。私も1度しか遭遇したことはありませんが、直前に1日乗車券で精算していることを運転士さんも覚えていたので事無きを得ました。

参考 おすすめの路線

初心者向け!大都市周辺で使う

つくば・土浦・水戸などを中心に、関鉄バスが頻繁に走っているエリアにお住まいの方には、その日は自動車を休ませてバスでおでかけしてみましょう。

つくば発着なら、ひたち野うしく駅行き(関鉄運行便)に乗車すればイオンモールつくばへ行くことができます。子連れの方、学園南循環線に乗車すれば洞峰公園に行けますよ。

イオンモールつくばバス停

水戸発着なら偕楽園・千波湖方面に頻発しています。その他、新しく運行を開始した「笠原循環線」でヨークタウン水戸。水戸駅南口からイオンタウン水戸南へのアクセスも可能です。乗車時間長めになりますが、茨城空港や空の駅「そらら」へも行けます。

石岡発着なら「かしてつバス」もエリアに含まれます。専用道路を走るバスに乗ってみましょう。

プロ仕様!都市間移動に使う

水戸〜石岡〜土浦〜つくば方面は時間帯を選べば比較的スムーズに乗り継ぐことが出来ます。

水戸駅(0640)→石岡駅(0755):一日3本の難所です。
石岡駅(0800)→土浦駅(0900):本数が少ない難所です。
土浦駅(0920)→つくばセンター(0945):頻発しています。

このように、わずか710円で茨城県内の都市間をダイナミックに移動することも可能です!が、かなり時間がかかるし、時間帯の制約もあるので注意です。

特に水戸駅と石岡駅を結ぶ路線は1日3本のみ。それぞれ関鉄ネットワークが充実している水戸エリアと土浦エリアですが、両エリア間を路線バスのみで行き来するのは容易ではありません。水戸ー石岡間は茨城空港経由でもアクセス可能ですが、石岡ー土浦間は完全なる一本道。しかも本数が少ないので難所続きです。

状況によっては「JR常磐線でワープする」など、臨機応変に対応する力が試されます。

偕楽園駅にもバスなら通年アクセスできます

単なる都市間移動にはお勧めできませんが、そういうチャレンジに好戦的なバスオタさんにはお勧めです。

迷路のように張り巡らされた路線図を熟読してみましょう。

まとめ

つらつらと書いてきましたが、一日乗車券について復習です。

名称:関鉄バス1日乗車券
金額:710円(こども360円)
発売:土休日及びお盆期間
対象:関鉄グループ一般路線バス全線
(コミュニティバス等を除く)

関鉄ネットワークが充実するエリア内では気楽なおでかけに、エリア間のダイナミックな移動は冒険心を持って。

いろいろな楽しみ方が出来る関鉄バス一日乗車券を使ってみましょう。

関鉄バスについて
>> こちら

関鉄バス一日乗車券について
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