【笠原循環】水戸駅発の新路線、大型無印良品出店のヨークタウン水戸へアクセス大幅改善!

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バス
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関鉄バスの全く新しい新路線「笠原循環」に乗って、近年多くの大型商業施設(ヨークタウン水戸)が出店する「米沢工業団地」に行きました。うまく渋滞を避けるルートを取り、定時性を確保した新路線は1時間に1本程度運行されています。新路線が経由する水戸駅南口~千波中入口間は他路線と合わせて大幅増。利便性が格段に向上しました。

2021年8月10日、バス停の名称も「米沢工業団地」から「ヨークタウン水戸」に変更となりました。

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関鉄バスの新路線

茨城県中南部で活躍する関鉄バスは、水戸駅や赤塚駅を中心に大規模な路線拡大を実施しています。

別の記事では、2021年6月に既存路線を延伸する形で水戸駅北口~赤塚駅で運行を開始した「オメガライン」について記載しました。利用が見込めそうな地域には惜しみなく新路線を投入しています。

そんな関鉄バスが「オメガライン」開業と同日に水戸駅南口でも新路線を運行開始しました。それが今回ご紹介する「笠原循環」です。

新路線ラッシュに伴いバス停に掲載するポスターも大忙し。交通機関に詳しくない人が見たら「?」ってなりそうな。上下のポスターで全く別の路線をアピールしていますので注意ですが、まぁこうするしかなかったんでしょうね。

笠原循環は水戸駅南口発着

笠原循環線は水戸駅南口から発車します。多くのバス路線は北口発着ですが、逆なので気を付けてください。

使用車両も新型車両が充当されていました。行先表示も白色LED対応。笠原循環が輝いて見えます。

もうね、車体もピカピカで、あらゆる景色が映り込んで編集が大変です。笑

笠原循環線に乗って「ヨークタウン水戸」へ

いざ乗車です。我々の目的地は大型商業施設がひしめく「米沢工業団地」(現:ヨークタウン水戸)バス停でございます。

このバスは途中、水戸駅南口~千波中入口の区間は「けやき台団地線」や「吉沢車庫線」「イオンタウン水戸南線」などと重複します。既設路線は本数が少なかったのですが、笠原循環線が加わったことで大幅増発になりました。おこぼれを頂戴した形ですが、活用されるといいですね。

ちなみに千波中入口で降りると「スターバックス水戸駅南中央通り店」が目の前ですよ。快適なスタバですが、原則1時間の制限付きなので注意。というか、笠原循環線も1時間に1本なので、1時間休憩して次のバスで先に進むのがいいですわ。

あっ、地元でもかなり混んでいるスタバとして有名なので、座れなかったらすみません。

って言っているうちに、途中停留所で他のお客さんは下車してしまいました。目的地到着の頃には我々だけに。新型車両で運転される貸切バスなんて贅沢な体験ですが、少しでも早く浸透してほしいなと思います。

というのは、バス路線の収支改善だけではありません。米沢工業団地周辺の渋滞が激しすぎるのです。少しでも買い物客がバスにシフトしてくれると地元住民としても嬉しいのです。

米沢工業団地バス停

さて、米沢工業団地バス停に到着。

実はこのバス停、ちゃっかり移設

前は写真奥のベンツ前に設置されていた「米沢工業団地」バス停ですが、今では「ヨークタウン水戸」の真ん前に引っ張ってきちゃいました。ちなみに反対車線のバス停は今でもベンツの付近にあります。これはヨークタウン水戸から帰るお客さんが、交差点を渡ってすぐにバスに乗れるように配慮されているためです。

ヨークタウンまでは徒歩0分

開業当時は「工業団地」なんて名乗っていましたが、完全にターゲットはヨークタウンのお客様でございます。

2021年8月に「ヨークタウン水戸」に変更になりましたが、一部の案内では米沢工業団地が残っています。

ヨークタウンの中には「ヨークベニマル」「ウェルシア」「ユニクロ」「ダイソー」などが出店。今度は「無印良品」が大型店として開店します。あと、奥の方には「カインズ」も営業中。集客力の高いチェーン店がひしめき合っています。

また、ヨークタウン周辺には「コメダ珈琲」「餃子の王将」「フライングガーデン」「魚べい(回転ずし)」「ジョリーパスタ」なども出店。もうね、周辺はものすごい勢いです。

その結果、車社会で周辺の渋滞が本当にひどい…と、車を走らせている自分を棚に上げて文句言っていましたが、ここにきての新路線投入。しつこいようですが、新路線を心から歓迎いたします。

渋滞を避ける奇抜なルート

この笠原循環線ですが、前述の激しい渋滞を避けるために「奇抜なルートどり」をしました。

※現在では「米沢工業団地」は「ヨークタウン水戸」に変更されています

既設路線は水戸駅南口を出発後、駅南通りをひたすら南下して国道50号線バイパスへ入り、米沢町交差点(立体交差)を左折します。

この米沢町交差点が難関で、非常に短い青信号で長蛇の待ち列を捌ききれません。周辺の開発もあり、混雑に拍車がかかっています。当然のように同区間を走る路線バスも遅延が発生。

そこで笠原循環線はこの渋滞を回避すべく、国道50号線の北側にルートどりをしました。これにより、米沢町交差点を直進して通過することが可能に。

これに伴い、新しいバス停を新設。手間はかかったと思われますが、定時性確保の観点から好ましい判断だったと思います。

笠原循環線基本情報

最後に、笠原循環線の基本情報として下記を載せておきます。

水戸駅南口~米沢工業団地:所定10分、運賃242円(IC)

土休日限定の関鉄バス一日乗車券を利用できます
>> 詳しくはこちら

水戸駅南口発車時刻:概ね毎時20分(8時台~19時台)、夕方は毎時50分発も運行、早朝夜間帯の一部は土休日運休。

詳細な時刻は公式発表をご覧ください
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ではまた。

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