芦原温泉駅から東尋坊へバスで行ってきた。ついでにあわら湯のまちを散策してみた。フリーパス必携。

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バス
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北陸新幹線開業の「芦原温泉駅」から東尋坊までバスで行きました。(1)片道790円でSuicaも使えますが、往復するなら「東尋坊2日フリーパス」を買っておきましょう。(2)バスのオススメ座席は進行右側(=海側)です。(3)バス停から東尋坊までは徒歩5分程度で、お土産屋さんが多数あります。(4)温泉街として栄えている「あわら湯のまち駅周辺」も立ち寄りながら巡るのがオススメ。(5)無料の足湯もあります。(6)スイーツ巡りクーポンも使ってみました。

ご注意ください
この記事では「東尋坊2日フリーパス」の利用をおすすめしておりますが、北陸新幹線敦賀開業を記念した「ICカード導入路線バス半額キャンペーン」が展開されている場合は異なる結論になります。このキャンペーンは、主に3月の毎日、5月末までの土休日に福井県内の路線バスにICカードで乗車すると運賃が半額になるというものです。単純往復など、乗り方によってはフリーパスを買わないほうが安くなりますので、頭の片隅に入れておきましょう。

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東尋坊は「芦原温泉駅」から行ける

グループで行けば必ず一人は「サスペンスのラストだ」と決まりきったことを言いながら「♪チャー(→)チャー(→)チャー(↓)」と歌い始める人がいる、東尋坊

これ、ぶっちゃけ寒いです。もう聞き飽きたのでやめましょう。

「東尋坊」という名前は知られているものの、場所を知らない人は意外と多いのでおさらいしておきましょう。

東尋坊の場所は福井県の日本海側にあります。

公共交通機関で行く場合は、北陸新幹線「芦原温泉駅」が玄関口となります。

芦原温泉駅からは京福バスが路線バスを運行し、東尋坊までは40分程度で到着します。

東尋坊に向かう京福バス

多い時間帯だと30分に1本のペースで発着しており、しかも大混雑。

東尋坊の根強い人気が伺えます。

片道790円(フリーパス1500円)

芦原温泉駅から東尋坊までの片道運賃は790円。

北陸新幹線の敦賀延伸開業に合わせて、SuicaやICOCAなどの交通系ICカードで乗れるようになりました。

私が利用した日も、ほとんどの人がSuicaなどで乗車されていました。

…が、これはちょっともったいない。

もし芦原温泉駅から東尋坊まで往復で路線バスを利用することが確定しているのであれば、東尋坊2日フリーパスを買っておきましょう。

東尋坊2日フリーパス
利用期間:通年
発売期間:通年(当日購入可)
発売価格:大人1,500円、こども750円
発売場所:芦原温泉駅観光案内所またはWebなど
フリーエリア:芦原温泉駅〜あわら湯のまち駅〜東尋坊沿線

日帰りだから2日もいらない!と思った人も、足し算ができればフリーパスを買ったほうがいいことはすぐに分かると思います。

なお、後述しますが、芦原温泉駅で下車したのであれば「東尋坊」だけではもったいない。バスが経由する「あわら湯のまち駅」周辺にも見どころがありますので、バスのフリーパスは必携と言ってもいいでしょう。

フリーパスは、芦原温泉駅直結の観光案内所カウンターか、 ふくいMaaS、RidePASSなどのスマホアプリでも購入できます。

バスの海側座席は「往路右側」「復路左側」

もし、芦原温泉駅からバスに乗車した際に、座る座席に選択肢がありそうであれば、ぜひ右側に座ってみてください。

東尋坊へ向かう際、バスは北側からアプローチします。海岸線は進行方向右側となりますので、海が見えるのは右側ということになります。復路の場合は反対側(進行方向左側)が海になります。

もしこだわりがあるならご参考まで。

東尋坊バス停から崖まで徒歩5分

東尋坊バス停で降りると、あとは道なりに歩いていくだけで東尋坊の崖に到着します。

しかし、バス停を降りてすぐのお土産屋さんが路線バスのお客さんをロックオン。荷物を無料で預かると案内していました。もし、東尋坊の崖の方まで歩いていくつもりで、かつお土産屋さんで何か買う覚悟があれば、荷物を預かってもらうのも一案です。

バス停を降りてすぐのところだけでなく、途中の参道?にも飲食店やお土産屋さんが軒を連ね、どのお店も賑わっています。

そして周りにはリア充が溢れていて、この頃になってやっと「東尋坊=自○の名所」というかつての悪いイメージが消え去っていきました。

バス停から坂を上がっていき、再び下った先に海が開けてきます。

この付近に記念撮影スポットが点在しており、先に進むと崖になります。

東尋坊には柵がない

噂には聞いていましたが「東尋坊には柵がない」のです。

その気になれば、崖っぷちの先端まで行けてしまいます。

これは本当に怖いこと。

足元は岩場でおぼつかないし、強い風も吹いています。

小さい子どもと行くときは、岩場には絶対に近づかないほうがいいでしょう。

ネタではなく、本当に不慮の事故で落ちてしまう可能性がある場所だと思いました。

東尋坊の滞在時間は1時間みればOK

この項目では、
・東尋坊の風景を見に行く
・東尋坊タワーには登らない
・お土産屋さんは数店舗を軽く巡る
・食べ歩きはほどほどに
・食事はしない
という行動パターンを想定しています。

よほど物想いにふけりたいとか、そういう事情がない限りは、1時間もあれば十分だと思います。

これをバスの時間に当てはめるとこんな感じ。

芦原温泉駅0940→1017東尋坊
東尋坊1124→1205芦原温泉駅
※時刻表へのリンクは巻末に貼ります

上記の例では東尋坊で67分確保しておりますが、実際に私が行ったときの行程では、帰りのバスが30分早まりました。ギリギリ&バスの遅れもあって乗車できたのですが、結果として東尋坊には40分くらいしかいなかったということになりますね。

あわら湯のまち駅周辺をぶらり

東尋坊を見たあとは芦原温泉駅に戻ってくるわけですが、もし時間があれば「あわら湯のまち駅周辺」も巡ってみませんか?

セントピアあわら

せっかく芦原温泉駅に降り立ったのに、このまま帰っては温泉に触れていませんよね。

バス停の名前にもなっているセントピアあわらでは、日帰り入浴ができます。

セントピアあわら
営業時間:10時〜22時
入浴料金:大人500円(中人・小人設定あり)
定休日:毎週火曜日
※セントピアあわらでは、運営管理者を変更する予定がございます。そのため、営業時間や入浴料金等は変更となる可能性がありますのでご注意ください。

宿泊せずとも日帰りで温泉を楽しめる。しかも気軽に入れるというのは嬉しいですよね。

また、セントピアあわらでは、食事や温泉卵づくり体験もできるようになっています。

あわら湯のまち駅前の足湯

日帰り入浴であっても敷居が高い…そんな時間はない…面倒くさい…という人には、足湯はいかがでしょうか?

芦湯
営業時間:7時〜23時
利用料金:無料
※環境整備を目的とした100円の寄付金を集めています
※タオルは別売です

あわら湯のまち駅を出て斜め左に向かうと広がる広場の一角に、屋内に設置された足湯があります。

中には5種類の足湯があり、番号が振られています。順番に入っていくのがいいのかもしれませんが、混雑しているので叶わないかもしれません。

それでも無料でサクッと入れるのは嬉しいですよね。

スイーツめぐりクーポンも一案

もし、芦原温泉周辺をたっぷり楽しみたいのであれば「スイーツめぐりクーポン」を買うのもありでしょう。

スイーツめぐりクーポン
発売価格:1,200円※1,600円に変更される予定です
セット内容
・指定店舗での食事または入浴
・指定店舗でのスイーツ引き換え
・セントピアあわらでの温泉卵づくり
・その他

このクーポンは芦原温泉駅隣接の観光案内所で買うことができますが、正直言って我先にと飛びつくほどオトクな内容ではないと思います。

しかし、私が買ったのは「じゃらん限定ポイントを使い切りたい」という要望があったからで、同様の事情がある人であればオススメです。

特に「昼食の場所をどうしていいかわからない人」にとっては、パンフレットに書かれた選択肢の中から選んでいくだけという気軽さがありますから、うってつけと言えるでしょう。

食事の一例(クーポンで引き換えた内容です)

まとめ

芦原温泉駅から東尋坊まで路線バスで行き、ついでにあわら湯のまち駅周辺を散策して、以下の知見を得ました。

  • 北陸新幹線開業の「芦原温泉駅」から東尋坊までバスで行ける
  • 片道790 円でSuicaも使えるが、往復するなら「東尋坊2日フリーパス」がオトク
  • バスのオススメ座席は進行右側(=海側)
  • バス停から東尋坊までは徒歩5分程度で、お土産屋さんが多数ある
  • 温泉街として栄えている「あわら湯のまち駅周辺」も立ち寄りながら巡るのがオススメ
  • あわら湯のまち駅周辺には日帰り温泉施設や無料の足湯がある
  • スイーツ巡りクーポンは、特段オトクではないが便利

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ではまた。

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