茨城県水戸市に位置する日本三名園のひとつ、偕楽園。茨城県民以外の方が利用する場合は300円かかりますが、9時までは無料で入れます!特急ひたちで9時前の入園をめざしましょう。この記事では、東京発で唯一間に合う「特急ひたち1号」を利用したプランを例示するとともに、運賃の支払い方法やオトクなきっぷのご紹介をします。
偕楽園は有料です
みんな(偕)が楽しめるように整備された偕楽園は、長らくの間、無料で開放されていました。
しかし、園内の整備にお金がかかるのも事実。
茨城県民は無料(梅まつり期間を除く)で据え置かれましたが、2019年11月からは県外の方は有料となっています。
しかし今回は、このブログをお読みいただいているみなさまに偕楽園を無料で楽しんでいただくための特別プランをご用意いたしましたのでご紹介いたします!
9時までは誰でも無料
まぁ私のような何の権力もない人間がそんなプランを用意できるはずもなく。笑
これにはカラクリがあるんですよ。
前述のように偕楽園は有料です。
しかし、9時までの入園であれば誰でも一律無料※です!
チケット売り場や入園ゲートでの係員配置にかかわるコストを天秤にかけた結果とは思いますが、利用者の立場なら狙わない手はありません。
※梅まつり期間中を除く
間に合うのは特急ひたち1号だけ
首都圏から間に合う合理的な手段はひとつだけ。
特急ひたち1号を捕まえてください。
品川を6時45分、上野駅を7時に出発する「ひたち1号」に乗ると水戸には8時10分頃に到着。
水戸駅では北口に向かってください。
6番乗り場から偕楽園行きの関鉄バス(平日08:23/休日08:22)に乗車すれば、8時40分頃には終点の偕楽園バス停に到着。
運賃は240円(2024.03.01改訂予定)。
時間に余裕があれば、バス乗車前に水戸駅のバス窓口にて「水戸漫遊フリーきっぷ」をお求めください。400円なので単純往復でもオトクです。
買わない場合でも、関鉄バスではSuicaが使えます。
偕楽園バス停からは上り坂または階段となりますが、ゆっくり向かってもゲートには8時50分くらいには到着できます。
9時前なので、チケット売り場はオープンしておらず、県外の方も含め全員が無料で入園することができます。
朝早くの偕楽園はオススメ
梅まつり期間でない限り、朝の偕楽園はほぼ無人。
他人を気にせず好きなように散策できますよ。
もちろん、納得の行くまで写真を撮れます。
本当は表門から入って欲しい
上記でご案内する偕楽園のゲートは「東門」ですが、実はここは正門ではありません。
偕楽園の正門に当たるのは「表門」というところです。
偕楽園では「陰陽の世界観」を大切にしています。
竹やぶで「陰」を、梅園や広場で「陽」を表しており、表門から入ることで「陰を体感してから陽に至る」流れを体験できる設計になっていると言われています。
しかし、表門は駅から見て最も遠い北西方向に位置しており、ここに乗り付けるバスはありません。実際には茨城交通の偕楽園循環線を利用し、表門入口で降りて住宅地を歩いていけば5分くらいで到達できますが、本数が限られます。
偕楽園バス停や偕楽園駅がある場所から最も近い入口は東門です。正確には裏口のような場所ですが、現代では東門が事実上の正門の役割を果たしていて、お土産店も東門周辺に集中しています。
また、表門は開門時間が短く、これも使い勝手が悪い一因になっています。
表門から入って東門に抜けるのがツウの愉しみ方ですが、観光に適しているのは専ら東門です。
まとめ
偕楽園は無料で入るのが吉。
その分、水戸市内でお土産たっぷり買って帰ってくださいね。
- 偕楽園は9時まで誰でも無料
- 特急ひたち1号+関鉄バスで間に合う
- 朝は人が少なく快適に過ごせる
昼も人はいないけどね笑- 梅まつり期間中は朝でも有料です
参考になりそうな情報貼っておきます。
偕楽園公式サイト
>> こちら
休園等がある場合があります。最新情報にご注意ください。
関鉄バス時刻表
>> こちら
偕楽園行きのバスは水戸駅北口から運行されています。窓口が空いている時間帯であれば、水戸漫遊フリーきっぷの利用がオススメです。
茨城交通バス時刻表
>> こちら
偕楽園循環線が表門へのアクセスに便利です。こちらも水戸漫遊フリーきっぷが使えます。水戸駅北口4番乗り場から発車です。なお、茨城交通ではSuicaは使えません。その代わりに、タッチ決済対応のクレジットカードやQRコード決済が利用できます。