路線バスも渡る京都嵐山「渡月橋」へ阪急線で行ってみた。

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現地滞在
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京都府京都市の桂川にかかる「渡月橋」は、嵐山を象徴する観光スポットです。阪急嵐山駅から行くと渡月橋の全景を楽しみながら歩けます。特に大阪梅田方面からのアクセスする場合は京都駅を経由せずに、直接嵐山へ行くことの出来る有用なルートです。列車の混雑もそこまで激しくないようです。嵐山の街中から離れている点は注意が必要。嵐山公園バス停から京都駅や四条河原町方面への路線バスが出ており、これらは渡月橋を渡ります。

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京都嵐山「渡月橋」の基本情報

渡月橋とは

京都府京都市の桂川にかかる「渡月橋」は、嵐山を象徴する建造物ですよね。

Wikipediaによると、初代の「渡月橋」ができたのは836年とのこと。道昌っていう人が架橋したのが始まりとされ、現在の場所よりも数百メートル上流に位置していたと言われています。

鎌倉時代に亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べ、「渡月橋」と命名されたそうです。

そんな歴史を持つ渡月橋は、1934年に架け替えられて今に至ります。

かつては月が渡っていた渡月橋は、今では路線バスを含む車両も通行できるようになりました。

渡月橋の場所と一般的なアプローチルート

渡月橋は、京都の嵐山エリアにあります。

嵐山エリアというのは、京都駅中心の地図で見ると左上のあたりになります。

京都駅から向かう場合、JR嵯峨野線(山陰本線)でアプローチするのが一般的です。

京都の中心地から向かう場合、嵐電で行くこともできます。

ただ、どちらのルートをとっても混雑は避けられません。

特にJR嵯峨野線は積み残し寸前になるまでお客さんが増えていることがニュースにもなっていますよね。

阪急線で嵐山に行ってみた

京都駅から向かうのであれば上記2ルートが最短ですが、もし大阪(梅田)駅が出発地点であれば阪急線を利用することもできます。

京都河原町行きに乗車し、途中の「桂」で下車。全ての種別が停車しますから、早そうなやつに乗っても大丈夫。

桂で阪急嵐山線に乗り換えて3駅で到着です。

嵐山線の車内はこんな感じ。特急到着前はガラガラでしたが、特急からの乗り換え客を拾った後は、座席が埋まる程度の乗車率となりました。

阪急嵐山駅はこんな感じ。行き止まりのホームに最大2本停車します。

落ち着きのある阪急電車の色合いが環境に溶け込むとともに、温かみのあるランプの明かりがホームを照らしています。

駅舎も趣がありますね。

駅舎を出たら、正面の道路を右に向かいます。

写真奥が阪急嵐山駅、手前が渡月橋です

この橋を渡ると、嵐山公園に出ます。

渡月橋付近の銘板を撮影

この公園内から渡月橋を一望することができます。

あとは道なりに進めば渡月橋の橋詰に到着です。

阪急嵐山駅から行くメリットと注意点

最初から渡月橋の全景を眺めることができる

阪急嵐山駅から行くと、嵐山公園からの渡月橋を眺めながら歩くことができます。

これは阪急嵐山駅から行くメリットとして言えるでしょう。

もし、嵐電嵐山駅から行くと、嵐山の街並みを歩いて向かっていったとき、真正面に橋が来ますから、

「ん?これ??」

ってなるかもしれません。

混雑を避けられる

むしろ阪急嵐山駅のデメリットとして言えるのが「京都から行きにくい」ということ。

京都河原町から桂まで一回南下し、折り返すように再北上するルート取りは時間がかかるうえ、乗り換えも面倒と言えます。

だからこそ、京都に滞在している人は阪急を使いませんから、大阪からアプローチするなら阪急一択でOK。

京都から使いにくい分、空いていることが多いようです。

嵐山の街中から離れている

嵐電嵐山駅は嵐山の街中に到着しますが、

阪急嵐山駅からの場合、渡月橋を渡った反対側になりますので、

渡月橋まで徒歩5分、渡月橋を渡るのに徒歩2分、ロスタイム3分で、

駅から街中まで約10分ほどかかることになります。

渡月橋の景観云々を差し置いて、いきなり街中に乗りつけたい場合はやめた方が良いでしょう。

看板の左上が阪急嵐山駅、街中は川(渡月橋)を渡った中央付近です

渡月橋は徒歩でも路線バスでも渡れる

お恥ずかしながら、私、渡月橋は歩行者がお金を払って渡るような観光客向けの橋をイメージしていたのですが…

余裕で誰でも無料で渡れるし、

乗用車どころか、路線バスまで通っている!

知りませんでした。

橋の長さは約150mで、幅は約12m。片側1車線の車道を構え、桂川の対岸を結ぶ重要な交通拠点となっているのです。

観光と社会科見学のための橋なんて言ったら怒られます。

渡月橋を渡る路線バス

渡月橋を路線バスで渡りたい!という場合は、

「嵐山公園」バス停を経由する路線を選びましょう。

といっても、京都の路線バスは複雑を極めるので、ここまで路線バスで行くというのは上級者向き。

むしろ、嵐山観光をした後の帰りに使うのが賢いかもしれません。

ここから京都駅、四条河原町方面に直接向かうことができますよ。

今回使ったきっぷ

私は、羽田空港から伊丹空港に到着し、その日に嵐山へ向かいました。

そのようなルート取りでしたので、

京都おでかけきっぷ

を使ってめぐりました。

訪問時は1,200円でした。

運賃の高いモノレールにも乗れて、阪急の京都線と嵐山線はすべて乗れるということで、伊丹空港→梅田の運賃に+760円で京都にも行けると考えたらアリと判断しました。

ご参考ください。

まとめ

京都嵐山の「渡月橋」まで阪急を使って行き、以下の知見を得ました。

  • 京都府京都市の桂川にかかる「渡月橋」は、嵐山を象徴する観光スポット
  • 阪急嵐山駅から行くと嵐山公園からの渡月橋を楽しみながら歩ける
  • 阪急嵐山駅の混雑はそこまで激しくない(訪問時)
  • 街中までは距離があり、約10分かかる
  • 嵐山公園バス停から京都駅や四条河原町方面への路線バスが出ている
  • 上記路線バスは、渡月橋を渡る

京都市営バス
>> 嵐山公園バス停

京都バス
>> 嵐山公園バス停

ではまた。

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