水上駅での乗継時間の過ごし方をご紹介

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現地滞在
11343 SLぐんまみなかみとE129系電車
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JR上越線の水上駅では、主に長岡方面への列車が極端に少ないことから、長い乗継時間が生じることがあります。そんな時、何をして過ごしたらいいのか迷っている人に、その一例をご紹介します。(1)水上1332発長岡行きを利用する場合に利用価値の高い飲食店があります。(2)お土産屋さんも軒を連ねます。(3)駅徒歩圏内に遊歩道があり涼をとることができます。(4)SLの転車台や広場があり運転日には間近で楽しむことができます。

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水上駅での待ち時間は長くなりがち

JR上越線の水上駅は、路線の途中駅ではありますが、同駅を跨いで運転される定期列車はなく、列車運行上の区切りとなっています。

高崎ー水上間は1時間に1本程度運転されていますが、水上ー越後湯沢間は1日5本しかなく、在来線で旅行する方にとって難所となっています。

首都圏から新潟方面に向かう場合は乗継時間が長くなるため、水上駅で「暇な時間」ができることがあり、鉄道旅行者にとっても不満が噴出するところ。

しかし、暇つぶしはチャンスでもあります。駅周辺の風景や地元の人々とのふれあい、地元の料理やお土産の探索が楽しいひとときとなります。長い待ち時間を充実させることで、旅の一部として楽しむことができるでしょう。通過だけの場所が思い出に変わることがありますよ。

家族での移動時に1時間30分程度の乗継時間が生じた際の過ごし方を一例としてご紹介します。

水上駅前で食事をしてみた

SLぐんまみなかみ号で到着した私たちは、水上駅で1時間30分ほどの時間を手にすることになりました。

渋川(10:55)→(12:03)水上(13:32)→(14:46)越後湯沢

水上駅周辺は駅と向き合うように商店街になっています。

まずは腹ごしらえをということで、駅前の定食屋さんに入ります。

「ラーメンきむら」さんです。

こちらのお店にはお座敷席のほかにカウンター席もあり、1名~ファミリーまで幅広い層が構えることなく利用できます。

ラーメンだけでなく、中華を中心とした定食が取り揃えられていて、お値段も1000円以内でお腹いっぱいになることができるため大変助かります。

鉄道ファンとの親和性も高く、オタク成分高めのSLからのお客様も歓迎ムードの様子でした。

上越国境を越える前にお召し上がりください。

出典:国土地理院Vector(こちら)に筆者追記

水上駅周辺を散策してみた

JR上越線からも見える「諏訪峡」には遊歩道があり、散策することができます。

利根川沿いに設置された遊歩道は、すれ違うのがやっとの幅しかありませんが、川に転落しないよう、安全面はしっかり整備されています。

渓谷でラフティングを楽しむ姿も見られ、今度はもっと時間を確保して挑戦してみようと思わされます。

さて、この遊歩道の入口についてですが、水上駅から高崎方面に延びる線路沿いを少し戻っていきましょう。

途中に看板もありますから迷うことはないでしょう。

他にも出入口はあるようですが、草が生い茂っている箇所もあったため、無理に冒険するのはやめた方がよさそうです。

SL関連施設に行ってみた

SL広場があります

水上駅を起点として越後湯沢方面(=遊歩道とは逆)に歩いていくと、SL広場があります。

この広場には、水上駅に設置されている転車台(後述)に繋がる現役の引き込み線があり、SL運転日には機関車が入線します。

SLぐんまみなかみが運転されていない日でも、D51 745の展示は行われていますから、SLに興味がある方はぜひ行ってみましょう。

転車台があります

SL広場の奥には転車台があります。

転車台は、(電車とは異なり)前にしか進めないSLの進行方向を変えるのに必要な設備です。

転車台はJR上越線水上→湯檜曽の車内からも見ることができる、以下の写真のような設備です。

SL運転日には、実際の転車の様子をお楽しみください。

お土産を買ってみた

水上駅に戻ってきて、いざ上越国境へ。

その前に、水上駅でお土産を買っておきましょう。

みなかみ温泉まんじゅう屋「笛木」さんというお店では、1個90円の温泉まんじゅうがバラ売りで買うことができ、お手軽でした。

上越国境越えのおともに購入し、水上駅を後にしました。

水上駅での過ごし方まとめ

水上駅に到着し、1時間30分の乗継時間中に以下のルーティーンをこなし、満足な滞在となりました。

  • SLぐんまみなかみで到着し写真撮影をする
  • ラーメンきむらさんで昼食をいただく
  • 諏訪峡の遊歩道を散策する
  • SL広場でくつろぐ
  • 温泉まんじゅうを購入する

みなさまもご参考ください。

ではまた。

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