富士急行線(大月ー河口湖)には子どもが喜ぶ「トーマスランド20周年記念号」が普通列車として走っています。時刻も固定なので使いやすい。大人にとっては単なる元205系ですが、トーマスで埋め尽くされた車内で子どもは大喜び。目的地まで楽しく過ごせますよ。園内にトーマスのいる富士急ハイランドは無料で入園可能。週末のゆる~いお散歩に使ってみましょう。
富士急行線について
JR中央本線の大月駅から富士山・河口湖方面に分岐する富士急行線。
近年の富士山ブームを受けて、特に外国人観光客から愛される路線です。
JR線と直通運転する特急富士回遊号が連日満席の大人気ですが、線内のみ運転の富士山ビュー特急や富士登山電車など、多くの異色な列車を走らせて観光客の心をつかんでいます。
夕刻に東京駅を発車する中央特快河口湖行きの長距離通勤電車も健在で、ひねくれた鉄道ファンから注目されています。
そんな中、地味に走り続ける普通列車も捨てたものではありません。多彩な塗装を施し、大月と河口湖の間を行ったり来たりしています。
今回ご紹介する「トーマスランド20周年記念号」もその一つです。
トーマスランド20周年記念号
車両のご紹介
2018年3月から走り始めたトーマスランド20周年記念号。
はいはいはいはい、聞こえてきますわ。205系の何がすごいんだって。笑
そうですよね。大人が見たら「昔山手線とかで走ってた通勤電車の塗装変えたやつ」って感想を持つと思います。大正解ですね。はい。
それは大人の視点であって、小さい子どもと乗ると大興奮な電車だったりします。
しかもこの電車、人気があることを富士急行側も自覚しているようで、毎日固定運用にしてくれているんです!
河口湖発 | 大月着 | 大月発 | 河口湖着 |
06:41 | 07:37 | 07:55 | 08:48 |
08:57 | 09:52 | 10:01 | 10:55 |
12:42 | 13:35 | 14:17 | 15:16 |
15:51 | 16:49 | 17:03 | 18:04 |
河口湖発 | 大月着 | 大月発 | 河口湖着 |
06:41 | 07:37 | 07:55 | 08:48 |
08:57 | 09:52 | 09:58 | 10:55 |
12:41 | 13:35 | 14:17 | 15:16 |
15:21 | 16:25 | 17:05 | 18:04 |
2021年9月下旬、大月14:17→富士急ハイランド15:13に乗車したので、レポートします。
乗車レポート
大月14:17発の列車に乗車します。
トーマスのイラストがあらゆる所に描かれている列車に子どもは大喜び。
私にとっては単なる205系ですが、そんなことはお構いなしだったようです。
座席も横向きのままながら、柄を思い切って変えてくれています。
ハロルドが飛んでいく。
こいつは誰だっけ!?トーマスのように見せかけたゴードンだったっけ?
入口で出迎えてくれるのはヒロ。こいつはトーマスランドにおけるイケメン枠ですね。
あまり知られていませんが、日差し除けのカーテンにも仕掛けがありました。やりますね。
他の窓も全部出してみました。柄は同じように思えます。
LCDが備えられています。ナイスですね。ちょっと小さいけど。
富士山駅ではスイッチバック&列車交換のために数分停車。
特急富士回遊との行き違いでした。これはラッキーですね。
富士急ハイランドに入園
さて、富士山駅を出た列車はすぐに富士急ハイランド駅に到着。我々はここで下車します。
というのも、富士急ハイランド駅と富士急ハイランドのチケット売り場が直結してしまうほどの駅前。
しかも、入園だけなら無料なんですよね。
で、無料でも十分楽しめるのが富士急ハイランドのいいところ。
園内にトーマスランドがあって、、
見るだけなら全部無料です。これはオトクですね。
こういうこわいやつには乗らなくてもいいわけです。
スターバックスも入店しているのが面白いところですね。
オススメの乗車券
富士急行線の旅をするのであれば、おトクなきっぷに手を出した方が良いでしょう。
私が利用したのはJR東日本が発売している週末パスというもの。
前日までの購入が必須ですが、購入自体はえきねっとからできるので、受け取りは当日でOKです。
くわしくはこちらの記事でご紹介しています。
まとめ
富士急行線を走るトーマスランド20周年記念号に乗車し、下記の知見を得ました。
- 大人にとってはただの205系
- こどもは大喜びのトーマス列車
- ダイヤは固定されていて使いやすい
- 富士急ハイランドは入園無料で楽しめる
週末はのんびりと富士河口湖エリアの旅に出かけてみましょう。
富士急行のおトクなきっぷ
>> こちら
ではまた。