郡山から山形新幹線に乗るなら、福島まで自由席だと超オトクです。【乗継割引+特定特急券】

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鉄道

山形新幹線のほとんどの列車が停車する「郡山」から山形方面へ新幹線を利用するなら、郡山ー福島間は自由席、福島ー山形新幹線内は指定席にすると、郡山ー福島間の特急料金が実質約70円になります。そうなる背景と、えきねっとから申し込む際のコツを伝授します。

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山形新幹線の超基本

山形新幹線は、東京と山形・新庄を結ぶJR東日本の新幹線です。

福島までは東北新幹線の線路を高速で走行しますが、福島ー山形・新庄間は奥羽本線に直通運転する運行となり、速度は落ちます。

しかし、東京と直結したことは強みであり、コロナのない時代には牛牛詰めと揶揄されるほど混雑することもしばしばありました。

東京ー福島間は仙台方面の「やまびこ」と連結して走行します。一般的には「やまびこ」はガラガラで「つばさ」が混雑するため、特に上り列車において、福島駅の連結の際に牛牛詰めの「つばさ」自由席から空気輸送の「やまびこ」へ大移動が起こるのも、繁忙期の名物です。(これを一部では福島ダッシュと言います)

「郡山ー山形新幹線区間」のオトクな乗り方

対象となるのは「郡山」利用の場合

さて、この山形新幹線は福島駅を境に特急料金を別々に計算して合算するため、割高になりがち(後述)です。

それでも東京から山形方面に向かう場合は…そのまま乗ってください。

上野から乗る人も、大宮から乗る人も、宇都宮から乗る人も、深いことは考えずにそのまま乗ってください。

でもですね。

途中駅の郡山から乗車する場合に限り、きっぷの買い方によって大幅に金額が変動しますので、きっぷ購入前に少しだけ立ち止まって、この記事を参照してもらえると嬉しいです。

まぁJR東日本の株を持っているので黙って高いお金払ってもらえるのは嬉しいんですが(笑)。

郡山から新庄までの特急料金

例として郡山から新庄までの特急料金を例示しますね。なお、乗車券(運賃)は特急料金とは関係ありませんので、ここでは省略しています。

郡山から新庄まで、新幹線の指定席特急料金は4080円です。う~ん、高いですよね。

少しでも特急料金を安く済ませようとする場合、真っ先に思いつくのは郡山ー福島間を普通列車(在来線)で移動することですよね。

そうすると福島ー新庄間のみの特急料金となり、2390円です。安くなりましたね。

よし、これで行こうと思ったあなた!ちょっと待った!!

郡山ー福島間も新幹線に乗ろう

実は、郡山ー福島間で新幹線に乗ったとしても、同区間のみ自由席利用とするだけで合計金額を2460円にすることが可能です。

つまり、福島ー新庄間の同区間の新幹線に実質70円プラスで乗車していることになります。もちろん、福島ー新庄間は指定席を利用できますので、確実に座れます。

なぜ1駅だけ自由席で我慢するだけでこんなにも差が出るのか!?不思議ですよね?

以下ではこの不思議なからくりを説明します。

郡山ー福島・福島ー新庄は別路線

まずは基礎を知ってもらわなければなりません。

お客さん向けの案内は「山形新幹線」であっても、東京ー福島間と福島ー新庄間ではまるで異なる路線なのです。

東京ー福島間

東京から福島の間は東北新幹線です。お客さん向けの案内で山形新幹線と言われていたとしても、特急料金を計算する上では東北新幹線です。

そのため、一般的には割高な「新幹線特急料金」で計算されます。

福島ー新庄間

一方、福島から新庄までの間は奥羽本線という在来線になります。お客さん向けの案内で山形新幹線と言っていても、実態は在来線の特急です。

そのため、同区間の特急料金は新幹線とは別の計算方法である「在来線特急料金」(正確にはA特急料金)で計算されます。

福島を跨ぐ場合の計算方法

そして、福島を跨いで山形新幹線を利用する場合、東北新幹線の新幹線特急料金と奥羽本線の在来線特急料金を合算します。

ただし、単に合算するだけでは高額になりすぎるため、激変緩和処置として在来線特急料金が3割引となる乗継割引が適用されます。

よって、

山形新幹線の特急料金=東北新幹線特急料金在来線特急料金×0.7

となります。

実はこれが1つめのミソなんですね。

新幹線の「1区間乗車」は自由席がオトク

さらに、新幹線には「新幹線特定特急券」というものが存在します。

具体的には、新幹線に1駅だけ乗る場合は、自由席に限り格安にします、という制度です。

郡山ー福島間の新幹線特急料金は、指定席を利用する場合は2400円かかりますが、自由席を利用する場合は特定特急券の対象となり、880円で済みます。

天と地の差があるんですね。

これが2つ目のミソです。

福島跨ぎを賢く利用

福島跨ぎによる在来線特急料金の割引は、当日中の乗り継ぎであれば、新幹線の区間に関わらず適用されます。

よって、郡山から乗車する場合でも割引は適用されるのですが…

前項で説明したように、新幹線の1区間乗車は格安になっているので…

郡山ー福島間は自由席にするとオトク、ということになります。

郡山ー福島間の自由席は混雑?

気になるのは郡山ー福島間の自由席の混雑具合ですが…

こればかりはお約束できるものではありませんが、基本的には「仙台行きのやまびこ」を狙って乗車すればだいたい座れます。

あと、座れなかったとしてもデッキに立っておく、くらいの心構えでOKです。

13分程度ですし、福島から先は指定席を確保できているわけですから、嫌でも座れますよ。

予約方法

みどりの窓口(初心者におすすめ)

ここまででロジックはわかったと思うのですが、えきねっとで予約しようとすると意外と難しいです。

なので、時代に逆行するようで申し訳ないのですが、初心者には「みどりの窓口」の利用をおすすめしています。

希望の列車と、郡山ー福島間のみ自由席であることをお伝えすれば発券してもらえます。

えきねっと(上級者向け)

旧えきねっとでは簡単に発券できたこのきっぷも、新えきねっとでの予約は困難を極めます。なぜなら、

郡山ー自由席ー福島ー指定席ー新庄

という検索結果をシステムは返してくれませんので、誘導尋問する必要があるからです。

以下の説明では新幹線eチケットの例で示していきますが、紙のきっぷを発券する場合も同様です。

まず、郡山ー新庄(経由:福島)で検索します。

で、前の列車や後の列車をクリックしながら、

郡山ー福島ー新庄

となるような検索結果を探し出します。

その後は、検索結果中の時刻の部分をクリックし、山形新幹線区間の乗りたい電車に照準を合わせて再検索。

このとき、東北新幹線区間の時刻は適当でOK。なぜなら「自由席だから」です。

ただし、面倒でなければ、実際に乗車される列車の時刻に変更することをお勧めいたします。こうすることで、えきねっとの変更期限(時刻)が実態に合うためです。(以下の説明では時刻の調整はしておりません)

あとは自由席と指定席の区分を間違えないように申し込めば大丈夫です。

乗車券込みの新幹線eチケットの値段になってしまっているのでややこしいですが、7490円が5870円に下がっているのがお分かりいただけます。1620円も安くなっていますよね。※上図の説明は新幹線eチケット利用の場合であり、紙のきっぷの場合は若干料金が異なります。

一番難しいのは最初の検索結果のアタリですね。コツは「とれいゆつばさ」を当てに行くこと。これでだいたい上手くいきますので頑張ってみてください。

まとめ

首都圏から山形まで便利に移動できる山形新幹線。

郡山から乗るときのみ、きっぷの買い方に一工夫してみると、ちょっとオトクなことが起きることをご説明いたしました。

帰省や旅行にご活用いただき、浮いたお金でお土産買っちゃいましょう。

ではまた。

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