JR東日本の駅に設置されている「イノベーション自販機」で使えるスマホアプリ「アキュアパス」にサブスクが登場。月々2,980円で1日1本毎日飲める。5か月間毎日使って感じたメリットとデメリットを3つずつ紹介します。
結論から言うと、個人的にはオススメできます!
しかし、向かない人もいるので、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
JR東日本の一部駅に設置されているイノベーション自販機(黒い自動販売機)では、スマホアプリ「アキュアパス」と連動したサブスクを利用できます。
その中で話題となっているのが、毎月定額で1日1本ジュースを受け取れるサブスク「エブリーパス(everypass)」です。月々2,980円(最初の6か月は2,480円)のプレミアムプランが基本ですが、1か月のみの体験版として、月980円のアキュアメイドプラン(選べる飲料が限定)もあります。
なお、募集期間や募集人数が限定されておりますので、まずは募集開始をお待ちください。
使って実感!メリット3つ
1:割安に自販機を利用できる
決まっているのは月額のみですので、受け取る日数や種類によってはかなりお得になります。
毎日、最も安い水(100円)を受け取ったとしても、30日で3,000円ですから、元は取れる計算です。
ちなみに、イノベーション自販機の高額商品ベスト3は、
- レッドブル(210円)
- 特茶 伊右衛門(190円)
- 青森りんご ふじ(170円) など
仮に最も高い「レッドブル」を受け取り続ければ、30日で6,300円となり、2倍以上おトクになります。ただ、体が耐えられるかは別問題です(笑)。
ちなみに、サブスクで受け取った分にもポイントが付くので、30回受け取ればさらにもう1本受け取ることが出来るようになります。(※レッドブルはポイント引換対象外です)
2:気楽に自販機を利用できる
最近では、500mlペットボトルのお茶などであれば、スーパーで80円程度で売ってますよね。駅前のコンビニでも100円のプライベートブランド商品が並んでいます。それが自販機では160円ほどすることもあり、気にする人は気にしてしまう。
しかし、サブスクであれば1日1本受け取れることが決まっているので、深く考えずに利用することが出来ますね。
駅で受け取れるとなれば、乗車前にわざわざ遠くまで買いに行ったり、家から重いペットボトルを持ってくる必要もなくなるわけです。
3:いろいろな飲料を楽しめる
サブスクで受け取れる飲料の種類に制限はありません。
日替わりで選ぶことが出来るので、普段なら絶対に選ばないような飲み物にも手を出せそうです。
ちなみに、イノベーション自販機で売っている変わり種商品ベスト3(独断)は、
- 麻婆スープ(140円)
- 信州そば茶(130円)
- しじみ70個分のちから(130円)
たまには失敗覚悟で冒険してみるのもアリかと思います。
※ちなみに上記3商品は意外と人気があるそうです。
使って感じたデメリット3つ
1:受け取れないと損
サブスクは1日1本受け取れますが、受け取れない場合、その日の権利は無効になります。(2日分まとめて2本受け取ることは出来ない)。
毎日イノベーション自販機の前を通る人であればいいのですが、毎日使えない人にとっては、受け取らない分だけ”損失”に。
仮にレッドブル(210円)一本釣りであっても、15日は受け取らないと元が取れません。
特にコロナ禍においてはテレワークが進んでいて、毎日電車を利用する人も少なくなっていると思います。受け取れない日が増えそうな場合は、申し込みをしないほうがいいでしょう。
ちなみに管理人は5か月間にわたって受け取り皆勤賞です。
2:やっぱり選択肢が狭まる
好きな飲料を受け取れるのがメリットと書きましたが、せっかく210円のドリンクも選べる状況なのに、はたして水(100円)を受け取る選択が出来るでしょうか。
サブスクのコストを考え抜くケチな人ほど、できないと思います。
私の選択肢も、どうしても偏ってしまいました。
自販機がないこともある
サブスクは「イノベーション自販機」のみで利用できます。
都区内の駅であれば必ずと言っていいほど設置されていますが、少し外れると無い駅が増えてきます。私は茨城県在住ですが、身の回りには「水戸」「友部」「勝田」「日立」くらいにしかありません。
せっかく申し込みをしてもイノベーション自販機がなければ受け取り出来ませんので、損失です。
なお、イノベーション自販機の設置状況はスマホアプリ「アキュアパス」から確認できます。
まとめ
自販機のサブスク「エブリーパス(everypass)」は、個人的にはお勧めですが、以下のメリットとデメリットをよく認識してから申し込みをしましょう。
- 割安に自販機を利用できる
- 気楽に自販機を利用できる
- 色々な飲料を楽しめる
- 受け取れないと大損
- やっぱり選択肢が狭まる
- 自販機がないこともある
夏は熱中症対策に、冬は暖を取るために。
適切に自販機を利用して、快適な日々を過ごしましょう。