【新幹線】普通車よりグリーン車が安くなることがあります

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鉄道

安く旅行をすることに重点を置いた場合、普通車を選ぶのが常識です。しかし、多くの割引きっぷが発売されているいま、その選択は誤りであることがあります。JR東日本で発売中の「えきねっとトクだ値」で普通席の割引きっぷが満席でグリーン車に空きがある場合は、グリーン車を選択した方が安くなることがあります。その時の空き状況を広く観察し、臨機応変に適切な判断ができるようになってほしいとの願いから、この記事をお送りします。なお、早めの予約がカギであることは間違いありません。

本記事では東京~ガーラ湯沢間の例を記載しておりますが、JR東日本の「えきねっとトクだ値」が発売されている他の区間にも当てはまる内容ですので、ぜひご覧ください。基本的な考え方はJR東海の「エクスプレス予約」にも応用できるケースがあります。

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グリーン車が安くなる例

東京~ガーラ湯沢間の新幹線

あなたはスキーを楽しみにガーラ湯沢をめざしているとします。

えきねっとから検索し、ちょうどいい新幹線を見つけました。

たにがわ403号、ガーラ湯沢行き。

これはMaxたにがわ403号時代から長く続く「朝ゆっくりタイプの新幹線スキーヤー」にとっては鉄板の列車です。

この列車はE7系新幹線が使用されていますので、普通車指定席・グリーン・グランクラスから選べます

安く行きたいので、当然選ぶは普通車指定席ですよね。

あぶないあぶない!残席わずかだって!

よかった~ギリギリ取れました。乗車券込みで7,020円、予約完了!

・・・。

グリーン車のタブも開いて

実はこれ、損な選択なんです。

グリーン車のタブ、グランクラスのタブを開くと、こんな世界が広がっています。

お気づきですよね。実は、この時点では

グリーン車を「トクだ値35%OFF」で選択するのが最も安いんです。

グリーン車が安くなる理由

えきねっとトクだ値の発売範囲

えきねっとトクだ値は、JR東日本が売り出す割引きっぷで、

  • 良く言えば観光利用促進のため
  • 悪く言えば空席を埋めるため

を目的に、期間や区間、設備、列車を絞って発売されています。

かつては新幹線や在来線特急ともに「普通車指定席」に限って発売されるケースが多かったのですが、近年ではグリーン車やグランクラスにも範囲を拡大しています。

ここがミソなんです。

区間によってはグリーン車が余る

この項目は私の予想を含みます

通常であれば普通車指定席もグリーン車も同じようなペースで埋まっていくことが多いのですが、区間によっては偏るケースが生じます。

例えば冒頭で示した「ガーラ湯沢」方面の場合、日帰りスキーの旅行商品が充実していますが、その多くは「たにがわ号の普通車指定席利用」などを条件に加えていたりします。

自由席が使えないプランもあり、シーズン中の「たにがわ号」の場合は普通車指定席が極端に早く埋まっていきます。

それに対し、グリーン車は余り気味で推移します。

売れ行きによって「トクだ値」設定数も変わる

「たにがわ号」など、普通車指定席が真っ先に売れていくケースであれば、トクだ値の設定座席数が少なかったり、設定を中止するケースもあります。

一方、グリーン車やグランクラスは黙っていても埋まらないことが予想されるため、トクだ値の座席数が十分に確保されることが多く、結果として余ります。

その結果、普通車利用を希望する場合は「通常運賃」となるのに対し、グリーン車利用の場合は「割引率の高いトクだ値」を利用できるケースが出てきます。

上位クラスの割引きっぷは要確認

このように、グリーン車を選んだ方が安いことがありますので、「上位クラスは高い」という先入観を捨ててチェックする癖をつけておきましょう。

最後に適当な図解をしておきます。

普通車利用を基準とした場合、グリーン車を利用すれば高くなるのは当然です。

しかし、「えきねっとトクだ値」のマジックがここから始まります。

トクだ値は、特急料金やグリーン料金だけでなく、乗車券(運賃)も込みで割り引いてくれます。新幹線に乗車する場合は乗車券(運賃)が占める割合が大きいため、この効果は大きい。

総額から値引きされる結果、35%引きのきっぷを利用することで普通車利用の通常料金を大きく下回ります。

このような現象は、主に18%以上割引されるグリーン車用トクだ値が設定されている場合に起こり得ますので、他の区間を利用の場合でも確認してみてください。

注意点

変更・払い戻しが不自由です

トクだ値を利用する場合、きっぷを受け取ってしまうと変更ができないうえ、払い戻し手数料が高額になります。

一方、受け取りをしなければ変更することは可能(※当日などは変更先の列車にトクだ値の設定がない場合があります)

新幹線を利用する場合は新幹線eチケットを、在来線を利用する場合はきっぷの受け取りを直前まで引っ張るのが吉。

乗り遅れたら特急券が必要です

もし予約している列車に乗り遅れてしまったら、トクだ値の場合は特急券が無効になります。

新たに特急券を買い直すことになるので、ご注意ください。

なお、通常料金のきっぷであれば、乗り遅れても後続の普通車自由席を利用できます。

まとめ

新幹線の予約を最安値で行うことを検討し、以下の知見を得ました。

  • グリーン車に割引きっぷの設定がある場合は、普通車の通常料金と比較して安いことがある
  • 割引率が概ね18%を上回る場合は要確認
  • 割引きっぷ利用時は特有の制約条件に注意

オトクに快適な旅行をしましょう。

ではまた。

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