【ソアリン】東京で長時間スタンバイするくらいなら上海に飛んだ方が早いのでは?の疑問に挑む

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遊園地
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ディズニーの大人気アトラクション「ソアリン・ファンタスティック・フライト」は、東京では連日数時間待ちの大行列。ならば今から上海に飛んでしまえ、という判断は正しいのか。結論、特殊な状況においてはいい勝負になる可能性がありますが、そのまま東京でスタンバイしましょう。

注意事項
・2019年頃のデータを採用しています
・コロナ禍において同じ行程は組めません
・暇つぶしの記事です(真面目に読まないこと)

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ソアリンとは

アトラクションの超概要

ソアリンとは、ディズニーリゾートで運営されているアトラクションの名称です。正式には「ソアリン・ファンタスティック・フライト」です。

フライトシミュレータ型のアトラクションで、ハングライダーに乗り込んで世界を旅する爽快感はクセになります。

身長102cmからOKなので、概ね3歳後半くらいから射程圏内になります。

私には生まれつき語彙力が備わっていないのでソアリンの魅力は語れません。ただ、単なる「フライトシミュレーター」だと冷やかして乗るといい意味で後悔しますので、現在進行形でソアリンにスタンバイされている方はお楽しみに、ということだけお伝えしておきます。

上海にもソアリンあります

さて、当サイトは交通系のジャンルになりますので、こんな疑問に答えてみたいと思います。

ソアリンに何時間も並ぶくらいなら、上海に飛んだ方が早いのでは?

私の感想ですが、当時(2019年頃)の東京におけるディズニー熱はすさまじいものがあり、一方で上海は意外と冷めています。雨が降るだけでガラガラになることも。

私が見聞きしたことがある中で、東京のソアリンの最長スタンバイ時間は350分、つまり5時間50分です。

一方、私が経験した中での上海のソアリンの最短スタンバイ時間はたったの15分

6時間も待つなら…ひょっとして…

今からでも上海のソアリンに乗りに行った方が早いのでは?と思ってしまいますよね。

はい、気になります。

コロナがなく、飛行機も普通に飛んでいるという大前提の上で、さらに最長の東京と最短の上海が同じ日に出現するという極端なケースを想定し、東京ディズニーランドと上海ディズニーランドを同日中にはしごしたことのある私が、その時のルートをもとに実際に計算してみましたよ。

お気づきだと思いますが、フィクションだらけなので肩の力を抜いてお楽しみに。

東京ディズニーシー発 上海ディズニーランド行き

さぁさぁ、時間だよ。東京のソアリンに6時間も待てません。

お昼にエントランスで引き返し、JALの飛行機に乗ってリアルソアリンを楽しみながら上海に向かいましょう!

TDSから羽田空港まで

東京ディズニーシーから羽田空港まで、鉄道で行こうとすると、

東京ディズニーシーステーション→舞浜駅→新木場駅→天王洲アイル駅→羽田空港国際線ビル(現:第3ターミナル)

と、3回も乗り継がなければなりません。

一方、バスであれば首都高速湾岸線が空港までまっすぐつないでくれますので、ここは迷わずバスを選択しましょう。

バスは第3ターミナルまで行ってくれない便もありますので、注意です。その場合は無料巡回バスに乗り継ぎましょう。

ちなみに運賃は1,000円です。

東京ディズニーシー12:05→羽田空港第2ターミナル12:52
羽田空港第2ターミナル12:57→第3ターミナル13:05

空港チェックイン

空港のチェックインは出発時刻の60分前まで

この時点で乗れるのは、JAL085便(HND→PVG)となります。

羽田空港国際線ターミナルは成田のそれとは異なり、こじんまりと作られているので移動も楽々です。

航空機搭乗

羽田ー上海線は、乗客の人数も多く、大型機が投入されています。

早く降りることが大切なので惜しみなくお金を投入し、ビジネスクラスを利用しましょう。

なんてね。

下の写真でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ビジネスクラスの座席がエコノミークラスとして開放されることがあるのが、近距離国際線の特徴です。

その場合は、ビジネスクラスの座席でエコノミークラスの機内食をお出しいただけます。

昔は機内食を食べながら「おいしくない」って言いあうのが楽しかったのですが、今の機内食は残念ながら大変おいしく作られています。そういうとき、人は無言になります。

羽田空港14:25→浦東空港17:05

上海浦東国際空港着

上海には2つの空港【虹橋】【浦東】があります。虹橋は日本で言う羽田のような存在で、市内への交通の便はいいけど小さい、浦東は成田のような存在で、巨大です。

上海ディズニーランドをめざすのであれば【浦東】一択です。浦東と市内との間にディズニーがあります。

この写真のずーっと奥の方にディズニーがあります。

浦東に到着するのは17:05。そこから入国審査等を15分(非現実的な速度で巻いています)で奇跡的に抜けたら、迷わずタクシーに乗り込みましょう。

浦東国際空港→上海ディズニーランド

前述のように、空港からディズニーランドまでは市内よりも近く、25分程度で到着します。金額は100元くらい。

まれに遠回りする運転手さんもいるようですが、ただですね、ソアリンに乗らなければならないので先を急いでもらいましょう。

浦東空港17:20→上海ディズニーランド17:45

エントランスを通る

上海ディズニーランドに到着です。エントランスからソアリンまで少なくとも10分くらいは見ておいた方がいいでしょう。

ソアリンに直行し、そこから15分スタンバイすれば、ドリームフライヤーでの旅の始まりです。

上海ディズニーランド17:45→ソアリンスタンバイ開始17:55→乗車18:10

東京で待った方が10分早い

一方、東京でひたすら待ち続けると…

東京で同時刻(12:10)から350分待ち続けた場合、ソアリンに乗れるのは18:00となります。

あっ、少しだけ早いですね。遅いけど。

東京ディズニーシー12:05→ソアリンスタンバイ開始12:10→乗車18:00

ソアリン「東京版」と「上海版」の違い

ネタバレ注意

東京版と上海版のソアリンを比較されることがあり、よく「東京版の方がいい」と言われることがあります。

私はどっちでもいいと思います。

両者で異なるのは最後だけです。上海版では上海タワー、東京版では東京タワー経由東京ディズニーシーでエンディングを迎えます。花火が当たって終わるのはどちらも同じ。BGMも同じです。

だったら空いていた方がいいですよね。

ということで、上海に逃避行するシミュレーションをしてみましたが、僅差で(?)東京で待ち続けたほうが良いという結果になりました。

大きな間違いに気づきましたか??

ここでひとつ、重要なことを忘れています。

実は僅差ではなく、圧勝で東京の勝ちとなっています。

その理由は…時差。

東京の方が上海よりも1時間進んでいますので、上海でソアリンに乗ったのは日本時間19:10ということになります。

最長と最短という極端な例をとっても、東京の方が1時間以上早く乗れることになります。

待ち列が↑まで伸びて何時間待ちになろうとも、東京でそのままおとなしくスタンバイしましょう。

ソアリン・ファンタスティック・フライト
>> こちら

ではまた。

編集後記
私は上海版のソアリンには何回か乗ったことがありますが、東京版には1回しか乗ったことがありません。コロナ休園後に初めて東京版のソアリンに乗ったのですが、搭乗後は上海版と全く同じだったことで遠い昔の記憶が刺激され、乗っているうちに「海外に行けた楽しかった日々」のことを思い出して切なくなってしまいました。また自由に動き回れる日常が戻るのかな、そしてそのころ、自分は生きているのか。そして、今当たり前にできていることのうち、何ができなくなっているんだろう。未来が怖いな。

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