東急バスの謎終点「道中坂下」何がある?東山田営業所に徒歩連絡してみた

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武蔵小杉駅などを中心に東急バスの「道中坂下」という行先を目にすることがあります。明らかに中途半端な行先ですが、ここには何があるのでしょうか?実際に見に行ってみました。東急バス1日乗車券ユーザーに知ってほしい、道中坂下から東山田営業所までの徒歩連絡情報も共有します。

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道中坂下バス停

道中坂下は、横浜市都筑区にある東急バスのバス停です。小杉駅(武蔵小杉駅)から同バス停が行先の路線があるほか、綱島駅や日吉駅からもアクセスが可能です。

小杉駅からは鷺沼行きのバスに混じってやってきます。本数も少ないわけではなく、アクセスは容易なのですが…何があるんでしょうか?

この場所は中原街道沿いにあります。中原街道は「江戸(東京都)と中原御殿(神奈川県平塚市)を結ぶ道」として歴史が古く、東海道の脇道としても機能を果たしていたそうです。同区間を直線に結ぶことから、江戸時代の商人たちもこの道を頻繁に通っていたと言います。

その途中にあるのが当地。このあたりは起伏の激しい地形になっていて、中原街道もアップダウンを繰り返します。東京側にあるのが道中坂で、その下だから「道中坂下」という名前がついているんですね。訪問したときには気づきませんでしたが、「道中坂」という石碑も立っているようですよ。

周辺の様子

当地でバスが折り返すため、小さめの折り返し場が設けられています。

とにかく目立つのがこれ。送電線の鉄塔の真下にあるバス停です。

これね、けっこう迫力あります。

中原街道の交差点名も「道中坂下」になっています。昔から続く中原街道ですが、今でも車の交通量がとても多いです。

とまぁ、ここまで書いてきたわけですが、この「道中坂下」からどこかに徒歩連絡できないものかと探してみると…

至近距離に「東山田営業所」があるではありませんか。

上のマップではまともな経路として遠回りのルートが検索されていますが、地図にも乗っていないルートを通ることでほぼ直線で向かうことが出来ます。ただし、アップダウンが激しいので注意です。

東山田営業所バス停へ徒歩連絡

東山田営業所までは10分程で到着しますが、

  • 上り坂耐性
  • 虫耐性

が必要になりますので、予めご了承ください。

まず、バス停を降りたら道中坂下の信号を渡り、民家の横の小道に入ります。自動車も入れない、歩行者専用の小道です。

この小道を進むと林の中の急な階段が見えてきます。何が出てくるのかわからない感じですが、道は続いているので突き進みましょう。

どんどん上がっていくと、途中で左方向に自動車も通れそうな道が見えてきますので、左折します。

そのまま道なりに進むと、公園(東山田そよかぜ公園)に突き当たります。この公園に入ると「東山田営業所の全景」が見えてきます。

あとは公園横の階段を降りるだけ。東山田営業所バス停に到着です。

東山田営業所からは鷺沼駅・日吉駅・センター南方面に抜けることができます。道中坂下から田園都市線方面に抜けるなら歩いちゃうのも手ですね。

まとめ

東急バスの謎行先「道中坂下」バス停を訪れて、以下の知見を得ました。

  • バスの転換スペースが設けられている
  • 鉄塔がある
  • あとは何もない
  • 東山田営業所まで徒歩10分

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東急バス
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ではまた。

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