【篠ノ井線】松本ー長野間の快速には特急車両E257系が使われていました【今は211系】

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鉄道

かつて走っていた特急車両充当の松本発長野行きの快速列車について書いています。2021年6月現在もほぼ同じ時刻で快速列車が走っていますが、”普通の車両”での運行。

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松本ー長野間の快速列車について

過去と現在の時刻表を比較

突然ですが、2021年の時刻表と2010年の時刻表が手元にありますので、松本ー長野間の快速列車について下記します。

時期種別松本発長野着備考
2010年快速20:1021:13グリーン車自由席連結
2021年快速20:0521:09
時期種別長野発松本着備考
2010年快速06:5508:03グリーン車自由席連結
2021年快速06:5408:02

一見するとほとんど同じように見えますが、唯一大きく異なるのが2010年版には「グリーン車自由席連結」という記載があった、という点。

松本ー長野間の篠ノ井線普通列車にはグリーン車を連結している車両はないはず…と思いますよね。

特殊な車両を利用していました

実はこれ、特急列車用の車両「E257系」が使われていたのですね。

かつては毎日走っていた、松本ー長野間に特急車両を利用した快速列車。

特急車両なのに快速だから追加料金が要らない。そして、グリーン車に乗る場合でも普通列車用の安価な料金でOK。乗り得な列車としてファンの間では知られた存在だったのです。

この列車は新宿方面から特急「あずさ」として営業運転してきた列車を松本駅到着後に長野まで快速列車として延長運転していたものです。

時刻表上は松本止まり、松本始発として繋がりなく記載されていましたが、実際には松本駅到着後にそのまま乗車していてOKでした。

つまり、首都圏から長野まで、在来線経由で乗り換えなしの旅が楽しめた時代がつい最近まで続いていた、ということなんですね。

特急列車を使わない「青春18きっぷ派」の方々にとっても、立川発松本行きの普通列車から接続を取る形で発車するため、スムーズな移動が可能に。追加料金なしで楽しめることから、’苦行’中のひと時の安らぎを味わうことが出来る貴重な列車でした。

なぜ長野に乗り入れたのか?

特急車両を快速列車として運転するのは「サービスの一環か?」というと、まぁ結果的にはそうなっていましたが、実際には車両運用上の便宜を図っていたと思われます。

一般に、特急は都市間移動の手段として大活躍していますが、夜間はちょっとヒマになります。

そのため「車両を眠らせておくくらいならもうひと仕事してもらおう」というブラックな発想(笑)で、特急車両を使った普通列車やライナーを走らせるということが各地で行われていました。

おそらく松本ー長野間の快速列車もそのような位置づけだったのでしょう。

特急「あずさ」で松本到着後に、翌朝まで眠らせておくくらいなら長野まで往復営業運転させた方が効率的だったのかもしれません。

E257系の快速に乗りました

こういう変則的な運用は「準備が整い次第」消えていくというのが世の常だったので、早いうちに乗っておくことにしました。

2009年のできごとでした。

当日は青春18きっぷで北陸方面からの旅行で長野に到着していたのですが、この快速に乗るためだけに松本まで遠征。

お弁当を広げながら帰ってきたのでした。

乗車した車両には、我々2人(当時子無し)以外誰もいない状態で発車。

ふと周りを見ると全く清掃されていないことに気づきます。

それもそのはず、冒頭でも話したように「特急あずさとして到着後にそのまま長野に向かう」ため、車内清掃も入らないのです。

松本が終点だからと言って片付けずに下車する人も多かったのでしょうね。たとえ終点だったとして自分で出したごみくらい片付けろよとは思いますけど。

特急列車での運転は終了

さて、この快速列車は今でもほぼ同じ時刻で走っていますが、もう、特急車両での運行ではありません。

変わったのは2019年3月のダイヤ改正でした。

契機となったのは中央線特急列車の車両更新。

今ではE353系が活躍する中央線の特急ですが、さすがにこの車両を使った長野遠征は避けたようです。車両運用を見直し、今では211系という超絶ハズレ…普通の通勤列車で運行されていますのでご注意です。

ダイヤはどんどん平坦に

鉄道のダイヤは改正の度に「平坦」になっています。変わり種の列車は無くなる一方です。

あなたの周りにも変わった列車は残っていませんか?

それ、10年後には消えているかもしれませんよ。

例えばホームライナー浜松3号(浜松から豊橋まで乗り換えなしの373系)なんて危ない気がしますね。。

…なんてね。

ではまた。

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