横川SA(上り)は信越本線横川駅をイメージ!鉄道好きなら必ず寄り道しよう

スポンサーリンク
本サイト内にはGoogleAdSense等のアフィリエイトリンクを含みます
道路
この記事は約4分で読めます。

妙義山を望める上信越自動車道の途中にある横川SA(上り)には、往年の鉄道車両(キハ58)が展示されています。信越本線横川駅をイメージした館内に設置され、ボックス型の車内ではおぎのやの釜めしをいただくことができます。ゆっくり食事ができるレストランやスターバックスも入店。テラス席が充実。小さい庭園もあります。佐久平から続く長い下り坂の先に佇む森の中のオアシスです。

スポンサーリンク

横川サービスエリアとは

横川サービスエリアの場所

横川サービスエリアは、群馬県安中市にある上信越自動車道の途中休憩所です。同路線では数少ない貴重なサービスエリアで、上り線と下り線が別々に整備されています。

松井田妙義ICと碓氷軽井沢ICの間に設置されていますので、下り線利用者にとっては山越え準備に、上り線利用者には山下りの休憩地点としての位置づけでしょうか。

ドラマチックエリアに指定

NEXCO東日本管内では、ドラマチックエリアと位置付ける休憩所があります。地域の特色を取り入れ、自動車での旅の途中を盛り上げてくれる役割を果たすドラマチックエリアは、(少し大げさですが)旅の目的地にもなりうる観光名所の一つです。

横川サービスエリアは、上り線・下り線ともにドラマチックエリアに”指定”されています。

下り線は軽井沢方面へ向かう人が多いことから「軽井沢ゲート」をアピールしていて、レンガ造りの建物に洋風庭園など、軽井沢をイメージさせる造りになっています。

じゃあ上り線は!?帰るだけだから…なんて寂しいことを言わないでほしい。軽井沢ゲートとしてのもう一つの顔である、「横川駅」に焦点を当てたエリアになっています。

横川サービスエリア(上り)の様子

山間のオアシスのように佇む横川サービスエリア。

おぎのやとスターバックスの看板が目立ちます。

このサービスエリアのメインはこちらですね。この建物の中に入ると、キハ58がお出迎えしてくれます。

…が、肝心の先頭部分は…

余計な(失礼)旗で撮り鉄を妨害。笑

回り込めば運転台の様子をのぞくことができます。

車内は開放され、お弁当をいただくこともできます。

私はこの列車が碓氷峠を走っていた時代を知りませんが、こんな大きいテーブルがあったのでしょうか?ないですよね。たぶん、サービスエリア向けに改造してくれたんだと思います。横川駅で駅弁を買って車内で食したことがある人には、その時の記憶がよみがえるのかもしれませんね。

屋外には「横川苑」と名付けられた庭園があり、ドライブの合間に息抜きの散歩ができます。

他の方のブログを拝見する限りでは、この中にカエルの石像がいらっしゃるようです。気になる方は探してあげてください。

横川サービスエリア(上り)の行き方

一部のサービスエリアは高速道路外からも徒歩でアクセスできる駐車場と出入口(ウォークインゲート)が備えられていますが、残念ながら横川SAは設置がないようです。

ということで、碓氷軽井沢IC以西から上信越自動車道(上り)線を利用して向かうしか到達方法はありません。

首都圏在住であれば、長野方面への旅行の帰りなどに使いやすいですね。軽井沢からの帰りの場合は少し注意。エリアによっては碓氷バイパス(一般道)で松井田妙義ICまで山下りした方が効率的なことがあり、カーナビの案内に従うと横川SAに寄れなくなるかもしれません。どうしても立ち寄りたい場合は碓氷軽井沢ICから高速に乗っているか、経路の確認をしておきましょう。

また、長野~新宿線(高速バス)の休憩所としても活用されているようなので、頭の片隅にでも入れておきましょう。ちなみに停留所は設置されていないので、乗降はできないほか、道路状況によっては休憩場所が前後に変更となることをご了承ください。

まとめ

横川サービスエリア上り線を利用し、以下の知見を得ました。

  • ドラマチックエリアに指定されている
  • 館内にはキハ58のモニュメントがある
  • 車内で釜めしを食べることもできる
  • 屋外にはスターバックスも入店
  • 横川苑という庭園もある

上信越自動車道を利用する際には、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

っつーか、NEXCOになってからサービスエリアの高付加価値化が進んでいて、そのうち全エリアに寄らなければならなくなりそうですね。

横川SA(上り線)
>> こちら

ではまた。

編集後記
横川といえば峠の釜めしですが…そもそも何で!?と思う人も多くなってきているでしょう。1997年までは、信越本線は1つに繋がっていて、横川~軽井沢間にも鉄路が敷かれていました。しかし、同区間は急勾配で、列車単独では行き来ができず、編成前後に山越え用の機関車を連結して運行していました。横川駅では機関車を連結するための停車時間が設けられており、その間に売り捌いたのが「峠の釜めし」です。北陸新幹線や上信越自動車道でひとっとびできる今では、釜めしを売りに来てくれる機会もなくなっていますが、横川の地に残る伝統としてこれからも末永く楽しませてほしいなと思っています。

タイトルとURLをコピーしました