東関東道「佐原PA(上り)」に展望台あり!水郷エリアを一望できる穴場絶景スポット
東関東自動車道の佐原PA(上り線)は、一見すると「高速道路に乗ってすぐの小さな休憩所」です。
潮来ICから東京方面へ向かう場合、高速に入ってすぐの場所にあり、さらに高速流入直前には道の駅いたこもあります。
「わざわざ立ち寄る必要はないのでは?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、この佐原PAには意外な魅力があります。
上り線には展望台があり、水郷エリアを一望できる絶景スポットになっているのです。
東関東自動車道「佐原PA」
東関東道の中途半端な区間にあるPA
東関東自動車道は、千葉県市川市の高谷JCTと茨城県茨城町の茨城町JCTを結ぶ高速道路です。
現在は潮来ICと鉾田ICの間が未開通となっており、高谷JCT~潮来IC間の南側区間と、鉾田IC~茨城町JCT間の北側区間に分かれています。
成田空港方面へのアクセス道路として重要な役割を果たしている一方、水戸・大洗方面から潮来方面へ向かう場合は国道51号線を利用するケースも多く、まだ発展途中の高速道路と言えます。
高速に乗ってすぐだから、利用者は少ない?
そんな東関東自動車道の南側区間にあるのが佐原PAです。
佐原PAは潮来ICの近くにある小規模なパーキングエリアです。
東京方面から走る場合は「高速を降りる前に休憩しておこう」と考える人もいるでしょう。
しかし、潮来方面から東京方面へ向かう場合は、状況が少し違います。
高速に入ってすぐの場所にあり、さらに道の駅いたこが直前にあるため、わざわざ立ち寄る人は多くありません。
実際に訪れてみると……
広い駐車場に車は数台。
施設はトイレと自動販売機のみ。
「やっぱり、あまり利用されないPAなのかな」と思っていました。
しかし、ここで予想外の発見がありました。
佐原PA(上り)には展望台があります
トイレを済ませて出発しようとした時、ある看板が目に入りました。
「180度のパノラマ展望台 千葉眺望百選・佐原PA展望台」
なんと、この小さなPAには展望台が併設されていたのです。
案内に従って進むと、階段の先に展望スペースがあります。
なお、バリアフリー対応のルートも用意されています。
想像以上だった佐原PAからの景色
これは、予想以上の景色でした。
展望台からは、利根川を中心とした水郷エリアを一望できます。
大自然でもなく、大都会でもありません。
しかし、広い平野の中をゆったりと流れる川、高速道路の緩やかなカーブ、そして遠くまで続く景色。
普段、高速道路の休憩所から見ることのない種類の景色だけに、不思議な魅力があります。
ちなみに「180度のパノラマ」と案内されていますが、反対側を向くと……。
確かに一般的な意味での絶景とは少し違うかもしれません。
ただし、交通好きの視点では、高速道路の合流車線や道路構造をじっくり眺められるという楽しみがあります。
観光地の展望台とは違う、佐原PAならではの面白さです。
鉄道好きにもおすすめ!JR鹿島線が見える
そして、もう一つの見どころがあります。
佐原PAの展望台からは、遠くにJR鹿島線を見ることができます。
この区間では、主にE131系などの列車が走っています。
距離があるため撮影には望遠レンズが必要になりますが、鉄道好きの方にも楽しめる場所です。
JR鹿島線の車窓からも確認してみました
佐原PAから鹿島線が見えるのであれば、逆に鹿島線からも見えるのではないか。
そう思い、後日JR鹿島線に乗車して確認してみました。
佐原~鹿島神宮間の香取~十二橋付近では、東関東自動車道を眺めることができます。
残念ながら佐原PAそのものを確認することはできませんでした。
しかし、高台にある佐原PAから景色が良い理由は、列車の車窓からも感じ取ることができました。
ちなみに後から気付いたのですが、佐原PAの近くには成田線も走っています。
交通好きとしては、まだまだ観察ポイントが残っています。
佐原PA(上り)を利用するときの注意点
- 展望台があるのは上り線のみです
- 下り線には展望台はありません
- トイレと自動販売機のみで、売店や食堂はありません
- 食事や買い物なら道の駅いたこや大栄PAがおすすめです
また、佐原PA(上り)へ入るには、潮来ICから東京方面へ向かう必要があります。
一般道から直接入ることはできませんのでご注意ください。
まとめ
東関東自動車道の佐原PA(上り)は、一見すると「高速に乗ってすぐの小さな休憩所」です。
しかし、実際に立ち寄ってみると、
- 水郷エリアを一望できる展望台がある
- 千葉眺望百選に選ばれた景色を楽しめる
- JR鹿島線を眺められる
- 交通好きにも楽しめるポイントがある
という、意外な魅力を持った場所でした。
大きなサービスエリアではありませんが、天気の良い日に東関東道を走る機会があれば、ぜひ少しだけ寄り道してみてください。
ではまた。


