東京ー大阪の高速道路で「名古屋ダンジョン」が怖い人へ。大丈夫、迷わないから。

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道路
この記事は約7分で読めます。

東京から大阪まで、高速道路を運転して向かう人の中で「なんとなく名古屋で迷いそう」と構えてしまっている人はいませんか?カーナビを使うとはいえ怖いですよね。この記事は、東京→大阪間を高速道路で移動する際に登場するJCTを解説し「結局まっすぐ行けばいい」ことを理解していただきたいとの思いで執筆しました。この記事内では、東京ー大阪間の移動時に突き当たる13の関門において「落ち着いてまっすぐ進んで」と繰り返しています。
キーワードは「しんとうめい・いせわんがん・しんめいしん」
安全運転で快適なドライブを。いってらっしゃいませ。

本記事では高速道路上での写真を掲載しておりますが、これらの写真は「グラン昼特急」に乗客として乗車した際に撮影したものです。景色がきれいな区間を通りますが、運転中の写真撮影は違反である以上に大変危険です。写真撮影は同乗者や車載カメラに任せて、運転に集中しましょう。

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東京ー大阪間の高速道路

東京と大阪の間を結ぶ道路と言えば東海道ですよね。

東海道は一般国道1号線として指定されています。

鉄道だったら東海道本線や東海道新幹線ですよね。

ここまで知っている人は多いでしょう。

さて…

では、高速道路だったら??

東名と名神?…だっけ?東名阪っていうのもあったっけ?名神?なんか違う気がする。

ちょっと自信なくなる人も出てきそうです。

以下に「グラン昼特急」という高速バスの記事を書いた時の経路図を再掲載します。

ほぼこれが最短経路となります。

※2023年3月現在(新東名高速道路の区間が順次伸びています)

あ~もうだめだ…分からない。

途中のジャンクション(JCT,分かれ道のこと)で間違えたら終了なんじゃないか。

…と、少なくとも私は思っていました。

名古屋付近はJCTの連続

特に悲惨なのは名古屋付近ではないでしょうか?

とりあえず東名高速道路を走って安泰だと思っていたら、突然名古屋ダンジョンにぶち込まれます。

一生懸命フリーハンドで作ってみましたが、途中で発狂ですよ、こんなの。

どこをどう通って行けばいいのか、さっぱり分かりませんよね。

でもね。よく考えてみてください。

東京ー大阪なんて物流の大動脈ですよ?

東阪を移動する自動車がスムーズに流れるように優先されて作られているに決まっているじゃないですか。

だから安心してください。

正解ルートは下記。

結論として、まっすぐ3車線の道路を進めばOKです。

東京から大阪方面へ、1つずつ見て行ってみましょう。

各JCTでの進行方向案内

第1関門「左右どちらのルートでもOK」

東名高速とつながる首都高速道路は「3号渋谷線」です。

そこまでは自力でたどり着きましょう。

東京料金所から東名高速をしばらく走ると「右ルートか左ルートか」と恐ろしい決断を求められます。

待ってくれよビビらせるなよ。

でもここは、もともと上下2車線だった区間を拡張する際に、かつての上り線を下り線に転用しただけのもの。一世一代の大決断を迫られているわけではないです。

足柄SA手前で再び合流することになりますので、ここはどちらに行ってもOKです。

左ルートを選ぶと鮎沢PAを利用することができるので、迷ったら左ルートに行きましょう。

左右のルートが再び合流し、しばらく走ると御殿場JCTにたどり着きます。

第2関門「御殿場JCT」

御殿場JCTでは、新東名高速道路に入りましょう。

左側が新東名、右側が東名です。道路に大きく書いてありますので、迷うことは無いでしょう。

御殿場JCTから新東名高速道路に入ったら、しばらくの間は120km/hに制限速度が上がります。

第3関門「新清水JCT」

新清水JCTでは中部横断道と接続しますが、何も考えずに直進しましょう。

東名高速に転線したい場合はここから清水JCT(東名)に抜けることができます。

第4関門「浜松いなさJCT」

富士山を右に、駿河湾を左に見ながらしばらく走ると、浜松いなさJCTに至ります。

ここでは三遠南信自動車道と接続しますが、何も考えずに直進しましょう。

ここでも東名高速への転線が可能で、三ケ日JCT(東名)に抜けることができます。

特にそのような希望がなければ、まっすぐ進んでください。

第5関門「豊田東JCT」

さぁ、いよいよ愛知県に突入してきました。

怖いですね、緊張しますね、いやですね…

ちょっと待ってぇ、大阪って書いてないんだけど…(泣)

…大丈夫です。落ち着いて直進して。

豊田東JCTでは東海環状自動車道と接続していますが、惑わされずに、何も考えずに直進しましょう。

仮に東海環状道に入ると、瀬戸を経由して中央道方面にショートカットできます。

心変わりがなければ、まっすぐ進んでください。

第6関門「豊田JCT」

ちょっと待って待って待って待って!もう何なのよ!!

豊田東ってさっき通ったじゃない!なんで再登場すんだよ!

…大丈夫です。声を荒げず直進してください。

とぐろを巻いているように見える豊田JCTは、東名と新東名との合流地点だと思ってください。東名高速とはご縁はありませんから、見向きをせずに直進です。

第7関門「名古屋南JCT」

もう、このころには「伊勢湾岸自動車道」という道路に入っています。

これから多くの橋の絶景があなたをお待ちしています。

名古屋の南側の海岸線をたどる高速道路で、新東名から新名神に向かう自動車を名古屋市内に流入させないことが目的の高速道路だと思ってください。

よって、どんなJCTが目の前に現れても直進です。道なりに進みましょう。

名古屋南JCTでは、名古屋第2環状道路と接続。そう、名古屋は環状が大好き。

ただただひたすら直進です。

第8関門「東海JCT」

おいおいおいおい!東海はとっくに過ぎたはずだぞ!

…大丈夫です。

その東海とこの東海は違います。隣の佐藤さんと向かいの佐藤さんが違うのと同じです。

東海JCT怒らずに直進してください。

第9関門「飛島JCT」

伊勢湾岸自動車道の美しい橋梁の数々に見とれてしまいます。

すると、飛島JCTに至ります。

ここでは、先ほど分かれたはずの名古屋第2環状道路と再会します。

関係ありませんから、直進です

第10関門「四日市JCT」

さぁ、誰のブログやYouTubeを見ても必ず登場する景色がこちら。

ナガシマスパーランドです。

ここを過ぎれば、ついに三重県に突入。社会の教科書で出てきた地名の四日市JCTに至ります。

四日市JCTでは東名阪自動車道と接続します。

東名”阪”と聞くと焦るかもしれませんが、ここも直進で大丈夫

目指すべきは東名阪ではなく、新名神です。

このころには難所の「名古屋ダンジョン」は抜けていて、京都・大阪の表示が見えてきます。

新名神に向かって突き進みましょう。

第11関門「新四日市JCT」

四日市を過ぎたら新四日市。

新四日市JCTで接続するのは東海環状道の末端区間。第10関門で見た「終点・大安」がそれです。

ここも直進で大丈夫です。

第12関門「亀山西JCT」

いよいよ終盤です。亀山西JCTではどう振る舞えばいいのか?

結局、直進です

「いいですか?先生はこれまで『直進』としか言ってないですからね?」

全然怖くなんてないですよ。

第13関門「草津JCT」

ここが最後の関門です。草津JCTでは、名神高速道路とぶつかり、新名神が消滅します。

なので、ここは少しだけ気を付けてください。

道なりに進めば京都・大阪ですが、交通量の多い名神高速と合流します。

あとは直進あるのみ。お疲れさまでした…

…と思ったら渋滞かよ。笑

まとめ

東京ー大阪間を高速道路で移動する際に「名古屋ダンジョン」が怖くて色々調べた結果、以下の知見を得ました。

  • 東京ー大阪間は高速道路でつながっている
  • 名古屋には多くのJCTが存在する
  • 新東名高速道路を走行すれば、すべてのJCTで直進
  • 怖がる必要はない

ドラぷら
>> こちら

道に迷う心配はなくなりましたね。

沿線には多くの魅力的なSA/PAがありますので、ゆっくり楽しみながらドライブしてください。

運転は苦手だけど東京ー大阪の高速道路の旅を楽しみたい方はこちら

ではまた。

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