【注意】越後湯沢駅の「きっぷうりば」は大変混雑します(みどりの窓口閉鎖)

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鉄道
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上越新幹線の越後湯沢駅からみどりの窓口が消えました。指定席券売機が設置されていますが、スキーシーズン中の週末夕方は大変混雑し、きっぷの購入まで相当時間がかかることがあります。えきねっとで買える「新幹線eチケット」を利用するか、あらかじめ出発駅で往復分を買われることをオススメします。

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越後湯沢駅について

かつては北陸の玄関口

越後湯沢は、JR上越線の途中駅です。上越新幹線の駅も設置されており、すべての「たにがわ」が停車するほか、大部分の「とき」も停車します。

かつては北陸方面への玄関口として機能した越後湯沢駅。同駅からほくほく線経由で直江津に抜け、北陸本線を西に進む特急「はくたか」が乗り入れていたころは新幹線→在来線の乗り換え需要として通年にぎわっていました。

しかし、北陸新幹線開業後は、北陸方面へのアクセス駅としての機能は完全に消滅。数年前の10月、平日夕方に立ち寄ったときは構内飲食店も閑散とする悲惨な状況で心配していましたが…

今はレジャーの玄関口

忘れていました。ここは国内屈指のスキーリゾートの拠点駅でもあります。

そのため、シーズンになれば大盛況。令和の時代も変わらず、スキーヤーでごった返します。

小説「雪国」の舞台にもなった越後湯沢温泉もあり、スキーをしない人もたくさん訪れているようです。

コロナ禍での混雑には賛否があるかもしれませんが、私は嬉しかったですね。難しい世の中ではありますが、やっぱり賑わっているっていいですね。

と思っていたのもつかの間。その陰でちょっとした”問題”も起きているようです。

越後湯沢駅のみどりの窓口は閉鎖

以下はみどりの窓口閉鎖後最初の週末の記録です。
混雑状況を鑑みて臨機応変な対応をしてくださると思われますので、指定席券売機の台数や待ち時間は今後変化する可能性があります。

さて、それが何かというと…

2022年2月末日をもって、みどりの窓口の営業が終了

越後湯沢駅にも「みどりの窓口閉鎖の波」は襲いかかりました。

え~っ!ちょっと衝撃。

いやいや、当然ですが私のような人間は旅の途中駅にみどりの窓口がなくても大丈夫です。でもね、越後湯沢駅を利用する客層を考えると厳しいんじゃないかなぁ…

というのはJR東日本さんもお分かりのようで、係員2人体制で案内してくれていました。

かつてのみどりの窓口の横に、指定席券売機が3台普通の券売機が2台設置されています(2022年3月現在の情報です)。

これらのうち、普通の券売機はほとんど利用者がいませんが、指定席券売機は大混雑します。

ついでに言うと、上越線沿線のスキー場から電車を使って越後湯沢駅に来た人が精算時に使う「黄色の精算機」も改札内にありますが、こちらも列車の到着に合わせて混雑します。

スタンバイ時間
普通の券売機:0分待ち
指定席券売機:15分待ち
黄色の精算機:5分待ち

新幹線の大型駅にある「えきねっと受け取り限定」の券売機はありません。すべて同じ型式の指定席券売機なので、その場で発券する長時間のお客さんも、QRコードをかざして一瞬で終わるお客さんも、同じ列に並ばないといけません。

予約済みの指定席特急券を受け取ろうとしている間に新幹線が行ってしまうこともありますので、他の駅以上に時間には余裕を持って動いた方がよさそうです。

券売機の使い分けについて

普通の券売機と指定席券売機の違いを理解して、賢く使い分けましょう。

分からなければ指定席券売機の列に並び、係の人が回ってきたら聞いてみましょう。もし普通の券売機で事足りる要件であれば列を外れて案内してくれますよ。

指定席券売機

指定席券売機は、オンライン作業に強く、基本的には普通の人が発券しそうなきっぷなら何でも出せます。みどりの窓口で発券されるきっぷで出てきます。

こんな人は指定席券売機を使いましょう。

  • 指定席特急券を購入する人
  • おトクなきっぷを購入する人
  • えきねっとの受け取りをする人
  • 旅行商品の受け取りをする人
  • クレジットカードを利用する人
  • 翌日以降のきっぷを発券する人

普通の券売機

普通の券売機は、オフライン作業に強く、近距離のきっぷや自由席特急券などの単純なきっぷを簡単な画面操作で出せます

  • 自由席特急券を購入する人
  • 乗車券を購入する人
  • 当日券の人
  • 現金で購入する人

うまく使い分けて混雑を回避しましょう。

「たにがわ」が人気!?

特に冬場にみられるのは「たにがわ号」だけにみられる謎の満席。

いやぁ、こちらにも賛否両論はありますが、コロナ禍とはいえ新幹線が満席なんて私は嬉しいですね。

ただ「とき」には空席が目立ちます。

実はこれ、「ツアー商品」と「ガーラ湯沢」が関係していると考えられています。

越後湯沢周辺への割安なスキー旅行商品は「たにがわ号指定席利用限定」なんて条件が付いていたりします。一方、発売座席数に制限が設けられることは無く、指定席が満席にならない限りはツアー商品の発売が続けられるようです(誤りはご容赦)。

また、スキー場併設の新幹線駅「ガーラ湯沢」始発の新幹線が「たにがわ」だけであることも関係しているでしょう。

そのため、「とき」はガラガラなのに「たにがわ」は満席なんてことが起こり得ます。

これはスキーが活況を迎える冬場によくみられる光景ですね。

なので、旅行商品ではなく普通にきっぷを買って移動するのであれば、最初から「とき」を選択するのが正解なのかもしれません。

まとめ

越後湯沢駅を利用し、以下の知見を得ました。

  • みどりの窓口は閉鎖されている
  • 指定席券売機が設置されている
  • 指定席券売機はシーズン夕方に大混雑
  • 予定が決まっているのであれば、出発駅で往復分を購入が吉

お気をつけていってらしゃいませ。

ではまた。

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