関西空港に子どもも楽しめるカードラウンジ「NODOKA」が開業【国内線OK】

スポンサーリンク
飛行機
この記事は約5分で読めます。

コロナ禍の関西空港は多くのお店が閉まり、閑散としています。その状況下でオープンした新しいラウンジ「NODOKA」は、従来の常識を覆す試みが見られます。インターネットカフェに近いシステムで、用途に応じてブースを選択可能。芝生エリアもあって、家族連れにもおすすめです。カードラウンジとしても機能。

スポンサーリンク

コロナ禍の関西空港

コロナ禍の関西空港は苦戦を強いられています。

空港アクセス列車も運休あり

2021年夏時点で、JR線の特急「はるか」と南海線の「ラピート」は多くが運休となっています。料金不要の通勤列車は時刻通り運行しているものの、特急「はるか」は22本のうち10本を運休。「ラピート」も朝夕のみの運行で、昼間の運行はありません。

>> JR西日本の運行状況はこちら

>> 南海ラピートの運行状況はこちら

空港内は閑散

それもそのはず。国際線が多数就航する関西国際空港は、コロナ禍における国際旅客需要激減で大打撃を受けています。国際線の出発ロビーは閑散とし、オープンしているカウンターもごくわずか。

国際線がメインで、あくまで乗り継ぎ路線としての国内線が多かった関西空港の需要が低迷するのは無理がありません。

数年前に訪れた時は多くの利用客で溢れていたショッピング街も、今は大部分がシャッターを下げています。関西空港で食事を取ろうと思って計画を立てない方が無難です。選択肢が限られます。

おもちゃ屋さんだけオープン

搭乗客もまばら

国内線の搭乗ゲート付近も人はまばら。伊丹空港は活況を呈していますが、関西空港はかなりの苦戦を強いられています。

医学的には良いことなのかもしれませんが、空港内も航空機内も3密とは無縁の世界が広がっています。

実際にある週末に搭乗した東阪線で、羽田→伊丹では満席の乗客を乗せていましたが、関空→羽田は搭乗率20%程度の極めて厳しい状況でした。

ラウンジ「NODOKA」オープン

そんな関西空港ですが、コロナ後を見据えて、ひっそりと新しい施設がオープンしました。それが、エアロプラザ内にできた新しいラウンジ「NODOKA」です。

NODOKAの場所

場所が少しわかりにくいです。

エアロプラザという建物の中にあります。第2ターミナルへの連絡バスが発着する建物です。

多くの航空会社が就航する第1ターミナルとは別の建物で、関西空港駅を挟んで反対側です。

NODOKAの利用方法

このラウンジは、どちらかというと「ネットカフェ」に近いシステムであると考えて使ったほうがいいです。好きな席を選び、時間制で料金を支払うというものです。

なお、空港のフリーエリアにあるため誰でも利用可能ですが、カードラウンジとしても機能しており、対象のカードを有する当日の航空機搭乗客(いわゆる滑走路利用者)であれば2時間無料になります。

当日の利用が確認できるものとカードを提示し、資格を確認したら席を選んで2時間スタートです。オープンシートでもブースでもOKです。

ちなみに、多くのラウンジで見られる2時間制限はあくまで目安だったりしますが、ここはシステムで厳密に管理されています。

NODOKAの様子

中の様子を少しだけ。

一番の特徴はここ。芝生エリアがあるんです。この芝生エリアはラウンジ利用者であれば誰でも利用可能なフリースペース扱い。靴を脱いで好きなように過ごせます。

けっこう広めのスペースを確保しています。

何時間でもいれてしまうわけですが、残念ながら飛行機の時間が…

ブースをお願いしても2時間無料なのですが、私が利用したのはフリースペース「カフェエリア」でした。基本的にネットカフェに行ってもオープンシート使っている人間なんで、こっちの方が落ち着くんですよね。

完全自由席。好きな席に座って勝手に過ごしてください、というシステムです。カウンターに座ればコンセントもありますよ。

シャワールームもありますが、こちらは基本料金に含みません。別途申し込みをして追加料金を支払うことになります。

ドリンクは一般的なラウンジとほぼ同じ。機械からセルフで取ります。別料金でアルコールや食事を頼むことも出来ます。

チェックアウト時はバインダーを渡してバーコードを読んでもらいます。2時間以内であればお咎めなしで退店することが出来ます。

とにかくここは「エアロプラザ」であり、航空機が発着するターミナルではありませんので、時間の管理はしっかり行って利用しましょう。

こどもは別料金

注意したいのは子どもがいらっしゃる場合の取り扱いです。

厳密には所持しているゴールドカードの種類によって変わるとは思いますが、多くの場合で子ども料金は必要になります。

  • 3歳未満:無料
  • 3歳~12歳未満:大人の半額
  • 12歳以上:大人と同額

特に中学生以上の場合は、カードは持てないのに大人と同額という点がネックになるかもしれません。

カードでの2時間無料はオープンシートでもブースでも変わりはありませんが、両者で通常料金は異なります。家族での利用の場合「料金が高いうえに静寂を保たなければならない」ブースをわざわざ選択する理由はないでしょうから、より安価なオープンシートを選択し、上記で紹介したキャンプ施設で楽しむのが賢いでしょう。

まとめ

コロナ禍の関西空港を利用し、以下の知見を得ました。今回は私一人での利用でしたが、今度は家族を連れて利用したいと思います。

  • 関西空港は閑散とし、ショッピングエリアはシャッター街
  • 活況の伊丹空港とは別世界
  • 新ラウンジ「NODOKA」がオープン
  • NODOKAはカードラウンジとしても機能し、航空機利用で2時間無料
  • 芝生エリアは子どもに大人気?

新ラウンジ「NODOKA」の詳細は
>> こちら

新ラウンジ「NODOKA」を利用したおのださん(旅行系Youtuber)の動画
>> こちら

ではまた。

タイトルとURLをコピーしました