コロナ禍の関西空港に誕生したラウンジ「NODOKA」。
一般的な空港ラウンジとは少し違い、時間制のカフェやインターネットカフェに近い仕組みを採用した珍しい施設です。
好きな席を選べる自由度の高さに加え、芝生エリアまで用意されており、家族連れにも向いています。対象クレジットカードによるカードラウンジ利用、そしてプライオリティパス利用にも対応しています。
コロナ禍の関西空港に誕生した新しいラウンジ
コロナ禍の関西空港は、国際線利用者の減少により大きな影響を受けていました。
JR線の特急「はるか」や南海線の「ラピート」も運休が目立ち、以前は多くの人で賑わっていた関西空港の商業エリアも、当時は寂しい雰囲気でした。
そんな状況の中、将来の需要回復を見据えてオープンしたのが、エアロプラザ内にあるNODOKAです。
ラウンジ「NODOKA」の場所
NODOKAは関西空港第1ターミナルではなく、エアロプラザ内にあります。
エアロプラザは、第2ターミナルへの連絡バスが発着する建物です。関西空港駅を挟んで、第1ターミナルとは反対側に位置しています。
保安検査前エリアにあるため、出発前だけでなく、利用条件を満たせば到着後にも利用できる点が特徴です。
NODOKAの利用方法
対象クレジットカードで利用する場合
対象のクレジットカードを保有している当日の航空機利用者は、カードラウンジとして2時間無料で利用できます。
利用時には、対象カードと当日の搭乗券(またはeチケット控えなど、航空機利用が確認できるもの)を提示します。
一般的な空港ラウンジでは出発前利用が中心ですが、NODOKAは到着時でも条件を満たせば利用可能です。
プライオリティパスで利用する場合
プライオリティパス利用の場合は、当日の出発便を利用する搭乗客が対象です。
利用時にはプライオリティパス会員証と当日の搭乗券を提示します。
最大3時間利用でき、さらに以下のサービスから2つを選択できます。
- 食事1品
- 缶ビール2本
- シャワー利用
また、サービスを選択せず、利用料金から3400円分の割引を受けることもできます。
利用料金を支払って利用する場合
対象のクレジットカードやプライオリティ・パスを保有していない場合や、そもそも航空機を利用しない場合であっても、ラウンジ利用をすることができます。
利用時には、定められた利用料金を支払うことになりますが、ここでは詳細は割愛します。
実際に利用して感じたNODOKAの特徴
NODOKAを実際に利用して感じた一番の特徴は、一般的な空港ラウンジというより「空港内にある時間制カフェ」に近いことです。
多くの空港ラウンジは、決められた座席でドリンクを飲みながら出発を待つ場所というイメージがあります。
しかしNODOKAは、利用時間を決めたうえで、自分の好きな場所を選んで過ごすスタイルです。
芝生エリアがある珍しいラウンジ
NODOKAの大きな特徴が、この芝生エリアです。
靴を脱いで利用できるフリースペースで、ラウンジ利用者であれば自由に使うことができます。
空港でこのような場所は珍しく、特に子ども連れの場合は待ち時間を過ごしやすいと感じました。
芝生エリアは想像以上に広く、空港の待合スペースとは違った過ごし方ができます。
ブースよりオープンシートが快適でした
NODOKAではブース席も利用できます。
ただ、私が利用したのはフリースペースである「カフェエリア」でした。
もともとインターネットカフェでもオープンシートを利用することが多いため、個人的にはこちらの方が落ち着きました。
カウンター席にはコンセントもあり、スマートフォンの充電やちょっとした作業にも向いています。
シャワー利用も可能
NODOKAにはシャワールームもあります。
ただし通常利用では追加料金が必要です。プライオリティパスの場合は、無料オプションの1つとして選択できます。
シャワー利用時にはフェイスタオルなどのアメニティも用意されており、早朝便利用や旅行中のリフレッシュにも便利です。
利用時間はシステムで管理
NODOKAは時間制施設のため、利用時間は一般的なラウンジよりも厳密に管理されています。
受付時に利用時間が設定され、退店時にはバーコードを読み取って確認します。
「少しだけ時間を超えても大丈夫」という一般的なラウンジとは違い、時間を意識して利用した方が良い施設です。
また、NODOKAはエアロプラザにあり、第1ターミナルの保安検査場から離れています。
利用する場合は、飛行機の出発時刻だけでなく、移動時間も考えて余裕を持って利用しましょう。
子ども連れで利用する場合の注意点
NODOKAは芝生エリアがあり、子ども連れでも過ごしやすいラウンジです。
ただし、子どもの利用料金や無料条件は、利用方法によって異なるため注意が必要です。
対象クレジットカードのラウンジ特典を利用する場合は、カード発行会社ごとの条件が適用されます。
また、プライオリティパスの場合も、会員本人以外の同伴者や子どもの扱いは、会員資格や発行会社の条件によって異なります。
なお、一般的なゴールドカードであれば、同伴者の料金は別途必要になる(NODOKAの場合は通常の利用料金を支払う)のが主流です。
家族で利用する場合は、事前に自分が保有しているカードの条件を確認しておくと安心です。
NODOKAは「空港ラウンジ」と「ネットカフェ」の中間のような施設
関西空港のNODOKAを利用して感じたのは、一般的なカードラウンジとはかなり性格が違う施設だということです。
ドリンクを飲みながら短時間休憩するだけではなく、ブースで作業をしたり、芝生エリアでくつろいだり、シャワーを浴びたりと、利用者ごとに過ごし方を選べます。
特に、空港で子どもが待ち時間を持て余してしまう場面では、この自由度の高さは大きなメリットになります。
一方で、エアロプラザという場所柄、第1ターミナル利用者は移動時間を考える必要があります。
時間管理がしっかりした施設なので、飛行機の搭乗時刻から逆算して利用することが大切です。
まとめ
関西空港の「NODOKA」を利用して分かったポイントをまとめます。
- NODOKAは時間制のカフェに近い珍しい空港ラウンジ
- 対象クレジットカードでは当日の航空機利用者が2時間無料で利用可能
- カードラウンジ利用では到着時利用も可能
- プライオリティパスでは当日の出発便利用者が対象
- プライオリティパス利用では最大3時間+2つの無料オプションを選択可能
- 芝生エリアがあり、子ども連れにも向いている
- エアロプラザにあるため、搭乗前は移動時間に注意
関西空港で少し長めの待ち時間がある場合、一般的なラウンジとは違った過ごし方ができるNODOKAは、有力な選択肢になると思います。
新ラウンジ「NODOKA」の詳細は
>> 関西空港公式サイト
ではまた。


