名古屋観光で使える地下鉄のオトクなきっぷをタイプ別に選びます。

スポンサーリンク
鉄道
この記事は約7分で読めます。

名古屋への旅行を計画中で、市内を公共交通機関で移動しようとしている人へ。もし日程が1泊2日なら「地下鉄全線24時間券」をオススメします。ただし、バスには乗れません。逆に、日帰りの場合で、かつ土休日等であればバスまで乗り放題となる1日乗車券「ドニチエコきっぷ」もあります。名古屋市内路線が便利なので、栄や矢場町周辺を地上で移動したいならバスにも乗れる1日乗車券をオススメしますが、たいていの場所は地下鉄で行けますから、バスには乗らない&翌日も必ず使うのであれば、地下鉄全線24時間券がいいでしょう。地下鉄全線24時間券は760円、地下鉄とバスに乗れる1日乗車券は870円(平日)または620円(土休日等「ドニチエコきっぷ」)です。バスのみに乗れる1日乗車券(全日620円)は観光利用には避けましょう。

この時点でオススメなきっぷと結論付けられるケース
1泊2日で2日目に必ず地下鉄に乗る…地下鉄全線24時間券
日帰りで、かつ土休日等に該当する…ドニチエコきっぷ
※その他は個別に判断すること

スポンサーリンク

名古屋への1泊2日旅行

ライトな旅行なら1泊2日がちょうどいい

もし、名古屋に旅行に行くのであれば、まぁ1泊2日でしょう。

何日も滞在してゆっくりするリゾート地ではないし、何泊もしないと楽しみきれないテーマパークがあるわけでもありません。

あまり言うと怒られますが。

1日目は午後から、2日目は午前まで

1泊するついでに観光したいと思っているのであれば、必然的に午後に到着して次の日の午前まで滞在となるはずです。

長くても最大24時間。

そんな感じの滞在になるのではないでしょうか?

今回は、最大24時間滞在するという人にオススメの「地下鉄全線24時間券」をはじめとした、名古屋の地下鉄やバスで使えるオトクなきっぷをご紹介します。

名古屋市交通局のオトクなきっぷ

この項目は公式サイトにも乗っている内容です。

ご注意ください
地下鉄全線のみを対象とした1日乗車券はございません。1日乗車券には必ずバス全線も勝手についてきます。逆に、地下鉄全線のみを対象とした24時間券ならありますが、バスには乗れません。

バス・地下鉄全線1日乗車券

平日用

もっともオーソドックスなのはバス・地下鉄全線1日乗車券です。

バスにも地下鉄にも乗れる最強の1日乗車券です。

その分、次以降で示す各乗車券と比べて割高です。

おとな:870円
こども:430円

土休日用「ドニチエコきっぷ」

前述のバス・地下鉄全線1日乗車券は、土休日や毎月8日などに割引され、ドニチエコきっぷとして発売されています。

週末の旅行であればオトクに活用できそうですね。

効力は平日用と変わりません。

おとな:620円
こども:310円

地下鉄全線24時間券

地下鉄全線が2日間にわたって利用できるフリー乗車券もあります。

それが、地下鉄全線24時間券です。

購入後、最初に改札を通過した時点から24時間使えるのでかなりオトク。

23時間59分以内に入場すれば、その乗車の終了まで有効です。

なお、バスには乗車できません。

おとな:760円
こども:380円

バス全線1日乗車券

逆に、地下鉄は要らないという人であれば、バス全線1日乗車券があります。

名古屋市バスが乗り放題で、その中には観光ルートバス「メーグル」や都心ループバス「C-758」も含まれます。※それぞれの路線は後述

いちいち地下に潜りたくないという人はこちらもアリでしょうが、路線図をちゃんと読める人でないと使いこなすのは厳しいでしょう。

おとな:620円
こども:310円

メーグル1DAYチケット

もっと限定的に、観光客が乗りそうなバス路線しか乗りません!というのであれば、メーグル1DAYチケットもあり。

この乗車券では、観光ルートバス「メーグル」と都心ループバス「C-758」のみ利用できます。

利用できる路線が少ないように見えて、実は私もこの2路線しかバスには乗ったことがありません。

言い換えればこの1枚でも十分事足りるということです。

なお、メーグルは観光スポットをめぐるバスですから、多くの施設で休館日となる月曜日は運休するなど、注意点もあります。

おとな:500円
こども:250円

1泊2日の旅行なら「地下鉄全線24時間券」でOK

当記事ではこちらをおすすめしています。

名古屋観光は地下鉄で巡れる

それで何がいいのか?という話ですが、8割の人にオススメできるといってもいいのが、

地下鉄全線24時間券

でしょう。

もう、これが結論でもいいです。

使用開始した時間から24時間有効なので、多くのケースに当てはまる、1日目午後着→2日目午前発の名古屋旅行期間中、日を跨いでまるまる乗り放題となります。

また、名古屋城をはじめとした観光施設には、だいたい地下鉄で行けてしまいますから、観光の足としてもしっかり機能します。

ご注意ください
行きたい観光地がすでに決まっている場合は、私の言うことを鵜吞みにせず、アクセス情報を必ず確認してください。おそらく「地下鉄●●線〇〇駅から徒歩〇分」と書いてあると思いますが、該当しない場合はバスを使うことになります。

名古屋駅⇔ホテル間の往復にも活用

多くの人は名古屋駅に到着し、そこからホテルに向かうことになるでしょう。名古屋駅前に宿泊するのは一部の人であり、たいていは、地下鉄で数駅離れていることが多いでしょう。

お気づきだとは思いますが、地下鉄全線24時間券を使えば、名古屋駅からホテルまでの往復にも活用することができます。むしろ、この往復分だけで半分くらい元がとれてしまうのです。

例えば「栄」周辺のホテルに宿泊する場合、絶対にかかる名古屋⇔栄間の往復運賃420円を差し引くと、実質340円で乗り回せるということになります。

言い換えれば、名古屋駅周辺の高いホテルを選ばずに、郊外の割安なホテルを選びやすいとも言えるでしょう。

朝早くから夜遅くまで運行

観光目的で使いやすいバス路線とは異なり、地下鉄は朝早くから夜遅くまで運行しています。

予定に合わせて早朝から深夜まで使えるのはありがたいですね。

特に、夜遊び歩く人たちにとってはなおさらです。

2日目に「絶対乗らない」と言い切れる場合

もし、2日目に地下鉄には絶対に乗らないというのであれば、1日目が土休日等であればドニチエコきっぷが安くなります。仮にバスに乗らなくても安いです。

1日目が平日の場合で、バスには乗らないというのであれば、2日目の利用権利を捨ててでも地下鉄全線24時間券が安くなります。バスに乗る場合は次項を参照してください。

バス利用必須なら「バス・地下鉄全線1日乗車券」「ドニチエコきっぷ」

観光スポットを巡るバスにも乗れるので、移動がよりフレキシブルになります。観光する日を1日に集中するのであれば、こちらもアリです。

こちらの乗車券類は24時間券ではありません。その日限り有効となります。

観光ルートバス「メーグル」活用を

もし、名古屋で同日の滞在時間が半日以上確保できるのであれば、メーグルを活用した巡り方もアリです。

メーグルは、名古屋駅を起点に、ノリタケの森・名古屋城・徳川園など、定番のスポットをぐるりと巡ってくれます。

よく分からないけどどこか行きたい、という人であれば、この一本でOKです。

よく分からない状態の人でも、完全に「観光用途向けのバス」という安心感を持って利用することができます。

出典:名古屋市交通局(こちら)

都心ループバス「C-758」も便利

メーグルと同等以上に使いやすいのが「C-758」という路線です。

都心ループバスと呼ばれています。もちろん758はナゴヤからきているのでしょう。

このバスも名古屋駅を起点としますが、目指すは伏見・栄・矢場町などの繁華街です。

名古屋の街でショッピングなどを楽しむのであれば、C-758の一本でしょう。

出典:名古屋市交通局(こちら)

地下鉄には乗れた方がいい!

前述のように、バスだけでも巡れるのが名古屋であり、バス全線一日乗車券(620円)やメーグル1DAYチケット(500円)もありますが…

様々な意見があるのは承知の上で言いますと「私はオススメしません」。

バスは本数が限られ、待ち時間が長くなったり、バスの時間に合わせての移動を強いられます。

混雑することもあり、状況によっては利用できないこともあります。

移動における機敏性を確保するのであれば地下鉄は必要不可欠。

よって、バスを取り入れた旅行を計画している場合であっても、その日が土休日等であれば120円をプラスして「ドニチエコきっぷ」を購入し、地下鉄も利用できる状態にしておいたほうがいい。

平日の「バス・地下鉄全線1日乗車券」は870円と割高であり、その日のうちに地下鉄に(差額相当の)370円分も乗るのか?という視点で慎重に判断した方が良いでしょう。ここは判断が分かれると思います。

まとめ

名古屋観光にオススメなきっぷを選ぶヒントを書いてきました。

  • 1泊2日で2日目に必ず地下鉄に乗る…地下鉄全線24時間券
  • 日帰りで、かつ土休日等に該当する…ドニチエコきっぷ
  • その他…個別に判断

ご参考ください。

名古屋市交通局
>> こちら

ではまた。

タイトルとURLをコピーしました