サブスクで「STATION BOOTH」使ってみた。15分プラン(月5回275円)がオトク。注意点も解説。

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現地滞在
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JRE PASSPORTでは、駅の個室「STATION BOOTH」を月5回まで利用できるサブスクを展開しています。ラインナップは15分コースで275円、30分コースで550円、60分コースで1100円。同じレートに見えますが、15分以下の端数が切り上げられるため、最もオトクなのは15分コースです。一方、使い勝手には注意点があり、特に「申込み直後は使えない」点は注意喚起もなく、ハマる人がいるようです。解約忘れも気をつけましょう。

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STATION BOOTHとは

STATION BOOTHとは、主にJR東日本の駅構内で展開されているコワーキングスペースのこと。

このような箱を見たことはないでしょうか?

これがSTATION BOOTHです。

STATION BOOTHの使い勝手や率直な感想は下記の記事でご紹介していますので、今回はサブスクに着目したいと思います。

STATION BOOTH使うならサブスクがオトク

大前提ですが、STATION BOOTHを使うならサブスクが絶対にオトクです。

絶対です。言い切れます。一目瞭然です。

通常利用
価格:275円/15分

サブスク「15分プラン」
価格:275円
時間:1回あたり15分
回数:月5回まで

1回あたりの金額で5回も使えるわけです。

STATION BOOTHのサブスク利用方法

申し込みをしたあとの「ざっくりとした使用感」を説明します。

まずは「空き」を確認

STATION BOOTHでの操作です。

STATION BOOTHは原則として予約制です。しかし、サブスクを利用する場合は予約ができませんから、空いていることを現地で確認しなければなりません。

空き状況の確認は簡単で、ブース上のランプが緑色に「空」と点灯していれば空いています。

その時点で、少なくとも15分は使えます。

JRE PASSPORTを立ち上げる

ご自身のスマホでの操作です

空いていることを確認したら、JRE PASSPORTの会員ページを開きます。

初回はログインをする必要がありますが、Cookieが有効であればログイン状態が維持されるようです。

ここで、該当するプランを選びます。私の例では15分プランとなります。

ブースの「会員」から進む

STATION BOOTHでの操作です。

ブースには小さいタッチパネルが付いています。

ここには「会員」と「非会員」が選択肢としてあげられています。STATION BOOTHの会員でなくとも「会員」を選びます。

その後、「QRコードで利用」をタップします。

残り回数があることを確認

ご自身のスマホでの操作です

サブスクには月5回までの利用回数制限があります。

プランをクリックすると、残り回数が表示されているはずですので、まだ使えることを確認します。

その後「特典を利用する」をタップすると、QRコードが表示されます。

これをブースの端末にかざします。

すると、利用終了時間を選ぶ画面になりますので、該当の時間をタップします。

これで解錠され、ブースの中に入ることができるようになります。

あとは快適にお過ごしください。

途中外出及び終了方法

利用を終了するときは、中から鍵を開けて外に出るだけでOKです。

終了の手続きは特になく、このまま立ち去れば、利用終了時刻に「空き」に戻ります。

また、途中外出をして再度戻る場合も、中から鍵を開けて外に出れば大丈夫です。利用終了時刻までは利用券が維持されます。ただし、再び入室するときにQRコードが必要になりますから、必ずスマホは持ち出すようにしてください。

一般的には「15分プラン」がオトクな理由

さて、ではどのプランがいいかを考えていきましょう。

まずは3つのプランがあることをおさらいします。そして、時間が長くなればなるほど安くなるわけではないことにも着目しましょう。

15分プラン
価格:275円
時間:1回あたり15分
回数:月5回まで

30分プラン
価格:550円
時間:1回あたり30分
回数:月5回まで

60分プラン
価格:1100円
時間:1回あたり60分
回数:月5回まで

もちろん、外出先から長時間の会議に出ることが多いとか、特殊な事情があれば話は別です。長時間のプランに入ってください。

一方、一般的な人に向けて結論を言うと「15分プラン」がオトクだと思います。

5分未満の端数は切り上げられる

最大の特徴はこれ。

5分未満の端数は切り上げられる

です。

例えば、19:50に15分プランを開始すると20:05までの利用となりますが、

19:51に15分プランを開始すると20:10まで利用することができるようになります。

有料の15分に対して19分も使えるので26%もオトクなのです。

60分プランでも切り上げられますが、有料の60分が64分になるだけですので効果が希薄化し、わずか7%オトクなだけとなります。

日常的には「60分の空き時間はなかなかない」

そもそも駅に長時間留まる機会がほとんどないから、長時間プランに入ってしまうと、使うタイミングに困ることがあります。結局、月5回も使わずに終わる…という状況に直面しそうです。

現にJR東日本の株主優待でもらった60分無料券は、いつも期限ぎりぎりに無理矢理使うことが多いです。

電車の待ち時間なら15分がちょうどいい

あくまで私の感想ですが「15分も待てば所望の電車が来る」というケースが多いでしょう。

あとはご自身がよく使う路線の時刻表と相談になりますが、次の電車まで30分待つケースというのは殆どないのではないでしょうか?

もちろん、地方では列車間隔が開くことがありますが、ある程度は発車時刻に合わせて行動していて、駅で待つ時間は短くなるケースがほとんどでしょう。

もっと電車が来ない、というような駅であれば、そもそもブースがなさそうです。

15分もあれば十分というのが私の感想です。反論は受け付けません。笑

サブスク申込み方法

必要なもの

STATION BOOTHのサブスクは、favyと連携した「JRE PASSPORT」内で申し込むことができます。

Suicaを持っていることが条件のようで、私が申し込んだときに必要だったのは、

JRE PASSPORT申込時の必要情報
・スマホ
・クレジットカード情報
・Suica番号

でした。

これさえあれば、誰でも申し込むことができるようです。

JRE PASSPORTにアクセス

第一歩となるのはJRE PASSPORTへのアクセスです。

システム自体はfavyというサイトのものを使っているのですが、会員券を探しにくいので、JRE PASSPORTでOKです。

希望のコースを選択して申し込み

ここで、STATION BOOTHの希望のコースを選んで申し込みます。

申込みはクレジットカード情報を入力することで決済されます。

前述のように、3つのコースがあるので選び間違えないように気をつけましょう。

サブスクの注意点

このサブスクには注意点があります。

予約はできない

「絶対にこの時間に使いたい!」というケースの場合、サブスクは危険です。

サブスクでは予約ができない!

サブスクの場合は予約が出来ず、使いたい時間帯に空いていることが条件になります。

会議等の都合で絶対に使わなければならないことが多いのであれば、サブスクではなくSTATION BOOTHの会員として予約をした方が良いでしょう。

すぐには使えない

おそらくほとんどの人がハマるであろう罠がこちらです。なぜかはわかりませんが、

申し込み直後は使えない!
30分くらい経過すると使えるようになる

というものです。

第一回目を使うときに「ブースが空いていること」を確認してから申し込むことが多いでしょう。

しかし、ブースの目の前でサブスクを申し込んでも、すぐには使えません

下記の画面で、

「会員券を利用できるようになりました!」というわりには、

タップをしても会員券が表示されず、それ以上進まない。

しかし、30分くらいすると表示されるようになります。

お気をつけください。

問い合わせのレスポンスが悪い

前述の現象に関しては無視できない問題だと感じており、先方に問い合わせを入れていますが、一向に返ってきません。

きっとクレーマーだと思われたのでしょう。別にそれは構いませんが…

しかし、トラブルが起きているにも関わらず、ここまで派手に無視されることは他社さんではありませんから、特に印象に残り続けています。

厳しい言い方をしますが、「困ったときもそういう対応をする」運営会社だと認識しています。

当然ですが、お客様都合による返金はできないことになっています。ここまでは当然ですよね。

しかし、システム側の問題であってもシラをきられる覚悟をした上で申し込む、これがfavyに対する正解と考えています。

解約を忘れたら月額課金

一方で、これは完全にお客様側の不注意事案となりますが…

サブスクって解約を忘れるんですよね。解約健忘ビジネスとも言えるかもしれません。

自動更新されるシステムなので、更新日の前日までに確実に解約をするよう、忘れないようにしましょう。

なお、解約をしたとしても、更新日まではサブスクは有効です。

絶対に解約するけど残りの回数は使いきりたい!という人は、今すぐ解約手続きをしても残りの回数は使えます。

まとめ

サブスクで「STATION BOOTH」を使ってみました。

  • JRE PASSPORTでは「STATION BOOTH」を月5回まで利用できるサブスクを展開している
  • 15分コースで275円、30分コースで550円、60分コースで1100円で、同じレート
  • 15分以下の端数が切り上げられるため、最もオトクなのは15分コース
  • 予約はできない
  • 「サブスク申込み直後は使えない」点は注意喚起もなく、ハマる人がいる
  • 解約忘れも気をつけましょう

JRE PASSPORTでは、他にもサブスクを展開しています。ベックスコーヒーショップのサブスクは人気のようで、店舗で使っている人も見かけます。

ではまた。

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