【悪天候時の航空券】無限変更可能も。無理に出発せず柔軟に計画を見直そう。(JAL/ANA)

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飛行機

JALやANAにおいて、航空機の運航に影響が予測される便(条件付き運航など)については、航空券の券種にかかわらず1回に限り便変更することができます。しかし、悪天候などで軒並み条件付き運航となった場合は、何度でも変更できるケースがあります。具体的には変更先も条件付き運航の場合は再度変更可能です。台風や大雪などで運航が危ぶまれる場合に、希望変更先も条件付きになっている場合は判断の敷居が低くなっています。躊躇なく大胆に計画を見直しましょう。

この記事では、日本の大手航空会社【JAL/ANA】について
・予約済みの便に「!」マークがついているんだけど…
・条件付き運航ってなに?
・欠航になっていなくても変更できるの?
・1回限りと書いてあるけど本当?
・何回でも変更できるケースは?
こんな疑問に答えるとともに、
・実は条件付き運航になると美味しいケースもあるよ
という大きな声では言えない活用法もお伝えします。

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JALやANAの航空券について

普通運賃は高額です

この記事の読者であればすでにご存じだと思いますが、JALやANAの航空券のルールについて軽くおさらいします。

JALやANAで発売される通常の航空券は、基本的なルールでは何度でも変更可能です。

しかし、これは大人普通運賃の航空券を利用する場合です。

鉄道業界では普通運賃の利用は至って普通な行為ですが、航空業界ではかなりイレギュラー。

一部の出張利用者を除き、多くの旅行者にとっては一切変更できない割引航空券を利用する機会のほうが多いと思います。

割安な航空券は変更できません

割安な航空券の場合は、コストと引き換えに変更に厳しい制限がかかっています。

変更できない航空券の一例:
JAL=ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引各運賃、特便割引など
ANA=スーパーバリュー各運賃、バリュープレミアムなど

これらの航空券を発券1)すると、もう変更はできません。その便限り有効の航空券となります。

1) 発券とは航空券予約後に支払い完了することをいいます。鉄道に慣れている人には勘違いされがちですが、空港で紙の搭乗券を出す行為は、航空業界では発券とは言いません。あれは単にオンラインで保管されている搭乗券を印刷しているだけです。

飛行機の場合、一度発券すると簡単には逃がしてくれません。逃げようものなら多額の取り消し手数料をお支払いし、かつその時点での割高な運賃で予約を取り直すことになります。

とにかく、変更には厳しいルールがあることを思い出していただけたでしょうか。

異常発生時の取り扱い

この項目ではJALの例を示しますが、ANAでも同様の取り扱いです。なお、両社では「条件付き運航」とする基準は異なり、ANAが早々に欠航を決める中で、JALは直前まで引っ張ることもあります。当然その逆もあります。

欠航の場合は変更可能になります

変更ルールの厳しい割引航空券ですが、対象便が欠航した場合は、その航空券の種類を問わず1回限り変更することができます

出典:JAL(個人情報を修正しております)

格安な割引航空券であったとしても、変更の際に差額の収受が発生することはありません

その時点で発売されている航空運賃との差額や、発売当時の割引運賃同士の差額などを気にする必要は全くありません。

変更先の便に空席2)がある限り、自由に便を選んで変更することができます。

2) もっとも柔軟性の高い大人普通運賃を見ると、その便の空席状況が分かります。

運航に支障が予測される場合も変更可能に

この取り扱いは、実際に欠航が決まる前であっても、

  • 欠航になる可能性がある
  • 出発空港に引き返す可能性がある
  • 大幅な遅延が発生する可能性がある

このような「運航に支障が予測される」状況になれば、実際の運航有無にかかわらず航空券を変更できるようになります。

出典:JAL

具体的には、運行情報の検索結果で便名に「!」がついているときが対象。

出典:JAL

この状態を「条件付き運航」ということが多いです。

条件付き運航とは、大幅な遅延や直前の欠航、出発空港への引き返しや、別空港への着陸などが発生する可能性があるので覚悟して乗ってね、という航空会社からのメッセージです。

無限に変更できるケース

規則では1回限り変更可能で、変更後は再び当該運賃のルール(=先得やスーパーバリューの場合は変更できない)が適用されることになっていますが…

変更先も運航に影響が予測される便になっている場合は、「1回限りの変更」ではなく、変更後も再度変更できます

これは、変更先の便に対しても「運行に支障が予測される便」としての特別ルールが適用されるためです。

希望の変更先を確認して「!」がついていれば、あまり深く考えずに変更してしまってOKです。

台風や大雪などと搭乗日が重なった場合、その日は軒並み「運行に支障が予測される便」になっていると思われますので、柔軟かつ大胆に計画を変更しましょう。

条件付きになっておいしいケース

旅行の先延ばしができます

条件付き運航になった場合、その便に搭乗しないのであれば、その日から30日以内の別の便に変更することができます。

旅行が取りやめになったらすぐに返金したくなる気持ちはわかりますが、とりあえず払い戻しせずにキープしておくことをお勧めします。

もし、30日以内に利用する機会があれば、人気のある割引率の小さい便であっても、空席さえあれば追加料金なしで搭乗できることになります。

このような汎用性の高い割引航空券を手に入れたことになりますので、少しでも乗る可能性があるのであれば、払い戻しは引っ張ると吉ですよ。

最安値の航空券でゴールデンタイムを狙う

筆者自身も、土曜日夕方羽田発の沖縄那覇行きの航空券(8,000円台)を持っていた時に、沖縄に台風が迫り欠航となったことがあります。

この時は払い戻しをせずに、次週の土曜日午前中の便に変更しました。

通常であれば2倍以上の価格差があるケースですが、この状態になってから変更するのであれば追加料金なし。

沖縄行きの最も人気のある時間帯に8,000円で乗れた、まさにおいしいケースと言えるでしょう。

…ということで、飛行機が飛ぶか分からない状況に陥って落ち込んでいる人も、計画に柔軟性が加わったと考えて、どうか前向きにお過ごしください。

まとめ

悪天候に見舞われて航空券の変更を行い、以下の知見を得ました。

  • 運行に支障が予測されると航空券種にかかわらず1回限りの変更ができる
  • 運行に支障が予測される便へ変更すると、さらにもう1回変更ができる
  • 上記の変更は何度でも繰り返しできる
  • 上記の変更で割引率の低い便に登場する場合でも差額を支払う必要はない

悪天候に見舞われた場合は、利用者に不利益が無いよう、柔軟な対応が取られます。

他に振り替えられる日程がありそうであれば、無理に旅行に出ることはせず、追加料金なしで計画を練り直すのもいいでしょう。

ではまた。

2021年の年末に北陸地方を襲った大雪の影響で、当初搭乗を予定していた羽田1615発の小松行きは、2日前には条件付きとなりました。安いという理由で夕方の便を取った我々は、これはラッキーと、高額だった羽田0930の便に変更。しかし、当日になって羽田0930の便が欠航となり、その頃には羽田1615の便は満席に。仕方なく一番遅い便に変更となりました。無限変更可能であることが仇となるケースもあるので気を付けなければならないなと思った北陸旅行でした。なお、直前に羽田1300の便に変更できたので、明るいうちに小松入りできました。よかった。

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