2021年8月20日、新たに緊急事態宣言が発令された地域も多く、旅行を中止する判断をする方も多くおられると思います。乗車券や特急券は無手数料で払い戻しできます。青春18きっぷも払い戻し可能ですが、使用開始前に限ります。1つでもハンコが入ってしまった青春18きっぷは使わなければ紙くずです。生活圏内で活路を見出してください。
乗車券類の払い戻し
緊急事態宣言が発令されたことにより、各種乗車券類は乗車駅や下車駅、申し出の駅の所在地にかかわらず、未使用であれば無手数料で払い戻しすることが出来ます。
回数券類は乗車券と比較して条件は厳しいものの、有効期限を過ぎても払い戻しの取り扱いをしてくれます。※手数料はかかります。
緊急事態宣言下での不要不急の旅行は避けるべきであり、この点はJR側もなるべく負担が少なくなるように配慮してくれています。
青春18きっぷの払い戻しは?
絶妙なのが青春18きっぷの取り扱いです。
1回も使用していない場合
1回も使用していない場合は、窓口に申し出れば全額返金となります。
購入金額の12,050円が全額、手数料なしで払い戻しできますので、大切にお持ちください。
1回でも使用している場合
1回でも使用してしまった場合は、一切払い戻しを受けることが出来ません。
手数料の有無…以前の問題で、払い戻しができません。
よって、緊急事態宣言で旅行を取りやめる場合は、紙くずとなります。
安心安全な遠出は難しい
緊急事態宣言下で各位がどのように過ごすか…
結局、今の日本では自由なわけですが、少なくとも積極的に旅行に行くことはできませんね。
ましてや今は2021年の夏。新種のウイルスが大流行しているにもかかわらず、一部では旅行需要が旺盛です。ほとんど感染が広がっていないのに誰もがビビっていた2020年のGWとはまるで状況が違うのです。
身を守るには都会に出ないが健全。
しかし…余っちゃった青春18きっぷ1回分。これ、どうしましょうね。
紙くずではない
各位の生活圏内で使う
緊急事態宣言の有無に関わらず、まだ青春18きっぷは有効です。捨てるのはもったいないので、生活圏内で使うのがいいでしょう。
悩んでいた時に、「スーパーに買い物に行けば?」と一言。
確かに。
私が住んでいる茨城県だと…
あっ、JR常磐線東海駅前にイオンがありますね。生活必需品を買いに行かなければなりませんので、この日は車を出すのを無しにしましょう。
佐和ー東海:190円
東海ー佐和:190円
合計:380円
…こんな感じで、これは極端な例ですが、かなり雑な使い方になったとしても、紙くずになるくらいなら。。
例えそれが短い区間であっても、使わないよりは使った方がマシ。元が取れないとしても、必要な外出に活用して捨ててしまうのがいいかもしれませんね。
どこにも行けないので。
金券ショップに売る
金券ショップに売るというのも一つの手です。少しだけ使いたいという人もいますので、ある程度の需要はあるでしょう。
ただし、売るのであれば決断をお早めに。
活路を見出して下さい
7月20日から使い始めた青春18きっぷ。当時の感染状況は今ほどではなく、この夏は使い切れると思っていましたが…今では紙くず同然になってしまいました。
普通列車を乗り継いで遠くまで旅行するのが普通の使い方ですが、今では状況が違います。
例え自宅の近場であっても、このきっぷで普通列車が乗り放題になることに変わりはありません。
スーパーに買い物に行くだけ、というのも極端な例ですが…
捨てるくらいなら、赤字覚悟で活路を見出してあげてください。