茨城県内イオンモールのご紹介と路線バスまとめ(水戸内原・つくば・下妻・土浦)

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バス
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暑すぎる夏の到来です。イオンモールに避難しましょう。イオンモールは郊外に建設されていることが多く、公共交通機関でのアクセスには難がありますが、強すぎる集客力に地元のバス会社も黙ってはいられません。近隣の鉄道駅から路線網が張り巡らされています。茨城県民が県内4か所(水戸内原・つくば・下妻・土浦)のイオンモールを公共交通機関を使って巡りましたので、車を使わない到達方法を解説します。ICカード情報もあるよ。

最寄り駅情報
凡例:太字が最寄り駅、青字は徒歩連絡可能、その他はバス路線ありを示します。
( )はアクセスに難があります。

水戸内原:内原、赤塚、水戸
つくば:荒川沖、つくば、ひたち野うしく
下妻:下妻、つくば、土浦
土浦:土浦、(つくば)

時刻表のデータを載せると最新情報を保つことができずに誤った情報で惑わせてしまうことから、公式サイトの時刻表へのリンクを貼っている箇所があります。リンク切れの際はご容赦ください。

以下で「つくばセンター」という名称が出てくることがありますが、これはつくばエクスプレス「つくば駅」と同じと考えてください。駅の真上に位置するバスセンターの名称です。なお、多くの場合、バスの前面には「つくばセンター」行きと表記されます。「つくば駅」行きのバスは一生来ませんので、乗り損ねないようにご注意ください。

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イオンモール水戸内原

施設概要

イオンモール水戸内原は、茨城県水戸市内にある施設です。古くから茨城県にいる人は「うちジャス」って言ったりしますが、それはイオンモール水戸内原のことですので、こちらで置き換えて静かに聞いてあげてください。余談ですが、私の周りでは単に「内原」と言うとイオンモールのことを指します。

イオンモール水戸内原は2005年に開業して以来、部分的な増床も経て、今では茨城県内最大のイオンモールになっています。

イオンモールにはほぼ必ず「イオン」が入居していますが、水戸内原には「イオンスタイル」が入っていて、これは茨城県内のイオンモールとしては唯一です(イオンスタイルとしては水戸下市にもあります)。

JR常磐線・内原駅から徒歩10分というのも好アクセスで、自動車を利用する場合にも水戸ICが5分程度の場所にあるため、福島県いわき市に「イオンモールいわき小名浜」がオープンするまでは、県北からの利用者も多く、福島県のナンバープレートを掲げた車まで見かけたものです。

アクセス

内原駅から

JR常磐線・内原駅から徒歩10分ですが、それも惜しいというのであれば茨城交通のバスが運行しています。100円で乗車でき、巨大なイオンモールの駐車場の中まで乗り入れて、モール中央付近に一気に行くことができますので、時間の都合がよく、大雨や酷暑の際は利用するのも賢いです。

なお、SuicaやPASMOは使えません。いばッピが使え、運賃が10%引きとなるコストメリットがあります。つまり、内原駅からイオンモールまで90円…ということです。

>> 時刻表はこちら

赤塚駅・水戸駅から

JR常磐線・赤塚駅や水戸駅(北口)から74系統・イオンモール水戸内原行きの路線バスが運行されています。まさに駅にいるのであれば常磐線の利用が安くて速いのですが、駅から離れたところにいるのであれば、路線バスで一気にアクセスするのが効率的です。こちらも茨城交通のバスで運行されておりますので、SuicaやPASMOは使えず、いばッピが使えます。

>> 赤塚駅の時刻表はこちら

>> 水戸駅の時刻表はこちら

イオンモールつくば

施設概要

イオンモールつくばは、茨城県つくば市にある施設です。2013年開業の、県内で最も新しいイオンモールで、館内はピカピカ。個人的には県内で最も好きなイオンモールです。

ただでさえショッピングモールだらけのつくば市内ですが、当イオンモールの出店で競争がさらに激化。2022年7月には周辺施設の一つであるララガーデンつくばが撤退を決定しています。

圏央道のつくば牛久ICにほぼ直結する位置にあります。つくば牛久ICから圏央道に乗れば、本線に流入することなくつくばJCTに至り、ここから常磐道の各方面に向かうことができます。お金を気にせず高速道路を乗り降りする層にとっては「パーキングエリア替わり」にモールを楽しむことができる立地です。

イオンモールつくばの特徴は駐車場の一角に「外部棟」という屋外の専門店があること。イオンモールの近くに戸建ての商業施設が勝手にオープンするコバンザメ商法はよくあることですが、敷地内に焼肉屋さんやカフェのほか、ペットショップや自動車用品店が軒を連ねているのは珍しいケースではないでしょうか。

アクセス

荒川沖駅から

JR常磐線・荒川沖駅発着の路線が新たに運行開始となり、便利になりました。片道220円で約12分。関鉄バスの運行で、SuicaやPASMOが使えます。

関鉄バスには土休日限定で710円乗り放題のIC限定の一日乗車券があります。同路線も対象になります。単純往復では元が取れませんが、他の地域にも足を延ばすのであれば積極的に利用しましょう。

>> 時刻表はこちら

つくばセンターから

つくばセンターひたち野うしく駅を結ぶ路線バスが、朝晩を除きイオンモールつくばに乗り入れます。

つくばセンターから360円で約20分、ひたち野うしく駅からは270円で約15分です。

同路線は関鉄バスとJRバス関東との共同運行便になっていますが、どちらの会社でもSuicaやPASMOは利用できます。なお、前述のIC一日乗車券を利用中であれば、JRバス関東では利用できませんので、関鉄バスの運行便を狙って移動しましょう。

>> つくばセンターの時刻表はこちら

>> ひたち野うしくの時刻表はこちら

イオンモール下妻

施設概要

イオンモール下妻は、茨城県下妻市にある施設です。県内では最も歴史の長いイオンモールになります。

イオンモール下妻の強みは国道125号線と国道294号線の交差点に面しているという利便性。これにより、常総市からも古河市からもつくば市北部からも筑西市からも数十分で来れてしまう守備範囲の広さが特徴です。

ジャスコ下妻店を受け継ぐ形で1997年開業。どこか古めかしさが残るモールというのも貴重です。

車で移動している場合には、少し北側に道の駅「しもつま」がありますので、併せて楽しむといいでしょう。

アクセス

下妻駅から

関東鉄道常総線・下妻駅からコミュニティバス「シモンちゃんバス」が運行されています。

コミュニティバスではありますが、運行しているのは関鉄パープルバスなので、SuicaやPASMOが使えます。乗車は200円/回なのですが、高校生以下と65歳以上は100円という太っ腹なシステム。ちなみに12枚つづりの100円回数券が1000円で発売されているので、3人以上の大人で往復利用するなら買っちゃったほうがいいでしょう。

>> シモンちゃんバスはこちら

つくばセンターから

つくばエクスプレス・つくば駅からもアクセスできますが、7-8本/日(土休日は4本/日)まで減ります。しかも45分くらいかかります。素直に「イオンモールつくば」に行くことをオススメしますが、用事がある場合にはご参考ください。関鉄パープルバスが運行する路線バスで、運賃が760円もします。土休日であればIC一日乗車券(710円)を必ず購入するようにしましょう。

>> 関鉄パープルバスはこちら

土浦駅から

JR常磐線・土浦駅からもアクセスできますが、こちらは1時間近くかかります。素直に「イオンモール土浦」に行くことをオススメしますが、用事がある場合には…いや、それでもバスの利用はどうかと思います。運賃が1000円を超えてきます。土休日であれば確実にIC一日乗車券(710円)を使うべきです。

>> 時刻表はこちら
下妻駅行きを参照してください

イオンモール土浦

施設概要

イオンモール土浦は、茨城県土浦市にある施設です。2009年にイオンショッピングセンターとして開業したのが始まりです。敷地内にガソリンスタンドが入店しています。

イオンモール土浦は国道6号バイパス沿いに位置する立地を活かして集客しています。近隣にはイオンモールつくばをはじめとした複数の大型商業施設が出店しており、激戦区と化しています。

この施設の弱点は「花火大会」の存在。間近で見れることを売りにする商業施設が多い中で、イオンモール土浦は近すぎて休業を余儀なくされています。実にもったいない..ですが仕方がありません。

アクセス

土浦駅から

ほぼオンリーワンですが、JR常磐線・土浦駅からのアクセスがおすすめです。

土浦駅からJRバス関東が直通バスを運行しております。大部分は直通バスですが、一部は経由便となります。220円で約10-13分。SuicaやPASMOを利用でき、この場合は210円です。

>> 時刻表はこちら(平日)

>> 時刻表はこちら(土休日)

つくばセンターから

公式には書かれていませんが、つくばセンターから行くことも可能。この場合は難ありで、野田団地経由土浦駅行きの関鉄バスを利用し、下高津小学校下で下車して徒歩5分となります。

本数が極端に少ない路線だったのですが、県主導で本数を増やす取り組みが行われ、以前よりは使いやすく改善されました。本数の多い大通りを外れ、狭い道を行くバス路線となります。ちょっとだけ車酔いに注意です。

なお、間違えて普通の土浦駅行きに乗っちゃった人は、慌てて降りたりせず、とりあえず乗り続けてください。途中の「粕毛」というバス停で降りれば、イオンモール土浦まで歩いていくことができますよ。

>> 時刻表はこちら
野田団地経由便を参照してください

平日1本だけ「つくばセンター19:45発のイオンモール土浦行き(JRバス関東)」もあります。着くころには20時をまわり、しかも帰りのバスがないという仕打ちを受けます。専門店街も閉まろうかという夜遅くに、つくばセンターから土浦方面に帰る人で、途中のイオンモール土浦で食事をしたり、食料品を買って帰りたい…しかもバスで(笑)っていう数年に1度くらいのレアなお客様にとっては使いやすい路線だと思います。ちなみにSuicaやPASMOの利用で350円だそうです。

まとめ

茨城県内のイオンモールを公共交通機関で巡り、以下の知見を得ました。

  • 水戸内原:内原駅から歩いていこう
  • つくば:荒川沖駅かつくば駅から関鉄バス・JRバス関東で行こう
  • 下妻:下妻駅からコミュニティバスで行こう
  • 土浦:土浦駅から直通バスで行こう

関鉄バスIC一日乗車券
>> こちら

ではまた。

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