TAOYA川治に宿泊してみた!

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現地滞在
この記事は約9分で読めます。

TAOYA川治の宿泊記です。「こんな素敵な宿だった!」というお話は含まれません。東武線鬼怒川温泉駅から送迎バス利用、こども同伴、他のTAOYAにも何軒か泊まった経験がある身として気づいたことを記していきたいと思います。

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「TAOYA」について

そもそもTAOYAとは、大江戸温泉物語グループが展開する温泉宿のブランドの一つです。

大江戸温泉物語グループは、その宿のグレードに合わせて、スタンダード・プレミアム・TAOYAの、3つのブランドを設定しています。

そのうち、TAOYAは最も高いグレードの宿となります。

TAOYAはオールインクルーシブをウリにする、大江戸温泉物語が自信を持ってお届けする温泉宿ということになります。

TAOYAの提灯

TAOYA川治は元「星野リゾート界・川治」

その中でTAOYA川治は不思議な経歴を持ちます。

実はここ、「星野リゾート」が所有する「界・川治」だった施設を大江戸温泉物語が買い取ったのです。

実際に館内に入ると、星野リゾートの痕跡を感じることがあります。

例えば、敷地内にある下のような小屋。TAOYAでは活用しきれていませんが、きっと星野リゾート時代には「アクティビティ」として活用されていたことでしょう。

小屋

また、客室内の造りも星野リゾート時代を偲ばせます。一段上がったベッドスペースや掘りごたつ、特徴的な形をしたソファなどは、星野リゾート時代にもあったアイテムのようです。

こたつ

これは私が勝手に感じたことですが、お食事処の名前として選んだ言葉に「施設に対するせめてもの思い」が込められている気がしてなりませんでした。

星月夜

そして、極めつけは大浴場泉質の検査を出したのは「星野リゾート」だと検査結果にバッチリ書かれています。

しかし、館内サービスは刷新されており、れっきとした大江戸温泉物語のTAOYAとして生まれ変わっています。

そんなTAOYA川治に泊まってみましたので、以下レポートしていきます。

鬼怒川温泉駅⇔TAOYA川治の送迎

まずはアクセスから。

公共交通機関を利用する場合、鬼怒川温泉駅へ行くことになります。

鬼怒川温泉駅は東武線の駅となります。浅草や北千住からスペーシアリバティを使ってくるのが一般的ですが混みあいます。席の確保に困ったら、新宿から特急きぬがわで向かうのが穴場的でオススメです。

鬼怒川温泉駅

鬼怒川温泉駅から送迎バス(予約制)があります。

TAOYAの送迎バスにはTAOYAのロゴが記されていることが多いのですが、TAOYA川治の場合は違います。同じく大江戸温泉物語グループの鬼怒川観光ホテルの送迎バスを流用しているため、以下のような赤いバスで来ます。なお、この点は順次変わる可能性があるのではないかと思っています。

送迎バス外観

最も利用者が多いのが鬼怒川温泉14:40発の便かと思います。ちょうど鬼怒川温泉駅14:32着のスペーシアXがありますので、列車に遅れがなければちょうどいいです。ただし、送迎バスの利用者はそれよりも早く到着している人が圧倒的に多かったため、列車が遅れたときには次便を案内される可能性が高いと思われます。個人的にはもっと早い便で到着しておくことをオススメしたいです。

鬼怒川温泉駅

送迎バスは転車台の近くから発車します(※必ず最新情報を確認してください)。

なお、帰りはTAOYA10:40発の送迎バスがあり、これを使うと11:00に鬼怒川温泉駅に到着します。渋滞するような道ではないので、11:10発の特急リバティきぬには余裕を持って乗車できるでしょう。ただし、万が一の到着遅れに備える意味で、11:59発の特急リバティ会津を予約し、駅前の足湯で時間を過ごすのが無難だと私は思います。

鬼怒川温泉駅

チェックイン

大江戸温泉物語グループ共通の課題として「チェックインに時間がかかる」ことが挙げられます。

これはTAOYAでも同じです。

特に送迎バスの到着直後は混みあい、最後尾だと15分以上かかることもありそうです。

ラウンジでの手続きではなく、カウンターに並んで手続きします。

ロビー

チェックインの時に決めなければならないこととして、食事の時間があります。

夕食と朝食は2部制(※客数により変わる可能性あり)です。

夕食は早い時間が人気で、私が15:10にチェックインをした際にはすでに18:00の部が案内終了となり、問答無用で19:30の部となりました。

朝食は遅い時間が人気のようです。

なお、チェックインには相当の時間がかかるので、食事の希望時間さえ同意がとれていれば、代表者だけが並んで他のメンバーはラウンジでくつろいでいても問題ないようです。

ロビー

館内サービス

泊まるタイミングによっては変わっているかも。目くじら立てて読まないでね。

TAOYA共通サービス

いくつか泊まって分かったTAOYAの共通サービスとして以下が挙げられます。

TAOYAの共通サービス
前提「大江戸温泉物語の夕食/朝食はすべてバイキング
・ラウンジでのアルコールを含む飲食が無料

ロビーラウンジのアルコール

・夕食時のアルコールを含む飲食が無料

夕食時アルコール
TAOYA以外のブランドでは夕食時アルコール別料金

・朝食時のシードルを含む飲食が無料

海鮮丼
海鮮丼は「中とろ」を含むのがTAOYAの特徴
シードル

・湯上り処でドリンク/アイスキャンディサービス

湯上り処

・タオル使い放題
・夜食(21:00-23:00の軽食)が無料
・ペットボトルの水あり
・無重力マッサージチェア無料(通常300円/15分)
※その他のサービスは施設により異なります

これに加えて、TAOYA川治では以下のようなサービスが追加になっていました。

スイーツ無料

14:00-17:00の時間限定で、ラウンジでスイーツが無料でした。

なかでも、目の前で炙って仕上げてくれるクリームブリュレが人気。

クリームブリュレ

他にも、ドーナツやおはぎなど、腹持ちのよさそうなスイーツが並びます。

スイーツとホットコーヒー

で…おなかが満たされることを見越して、食事が遅い回になってしまった人には、

「17時までスイーツコーナーがございますので、ぜひご利用くださいませ」

って案内して理解を求める作戦のようです。うまいです。

足湯無料(庭園あり)

TAOYAは館内完結の旅館が多い中で、TAOYA川治は庭園を持っています

その一角に足湯があって、深夜早朝を除きいつでも入ることができます。

もちろん、タオルは足湯のところに置いてあって使い放題です。

足湯

なお、足湯はややぬるめで入りやすい。真冬は厚着してきた方がいいですね。

バーラウンジ無料

ロビーのラウンジとは別にバーラウンジが備えられていて、バーテンダーが常駐し、好みのお酒を作ってくれます。

なお、バーラウンジはアルコールのみ。子どもの立ち入りは制限されていませんが、飲めるドリンクは一切ありませんので、遠回しに出て行けという空気を感じます。いや、最初から入るなという話だと思います。

一方、大人になった皆様はいろんな種類のお酒を楽しんでいらっしゃいました。酒好きにはたまりませんね。

私はジントニックをいただきました。美味。今日はこれで終わる。。

バーラウンジ

夕食時の特徴

夕食気になりますよね。ということで書いておきますが、これも季節で変わると思うので、重箱の隅をつつくような読み方はしないでね。

TAOYA川治に特徴的だと感じたのは、各テーブルに置かれているこれです。

各テーブルに置かれたコンロ

このコンロに固形燃料を置いて、鍋で仕上げる

これがおいしいんです。1回目はだしを入れ忘れて空焚きしましたけど(笑)

あと、きなこを自分で挽く体験もできるのがTAOYA川治の特徴ですね。この粉をわらび餅にかけていただくのですが、なかなか挽けないのはご愛敬。前の人が挽いてくれたきなこを勝手にもらっていただくわらび餅もおいしいです。いや、ほんとおいしいですから全宿泊者に食べてほしい。

わらびもち

あとは、箱盛り小鉢。好きな小鉢を木箱に入れていく形式です。これも他のところでは見たことないメニューで楽しかったです。

知っておいた方がいいこと5選

スイーツは食べすぎると「夜食べられない」

宿についてロビーラウンジに立ち入るとスイーツが並んでいる。

誰もが嬉しくなりますよね!?

でも、これを食べすぎると、せっかくの夕食が入らなくなってしまいます。

気をつけて。

DSC_6530

ハーゲンダッツが出るのは夕食だけ

TAOYA共通だと思いますが、夕食時のデザートにハーゲンダッツが出ます。

しかし、朝食時には普通のアイスにグレードダウンします。

ハーゲンダッツを食べられるのは夕食時のみなので、夕食時に必ず食べましょう。おなかが張り裂けそうでも食べましょう。

なお、ソフトクリームは朝食時でも食べられますから、夕食時は見向きをしないことをオススメします。笑

夕食の遅い回は多少早く行ってもOKだが終わりは厳密

もし、早く夕食を食べたいのに後の回になってしまったら。

数分程度であれば早く行っても入れてもらえることがあるようです。あくまで空席があればの話。

時間制を置いているのは「長時間食べさせないため」ではなく「混雑を避けるため」のようですので、空きがあれば着席できるようです。

なお、終わりの時間はきっちり決められていて、従業員さん同士の会話で「21時になったら飲み物も全部ストップだから!」と言われているのが聞こえちゃいました…

…ハーゲンダッツを我慢して21時前にそそくさと退散。

タオルは使い放題

TAOYA共通サービスとして、タオルは使い放題です。

大浴場のところに置いてありますから、部屋から持っていく必要はありません。

使い放題だからこそ節度を保つ必要はありますが、しかしTAOYAには既に節度が保たれている客層が集まっていますので、浮かないようにしましょうと自分たちに言い聞かせています。

マッサージ機は「基本的に空いていない」

大人気の無重力マッサージ機ですが、3台しかなく、残念ながら空くことがほとんどないようです。

しかし、翌日の朝食後の時間帯は全台が空いていました。

マッサージで締める、という過ごし方でも良ければ、翌朝が空いているのでおすすめです。

まとめ

最後に、こちらのブログ記事のまとめをCopilotに書かせました。

TAOYA川治の主なサービスには、以下のような特長があります:

  • ラウンジでのアルコールを含む無料の飲食提供
  • 夕食時のアルコールが無料
  • 海鮮丼に中とろを含む豪華な朝食
  • 湯上り処でのドリンクやアイスキャンディサービス
  • 無重力マッサージチェアの無料使用
  • 庭園にある足湯の無料利用

さらに、TAOYA川治では、以下のような追加サービスも提供されています:

  • 14:00-17:00の間に無料で提供されるスイーツ
  • バーラウンジでのアルコール無料提供

宿泊者にとって便利な情報として、夕食時の着眼点、スイーツの食べ過ぎに注意すべき点なども紹介しました。

総じて、TAOYA川治は星野リゾートの歴史と大江戸温泉物語のサービスを融合させた、豪華で充実した温泉宿泊施設であることが伝えられています。

以上です。

楽しい旅へいってらっしゃいませ。

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